02-1 同窓会海外派遣「学び台湾」 Feed

2020年1月23日 (木)

「学びにUK」5期生 壮行会・保護者説明会

1月22日(水)、二甲記念館にて、生徒海外派遣事業「学びにUK」5期生の壮行会および保護者説明会を実施しました。

写真下:保護者を前に整列する「UKメンバー15人」と「台湾メンバー15人」

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1月の最終選考を経て、厳正な審査の結果選ばれたイギリス研修生15人(2年生)と、昨年12月に研修を行った台湾研修生15人(1年生)に対し、同窓会より目録(海外研修支援金)が贈呈されました。

創立110周年記念生徒海外派遣事業は、同窓会からの物心両面多大な支援によって成り立っています。本当にありがとうございます。

写真下:目録を手にする副団長の冨永さんと同窓会理事・末満さん(右)、西橋校長。

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写真下:激励の言葉を送る末満さん。

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写真下:研修に向け決意を述べる団長の池上さん。

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壮行会後、引き続き保護者説明会を実施しました。

担当職員や研修のサポート会社担当者から、研修に関する詳しい説明がありました。

写真下:同窓会の末満さん・穂原さんを囲んで。

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イギリス出発まで1か月ちょっと。充実した研修にするためにしっかり準備を行ってください。

2019年12月19日 (木)

「学び台湾5期生」8日目(12/19)

早いもので、最終日になりました。

多くの生徒が4時前に起床。予定よりも早く、5時過ぎにはホテルを出発してバスで一路桃園国際空港へ向かいました。

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写真上:ずっとお世話になったドライバーの呂さん。バスに乗るたびに呂さんの笑顔に生徒は元気をもらいました。ありがとうございました!

桃園空港に6時到着。今では搭乗手続きは帰りはパスポート1つだけで機械でできるのですね。荷物預けから自動でスムーズに進んでいきます。
保安検査を前に、今まで8日間お世話になったガイドの黄さんとお別れです。私たちの旅が予定通り進んだのも黄さんのサポートのおかげです。多くの人に支えらてもらった研修旅行だったと改めて感じました。

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写真上:ガイドの黄さんに生徒たちからお礼の言葉を送りました。中には黄さんに手紙を渡す生徒も。黄さん、感激してくださいました。

予定よりも15分早く鹿児島空港に着きました。

入国手続きが終わって出てくると出迎えの保護者の皆さんが待っていてくださいました。ありがとうございます。

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写真上:生徒は、西橋校長から、感謝の気持ち、この経験をこれからに活かして欲しいと言葉をもらいました。

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写真上:生徒たちは、西橋校長の言葉を感じようとしっかり聞いていました

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写真上:保護者の方がたくさん迎えにきてくれました。

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解散式を終え、これで「学び台湾」5期生一つの区切りです。

スーパーグローバルハイスクール(SGH)の事業をしていると、「学び」とは何か?ということをよく考えます。この研修を通して生徒の言葉や行動、彼らが得た感動を知っていくつかのヒントを私たち引率教員も教えてもらった気がします。この8日間でかけがえのない時間を過ごし、大きく成長した15名の今後に期待しています。

2019年12月18日 (水)

「学び台湾5期生」7日目(12/18)

研修7日目。今日の台北は少し雨が降り、肌寒いです。

ホテルを出て、まず最初に向かったのは雙連朝市です。

朝市では、新鮮な野菜や果物、魚、肉などの食材だけでなく、台湾の伝統的な料理や洋服、そして、雑貨類まで、様々なお店がところ狭しと並んでいました。数百メートルの一本道で、道路でもあるため、なんと、バイクや自転車に乗りながら買い物をしている人もいました。

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人と人のつながりを大切にする台湾人にとって、朝市は大切な場所となっているようです。

