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2015年9月

2015年9月20日 (日)

学び台湾研修中継5

9/19日5日目の堀切先生のレポートです。(English version

<ホストファミリーとのお別れ>
午前中は各々ホストファミリーと過ごしました。
お昼に各学校に集まってお別れをしました。思っていたより日程がタイトでバタバタした中,別れを惜しみました。ホストファミリーのお母さんお父さんとはここでお別れです。本当にお世話になりました。「台湾のお母さんお父さんと思いなさいね。」と言ってくれた家族もいました。謝謝。

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<一路エコファームへ>
エコファームへ一緒に来ていただいた方は総勢16人。生徒のほか,屏東高校からは地理の先生がお2人と日本語ができる先生1人の3名の先生方,そして屏東大学からは学生さん3人と佐藤先生もお子様を連れて参加してくださいました。そのおかげで,バスの車内で屏東県の地理や歴史についての特別講義が始まりました!これぞ「学び台湾」ネーミングの通りですよ!

<体験学習>
2時間弱かかって恒春エコファームへ到着。まずは,料理体験。何かの粉末をこし袋に入れて水に中で濾しました。何ができるのだろうか。

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次にファームの植物についてガイドさんから英語で説明がありました。お互いに話しながらのんびりとした雰囲気の中,ゆっくりと園をまわりました。

<ワークショップ>
最後に部屋に集まり,お互いの意見交換をしました。ペアとグループで,自分のこれからの進路,自分の将来の夢,20年後自分はどこで生活していると思うか,この3点についてお互いの考えを共有しました。このワークショップを通して,改めてなぜ人口に関する諸問題についての課題研究を高校からしないといけないのか考えてもらいました。学生はもちろん,男子校,女子高の生徒も向上心のある意見を持っていて,お互いに刺激になりました。このワークショップのモデレーターを私がしたので写真が無くて申し訳ありません。

<バーベキュー>
みんなで食材を焼きながら楽しく交流しました。焼き方は同じですが,食材が日本と違います。例えば,そばの代わりにパンが! 

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私は,屏東高校の先生たちと学校の違いについて話をしました。共通点もいくつか見つけられましたが,一番驚いたのは,先生たちの異動が無いことでした。
歌ったり踊ったり明るく親交を深めていましたが,お別れの時間が。別れを惜しみつつ門までみんなで見送りです。みんな努めて明るく振舞っていました。

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<ホタル>
希望者11人と一緒に近くの沢にホタルを見に行きました。他の滞在客と一緒にガイドさんが案内してくれました。このおばあちゃんガイドさんは日本語が話せました。ということはお年は,と余計なことを考えてしまいました。

ちっとしたトラブルはありますが,対応できています。とにかく全員が元気なのが何よりです。天気にも恵まれ,この調子で残りの時間を有意義に使います。明日はバスで北に向かいます。午前中はずっと移動になります。午後から台南市内の視察と八田與一氏の烏山頭ダムに行きます。

今日の一言:そう言えば、作った料理の材料はいつ食べるのだろうか。(Tomoya)


今日は家のパソコンが不調で,学校に来て書いているため,いつもよりアップする時間が遅くなってしまいました。(保護者の皆さん,すいません。)
送られてきた写真25枚をスライドショーにしました。(音楽TAM Music Factory「いつの日か」)  150919_taiwan.mp4をダウンロード

3年生は模擬試験

シルバーウィーク中ですが,3年生はいよいよ受験に向けて動き出し,昨日からマーク模試を実施中です。この時期の模試はもちろん判定も大切ですが,判定に一喜一憂せず,しっかりと復習して,1回出た問題はきちんと解けるようになっておくこと,その積み重ねが大切ですね。

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県高校新人陸上最終日速報

昨日行われた県高校新人陸上最終日の結果です。
 男子200m  1位  折田歩夢(2年) 21秒92
 女子200m  1位  鮫島媛乃(2年) 25秒98
 男子1600mリレー  3位  3分25秒88
 学校対抗 女子  3位

2015年9月19日 (土)

学び台湾研修中継4

9/18日4日目の堀切先生のレポートです。(English version)

終わってしまえば,あっという間の1日でした。
<集合>
屏東高級女子中学の目の前にある中山公園に生徒は集合しました。みんな明るい顔で集まってきて,心配はしていなかったが生徒の顔を見てやはり安心しました。ステイ先での話で盛り上がって朝からハイテンションな生徒たちです。
歩いて30分くらいの道のりを徒歩で最初の訪問高校である屏東高級中学へ。
途中朝市も通りました。

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<屏東高級中学交流会>
話には聞いていましたが,台湾の学校は熱烈歓迎です。正門にたくさんの生徒が集まって私たちの到着を待ってくれていました。後で聞いたら全生徒が集まってくれていたそうです。校長先生自ら出迎えていただいて,恐縮の限り。もうスター気分です。圧倒されました。男子校なのでエネルギッシュなこと!

