枇杷と琵琶
本校西側のアリーナの陰にはビワの木があり、今年も果実が実っています。植物の枇杷(ビワ)の名称は、楽器の琵琶の胴と形が似ていることから付けられました。
もともと楽器の琵琶も木製ということで「枇杷」と表記されていて、後に琴(弦楽器)の一種であるため「琵琶」と表記されるようになったと言われています。
一年中店舗に並ぶ果物は増えてきましたが、ビワはまだまだ季節物。おいしそうですね。
甲南高等学校
剛 明 直(ごうめいちょく) 気高く 優しく 健やかに
本校西側のアリーナの陰にはビワの木があり、今年も果実が実っています。植物の枇杷(ビワ)の名称は、楽器の琵琶の胴と形が似ていることから付けられました。
もともと楽器の琵琶も木製ということで「枇杷」と表記されていて、後に琴(弦楽器)の一種であるため「琵琶」と表記されるようになったと言われています。
一年中店舗に並ぶ果物は増えてきましたが、ビワはまだまだ季節物。おいしそうですね。
桜の季節は終わろうとしていますが、本校内には他にも多くの花があり、華やいだ季節は続いています。
葉桜になりにけり。
藤棚のフジも咲いています。
玄関のガクアジサイ。花びらに見える部分は「萼片(がくへん)」と言います。
玄関のナデシコ。旧制二高女のシンボルフラワー。本校の校章にも用いられています。
事務室内にクリスマスローズ。これも萼片が花びらのように見える花です。
新2・3年生の皆さんは部活動や自学で登校している人も多いと思いますが、見頃を迎えている本校の桜は眺めましたか。
正門の桜を校舎2階から
本校敷地の北西角の桜を校舎2階から
来週8日(月)は始業式です。校門を通る際には桜を一目眺めて、気持ちも新たに校舎に向かいましょう。
生徒の皆さんにとって良い1年となることを祈ります。
落葉の季節ですが、校内にはこの季節に花を咲かせる植物もあります。
この花は?
椿?山茶花(サザンカ)?・・・・・。答えは山茶花です。どこに咲いているか探してみてください。
こんな花もありました。何の花かわかりますか?
この花は、山茶花の花のすぐそばにあります。樹木全体を見れば何の花かはすぐわかると思います。時には、ふだん見過ごしがちな校内の樹木の様子にも目を向けてみましょう。意外な発見があるかもしれません。
甲南高校には学食があります。昼休みになるとたくさんの生徒達が温かいご飯を求めてやってきます。隣接する購買部で昼食用にパンを買っていく生徒も多いです。
先日学食を覗いてみたところ、1年生の姿がほとんど見られませんでした。購買部の方にお聞きすると、「例年、この時期は学食に来る1年生は少ない」とのこと。入学してまだ日が浅いので、自分達の教室でお弁当を食べる1年生が多いようです。そもそも学食の存在や場所を知らない1年生もまだいるとか。
1年生が増え出すのは、本格的に部活動が始まって先輩達と交流が増えるゴールデンウィーク明け頃からとのこと。
写真下:友達と談笑しながらの昼食
1年生も遠慮なくどんどん利用してください。
ゴールデンウィーク明けに改めて取材してみようと思います。
図書館にお雛様が飾ってあります。図書館司書の中島さんが毎年この季節になるとご自宅から持ってきて飾っていただいているとのことです。内裏雛(男雛・女雛)の2体だけですが,とても華やかなひな祭りの雰囲気を醸し出しています。生徒の皆さんも見に行ってみてください。
男雛を「お内裏様」,女雛を「お雛様」と呼ぶのは,童謡「うれしいひなまつり」の歌詞から広まった誤用だそうです。本来なら「お姫様」というところでしょうか。
また,男雛・女雛の左右の位置は,かつての日本では「左」が上の位であったことから,元々は(人形の方からみて)お内裏様が左側,お雛様は右側でした。『京雛』はこの並びです。ところが,明治の文明開化で日本も西洋式に習い,大正天皇が即位式で右に立ったことから,以降はそれが皇室の伝統となって現在に至っているのだそうです。『関東雛』や「結婚披露宴の雛壇」はこの並びです。図書館にあるお雛様は関東雛の並びですね。
大規模改修の様子,校内の施設や木々の様子,季節の風景等を紹介します。