写真下:日本ではなかなか見ることのない食材に興味津々の生徒たち

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次に向かったのは、中正紀念堂です。

バスを降りて正面から見ると、そのスケールの大きさに圧倒されました。

写真下:中正紀念堂の前で記念撮影。

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後ろに見える階段は、蒋介石は89歳のときに亡くなったということから、89段なのだそうです。

写真下:階段の数を数えながら上っています。

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写真下:ガイドの黄さんに積極的に質問をしています。

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ここでは、本堂だけでなく蒋介石を忍ぶ様々な展示スペースを見学することができました。

昼食会場に移動すると、台湾でジャーナリストをされているジョエル・フクザワさんとの座談会です。

フクザワさんは、高校まで台湾で育ち、カナダ、ニューヨークで学生時代を過ごしたそうです。その後、テレビ局のジャーナリストととなり、日本で10年間、TBSの特派員をされていた経験もあります。

写真下:言語、国際化、日本と台湾というテーマでお話を伺っています。

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ご自身の経験を交えながら、生徒の質問に答えてくださいました。その中で、「自分に負けずに継続することが大切。壁が立ちはだかったときに壁の前に座り込むのではなく、壁を乗り越えていくという姿勢で。」という言葉がありました。

短い時間ではありましたが、15名にはフクザワさんからの熱いメッセージが胸に届いたようです。

フクザワさん、本日はありがとうございました。

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明日は、ついに研修最終日。早朝にホテルを出発し、帰国の途につきます。

「学び台湾5期生」6日目(12/17)

今日6日目は、いよいよ蘭陽女子高級中学での課題研究プレゼンと交流です。

昨夜も宜蘭県にあるホテルについてすぐに今日のプレゼンの準備をしていましたが、今朝も7時に朝食を食べたあと、最後の仕上げをしていました。

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セリフの読み合わせ

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迎えのバスを待つ時間も自分のパートを確認中です。

蘭陽女子高校に向かう前に午前中は鹿児島にゆかりのある2つの場所を訪ねました。

ひとつは、西郷菊次郎の業績を標した西郷徳政碑です。彼が治水した川縁のたもとに碑はありました。「宜蘭の現在の経済発展があるのは、治水工事を始め、インフラや公共施設を整備した西郷菊次郎のおかげなのです」という同行しているガイドの黄さんの言葉は感慨深いものでした。

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西郷徳政碑

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西郷菊次郎が整備した土手を歩きます

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この川が菊次郎の治水事業の前はよく氾濫していたそうです

そして、宜蘭設治記念館です。ここでは宜蘭ができた清王朝時代からの200数年の歴史を知ることができます。歴代長官官邸を改装したこの博物館でも宜蘭県初代長官であった西郷菊次郎の資料を見ることができました。

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西郷菊次郎の写真とともに当時の新聞記事などが展示されています

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さあ、昼食を終えて、蘭陽女子高校に着きました。

3階の校長室で曾校長先生から歓迎の挨拶をいただきました。

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西橋校長が蘭陽女子高校からの記念品をいただきました

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15人の生徒それぞれにも記念品をいただきました

その後、英語の授業を一緒に受けました。オーストラリア出身の先生によるオールイングリッシュの授業です。生徒は蘭陽女子高生とグループで、共通のトピック(音楽、高校生の生活)について話をしました。こちらの生徒は明るく積極的で、その雰囲気のおかげもあって積極的に英語で話をしていました。

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教室を歩き回ってたくさんの生徒と話をします

次に、場所を移してお互いの課題研究発表です。準備の甲斐もあって、先日の台湾師範大学でのプレゼンよりわかりやすく、堂々とした発表をしました。

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地域の教育力についてのプレゼンテーション発表

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近隣の中学校の生徒も来ていて、総勢60人近くの生徒が発表を聞いてくれています。

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レジ袋削減についてのプレゼンテーション発表

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台湾と日本のレジ袋の違いを知ってもらいました

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プレゼンテーションをした甲南高校生、蘭陽女子高生には両校長から証明書が渡されました