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歓迎のセレモニーの中で2グループがプレゼンの機会をもらいました。昨日よりもいいプレゼンができました。素直に嬉しかったです。生徒たちの現地の生徒へ伝えたいという気持ちが感じられました。
セレモニーの後に,革細工の体験を現地の生徒さんたちと体験させてもらいました。活動を通して現地の生徒と筆談も交えながら交流していました。台湾で生徒に体験して欲しかったことの一つです。
同じ会場で昼食もいただいてあっという間に学校を去る時間になりました。

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<屏東高級女子中学交流会>
女子高は,男子校とはまた違う形でエネルギッシュ。交流会場ではストリングスの演奏会やチアのパフォーマンスで迎えていただき,女子高の文化の高さを感じました。
ここで残り2つのグループが発表する機会をを頂きました。昨日よりも良い発表ができました。聞いている人たちのことを考えながらプレゼンを進めることは高一の生徒たちにとってはハードルの高いことだったと思いますが,昨日の反省を活かしてよくやり遂げてくれました。
女子高では体験授業をさせてもらいました。生徒たちは喜んで参加していましたが,私は現在甲南高校が授業で取り入れ始めたアクティブラーニングを台湾の高校がすでに導入していることに刺激を受けました。英語の授業はもちろんオールイングリッシュでした。どの授業でも熱烈歓迎です。特にうちの男子生徒にとっては,今までで初めてのモテキだったことでしょう(笑)。

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<解散>
最後の日本語選択クラスでの体験後,ホストファミリーと女子高のキャンパス内で集合して,めいめい自分の家に帰って行きました。今日が最後のステイです。それぞれどんな形で過ごしたのか明日聞くのが楽しみです。

屏東高級中学に女子生徒がいたのは,美術専攻学科の生徒さんたちでした。同じく高級女子中学にも音楽専攻の男子生徒がいました。なるほどと思ったとこでした。
男子校には,4人の留学生が在籍していて,彼らも一緒に女子高に行きました。
現地の多くの先生方の協力のおかげで私たちの学校訪問とプレゼン発表が成功しました。本当に感謝の念に堪えません。校長先生をはじめ現地の先生方に対しては,私たちの訪問のために多忙な中準備をしていただいて本当にありがたい気持ちでいっぱいです。生徒たちも感じていると思います。
明日は昼前にホームステイ先から集合して,さらに南の恒春エコファームでの活動です。現地の生徒たちとの意見交換の時間ももうけているので楽しみです。

<今日の一言>
仕事上がりのタピオカミルクティーは最高だ。(by Ooki and Hikari)
わたし?今夜は夜市でした。


昨日の屏東大学に続いて,生徒たちは緊張したと思いますが,メインの2日間を何とかこなしてくれました。学び台湾1期生,よくやった!そして最後までがんばれ!

だんだん送られてくる写真の枚数が増えてきました。今日は26枚の写真をスライドショーにしてあります。(音楽はTAM Music Factory「あこがれ色」)

 150918_taiwan.mp4をダウンロード

2015年9月18日 (金)

玄関正面の駐車場が無くなります。

本校に車で来られる皆さんにお知らせです。4期工事に伴い,明日9月19日(土)から,校門を入った玄関付近は工事区域として遮断されるため駐車が全くできなくなります。そこで次の点をお願いします。

①今まで以上に駐車スペースがありません。車での来校はできるだけ避けてください。(校内駐車に関するトラブルが生じても学校は責任を負いません。)

②業者の方も含めて,車で来られる場合は,原則として,南門から入り,体育館前付近の空きスペースに駐車してください。その際,事務室に必ずその旨お知らせください

※緊急の場合や短時間の場合,校門から二甲記念館までのイチョウ並木は車の通行可能ですが,通路が狭く車の離合ができないため,許可車以外の通行はしないでください。

第52回南日本硬筆展

第52回南日本硬筆展の結果です。
鹿児島市教育委員会賞 西春菜(2年)県書道会賞 德永麻鈴(1年)
団体として学校賞をいただきました。先日表彰式が行われたものです。写真は鹿児島市教育委員会賞を受賞した西さんです。

すでに記事を掲載したつもりでしたが,未掲載でした。昨日の全校朝礼の表彰式のメンバーにも入っており,前後してしまいました。

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県高校新人陸上速報

昨日から県高校新人陸上競技大会が開かれています。
昨日,国体にも出場する折田歩夢君(2年)が,400mに出場し49秒03のタイムで1位でした。(今朝の南日本新聞に折田君の写真付き記事が出ています。)

学び台湾研修中継3

9/17日3日目分の堀切先生のレポートです。(English version)

<ホテルで発表準備>
朝7時朝食。台湾形式でサンドイッチと紅茶の簡単な食事を食べました。
昨日遅くまで準備をしていたので、中には眠そうにしている生徒もいました。
9時から一室借りて本番のリハーサルを90分程度。11時にホテルを出発。

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<昼食>
今日は中華料理です。とても美味しい。本当に美味しい。みんなしっかり食べた感じでしたが、ただ、量も多く本番前もあってか料理を残してしまいました。
お店で偶然明日訪問する女子高の先生方に会いました。校長先生もいらしていて、私も含めてビックリどぎまぎしてしまいました。

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<屏東大学>
温かく迎えていただきました。50人ほどの生徒の前でプレゼンです。英語のプレゼンを準備していましたが、できれば日本語も入れてくれとのリクエストももらったため、急遽日本語も取り入れたプレゼンを行いました。生徒は初めての経験ばかりで緊張していましたが、どうにかやり遂げました。終わった後、生徒たちは、「もっとできたのに」「うまくできなかった」と反省。ただ、明日は、絶対やりたい(まだ全員が明日発表できるか確定していないため)と言うことを言っていて頼もしい限りでした。
その後、学生さんのプレゼンや応用日本語学科の佐藤先生の講義等があり,充実した時間を過ごすことができました。

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<池上文庫>
屏東大学(へいとうだいがくと現地の方はよんでいます)の学生さん15人と一緒に30分かけて池上文庫へ。ここは台湾の医療に貢献された池上博士の功績を記念して15年前に地区の有志の方が作られた施設です。温かく迎えていただいで、ゆかりのある方々と交流しました。なんと、池上文庫の劉先生からリクエストをいただき,みなさんの前で甲南高校の校歌を歌いました。誇らしい気分になったことでした。劉先生方から容姿や態度等でお褒めの言葉をいただきました。

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<ホストファミリーとミート>
時間もおしていて、慌ただしく移動してまずは女子高でホームステイ先の家族と会いました。女子生徒は、不安と興奮の中、ホストファミリーとご対面。お互いにこやかに話をしている姿に自分も安心感を覚えました。
その後男子校に移動して残りの男子生徒4名のご対面。男子はお互いサバサバしたものです。こんなものです、どこの男子も。

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今日も多くの方々の協力で予定をこなすことが出来ました。感謝の気持ちだけです。生徒たちは各家庭で、国際交流を実践していることでしょう。前向きに積極的な態度でこの研修をこなしている生徒たちなので、有意義な時間を過ごしているに違いありません。(現在23時ですが、救急の連絡は入っていません。)
明日の朝7時20分に生徒たちが集合場所でどんな顔をしてやってくるのか楽しみです。

わたし?ガイドさんとゆっくりと屋台でご飯を食べました。

※記事に載せた写真を含めて送られてきた写真15枚をスライドショーにしました。(音楽はTAM Music Factory「散歩道」) 150917_taiwan.mp4をダウンロード

2015年9月17日 (木)

国体出場

昨日和歌山国体に出場する県選手団の結団式がありましたが,本校からは女子バスケットボール2人,陸上1人の3人が出場します。今日はこのうち女子バスケットボールの小山凜佳さん(3年),藤原葉月さん(2年)の2人が校長室に出場の報告に来ました。2人は「県代表,甲南の代表として精一杯がんばってくる」と決意を述べました。

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3年学年集会

体育祭・文化祭が終了し気分を変えようと3学年は7限目に学年集会を行いました。校長先生が30分講話をし,最後に学年主任の中須先生が「一人一人の学習に対する温度差をなくそう」と呼びかけました。

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<校長講話要旨>
・受験は大人の仲間入りをするための通過儀礼だ。がんばることで大人として①自分の時間をコントロールできる力が付く。②自分の進路は自分で決める責任と自信が身につく。
・目的を達成するためには,絶対量をこなす,効率よく,自分の頭で考えることが大事。
・そのためには,余計なことをする時間はない。何かをするためには何かを捨てよ。
・自分のやる気を鼓舞するには,みんながやるから自分もやらざるを得ない雰囲気をみんなでつくること。受験は団体戦,一人一人が雰囲気に乗ることが甲南の良さだ。
・先生の指導にすなおに従おう。自己流に勝算なし。「でも,だって,どうせ」と言うな。
・志望校は決める気持ちがないといつまでも決まらない。悩むな!決め込め!
・自分の選択を真剣な顔つきで正座をして親にきちんと伝えよ。
・親のすねをかじるにしても責任がある。子どもとしての親への仁義を果たせ。
・奨学金とアルバイトで大学を卒業した先輩方もたくさんいる。
・まだそんなことをしているのかと先生方に言わせるな。スマホと合格のどちらを取るのか。
・他人のじゃまをするな。人生の選択の時期,他人の足を引っ張るな。
・今しか経験できないこのひとときを大切にがんばれ。

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