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蘭陽女子高校の生徒たちと記念写真

蘭陽女子高校の生徒の発表は、language gifted students と校長先生がおっしゃるとおり、本当に素晴らしく、特に流暢な英語と魅力的でわかりやすいスライドのデザインは生徒たちの良いお手本になったと思います。台湾師範大学の学生さんもそうでしたが、台湾の生徒はプレゼンが上手です。流石です。

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宜蘭市の観光バスについてのプレゼンテーションです

発表の後はキャンパス見学です。女子校の生徒とペアになって蘭陽女子高校の施設を見て回りました。最初の英語の授業や休憩時間などを使って互いに話をしていたので、和気あいあいと楽しそうにしていました。

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蘭陽女子高校のリニューアルしたばかりの立派なグランドが晴天の空に映えます

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仲良くなったペアの生徒と記念品の交換

お別れの時も参加してくれた皆さんが最後まで私たちを見送ってくれました。帰りのバスの中、生徒からは、発表が自分なりにできたこと、蘭陽女子高校の生徒と英語や身振り手振りを使って交流ができたことなどの感想が聞けました。また、もっと勉強したいという声も聞けました。

気がついたら全員がバスの中で寝ていました。

最後に生徒の感想を載せます

「蘭陽女子高校に入った瞬間から熱烈に歓迎していただき、とても幸せな気持ちになりました。今までグループで頑張ってきた課題研究をみんなに伝えることができて達成感を感じました。しかし、蘭陽女子高校の方々は、英語力が私たちよりも遥かに高く、打ち負かされました。もっと勉強していかないと国際化が進む中で生きていけないと感じ、自分の英語力やコミュニケーション力を高めていこうと思います。」

私たちはなぜ学ばないといけないのか。その理由を強く感じることができた1日だったと思います。

2019年12月17日 (火)

「学び台湾5期生」5日目(12/16)

研修5日目を終えました。今日の台湾は晴天で、最高気温は26℃にも上り汗ばむ暑さでした。

最初の目的地は総統府です。 バスを降りると、台灣國家聯盟の李さんが出迎えてくださいました。

総統府は、1919年に完成してから、今年で100周年を迎えます。

高さは、60メートルで完成当時は、台湾で最も高い建物だったそうです。

写真下:説明を受けながら、施設内を回っています。

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次に、李さんの案内で台北市二二八紀念碑へ向かいました。

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次の目的地は、立法院です。

立法院は、日本でいうところの国会です。台湾は、2020年1月11日に総統選挙を控え、街中やテレビニュースなどでも、とても賑わっています。

ここでは、まず、台湾の立法委員の仕組みや行政組織についてのビデオを観賞し、実際に議場を見学しました。

写真下:初めての場所に、少し緊張しています。

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写真下:議場の前で、記念撮影。

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昼食を済ませた後は、台灣國家聯盟の魏さんに台湾の歴史や様々な角度から見た台湾について、二二八事件など実体験を交えながら、話していただきました。

生徒は、事前に学習してきたことに加え、午前中に台湾の歴史について学んだこと、実際に研修を通して現地で感じたことなどを踏まえながら、それぞれに考えを巡らせていました。

写真下:魏さんとともに記念撮影。

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魏さん、李さん 今日は本当にありがとうございました。

夕方には、台湾大学のキャンパスを散策しました。

写真下:台湾を代表する総合大学だそうで、キャンパスもとても広かったです。

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写真下:宜蘭に移動し、夕食の時間です。

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台湾での研修も、後半に差し掛かりました。

明日はいよいよ、蘭陽女子高級中学での発表です。これまでの5日間の研修を通して自分の肌で感じ、学んだことを発揮し、自信を持って発表に臨んでほしいと思います。

2019年12月16日 (月)

「学び台湾5期生」(12/15)4日目

みなさんこんにちは!

気がついたらもうこの研修も半分が終わろうとしています。1日が終わるのはとても早いです。

Img_7480忠烈祠の広場で

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ここでも衛兵の交代が。今日は陸軍の担当だそうです。

台北の忠烈祠で衛兵交代を見た後、世界四大博物館の一つとされる故宮博物院を訪れました。この博物館では三千年以上昔の文物が収蔵されています。1時間ほどガイドさんの説明を聞きながら観覧。その後、各自で展示品を見てまわりました。

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ガイドの黄さんがわかりやすく説明してくれました。

昼食後、台北市から1時間ほど東へ。新北市の山岳地帯にある観光地、十份を訪れました。すごい観光客の数です。線路沿いに古い建物が立ち並び、その線路でランタン(天燈)を飛ばします。天燈上げは、もともと秋の郷土行事だったそうです。願い事を書いてランタンを飛ばします。

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願いをランタンに

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さあ飛ばします

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青空にランタンが映えます。とてもいい天気でした
  
次に訪れたのは九份。有名なアニメ映画と似ていることでも有名な場所です。19世紀後半から金鉱山として開発された山の側面は、今では台湾を代表する観光地の一つです。2日目に台湾師範大学で郭教授や学生さんから学んだエコツーリズムの現状を知る貴重な体験となりました。

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狭い坂道を上がっていくと……

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とても眺めのいい場所に着きました。

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雰囲気のある古い建物が綺麗でした。


生徒の感想を一つ紹介します。

今日訪れた場所は、台湾の歴史や文化を深く感じられる場所ばかりでした。日本とは違う世界が広がっていてとても感動しました。改めて他の国の歴史を知ることはとても大切だと実感しました。また、それ以上に日本の歴史についてもっと興味を持ち、自分の国の歴史を大切にしようと思うきっかけになりました。

明日は総統府(大統領官邸)、立法院(国会)を訪れます。

2019年12月15日 (日)

「学び台湾5期生」3日目(12/14)

研修3日目を終えました。

今日は、現地の高校生や大学生に協力してもらい、1日かけて台北市内でフィールドワークを行いました。

写真下: 出発に向けて、作戦会議中です。 

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以下は、実際にフィールドワークを行った各グループの感想です。

●チーム「Attarashika」

 私たちレジ袋抑制グループは、台湾の若者にレジ袋の有料化による影響についてアンケートをとりました。

 その中の1人は、「台湾でレジ袋の有料化が始まった時は、困惑することもあったが、慣れてきた今は、レジ袋の有料化は環境を守るためにも良い政策だと思っている。有料化になったことで多くの人がレジ袋を断るようになった。」と話して下さいました。
 フィールドワークを通して、台湾の人の環境保全に対する意識が高いことが分かり、日本でも高校生の私たちが出来ることを考えていきたいと思いました。

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●チーム「mapp!」

 私たちは、youbikeとベジタリアンに関するアンケートを実施しました。youbike は鹿児島でいう「かごりん」のようなものです。乗車するためには、ICカードが必要で、日本よりも電子化が進んでいると思いましたました。また、アンケートでは、答えてもらえないことも多く、話しかけ方にも注意が必要だと実感しました。

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●チーム「We♡K」

 今日の台北市内でのフィールドワークでは、台北101、西門町、南町など様々な場所を訪問しました。台北101では課題研究の一環として台湾の方々にアンケートを行いました。優しく笑顔で対応してくださり、とても嬉しかったです。また、私たちは郷土料理を研究テーマにしているので、台湾の郷土料理である鶏肉飯を食べることができて良かったです。

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●チーム「Making  Friendships」

 私たちの班は、地域交流について研究しています。温泉地やショッピングモール街をめぐりながら、現地の方々に台湾での地域交流の現状や意識についてアンケート調査をしました。
 自分からはなかなか人に話しかけられずにいたけれど、最後には勇気を出して話しかけることができました。日本と台湾のアンケート結果を比較しながら、課題研究の解決策を見つけていこうと思います。

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15名それぞれが、フィールドワークを通して様々なことを学び、充実した1日になったようです。6日目に行われる蘭陽女中学校での発表にむけて頑張っていきましょう。

最後に、今日1日サポートしてくださった現地の高校生や大学生のみなさん、本当にありがとうございました。

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2019年12月14日 (土)

「学び台湾5期生」(12/13)2日目

研修2日目。台湾は、晴天に恵まれています。

今日は午前中、台湾師範大学に行きます。

その前に、腹ごしらえ。しっかり食べて、今日も1日頑張ります。

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ホテルを出発して、9時に国立台湾師範大学に到着しました。

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国立台湾師範大学の建物の前で

まずは大学のキャンパスをガイドさんの案内で歩いてみました。大学の雰囲気はどの国に行っても同じですね。

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日本統治時代からの建物だそうです

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9時半になって郭教授のいる建物に向かいました。10階にある会議室へと招かれ、郭教授と集まってくれた30人ほどの学生の温かい歓迎を受けました。

はじめに郭教授が台湾を例にエコツーリズムについて英語で講義をしてくれました。

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次に本校生徒が皆さんに鹿児島や台湾と日本とのつながり、そして甲南高校についての説明のプレゼンをしました。生徒たち、少し緊張しているようです。

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郭教授から記念品をいただきました。

そして、4グループの課題研究発表です。昨日遅くまで準備をしていた成果を発表です。時にはユーモアを交えながら皆一生懸命発表しました。

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私たちの発表の後は師範大学の3つのグループの皆さんが研究発表をしてくれました。台湾の自然や観光に関する興味深い発表でした。学生たちの人を惹きつけるプレゼンや流暢な英語に生徒たちは圧倒されているようでした。

その後、残ってくれた郭教授、学生さんと一緒に昼食を食べました。ここで生徒たちは自分たちから積極的に話かけて、とても和やかな雰囲気の中で話が弾み、すぐ時間が過ぎて行きました。生徒たちのコミュニケーション能力に私も満足を覚えました。

Dsc_0680みんなで記念写真

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話が尽きません。

午後から、高崎商科大学の萩原豪先生の計らいで行政院環境保護署(日本の環境省にあたる機関)を訪れ、台湾におけるプラスチック製品に対する取り組みについての説明を受けました。

王科長、許視察らが出迎えてくれました。はじめに許視察が生徒のために台湾にレジ袋有料化の経緯と現在のプラスチック再利用の現状等について、スライドを使いながら丁寧に説明してくださいました。その後、生徒からの質問にお二人が答えてくれました。質問は1時間以上続きました。びっくりです。通訳の方も驚くほど生徒たちは質問をしてくれました。最後に4人の生徒が感想を述べました。「貴重な体験で、教わったことを周りに伝えたい」「環境問題について高校生でもできることを知って嬉しかった」「台湾の取り組みを見習いたい」と言うことを話しました。王科長からも「実は私も数十年前に日本を訪れて学んだ。私たちはつながっている。これからも頑張って」と励ましの言葉をいただきました。

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13階の会議室での説明です

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右が王科長、隣が主に説明くださった許視察です

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環境保護署の前で

今日の1日で、コミュニケーションの大切さを実感しました。知らない者同士が偶然出会い交流し、新しいものを作っていく。帰りのバスの中で生徒たちと気持ちを共有しました。まさにSGHの取り組みの醍醐味を感じる1日でした。

明日は、現地の高校生、大学生とフィールドワークを台北市で行います。次の報告をお楽しみに!

2019年12月13日 (金)

「学び台湾5期生」1日目(12/12)

昨日、学び台湾5期生の15名は鹿児島空港を出発し、台湾の桃園国際空港へ無事到着しました。

現地ガイドの黄河清(コウ カ セイ)さんと合流し、まず、バスで台北市に向かいました。

バスの車窓から、台湾の歴史ある建造物や日本でよく目にする看板などを見つけ、ますます期待が高まる生徒たち。

写真下:最初の目的地である、国父記念館の前で記念撮影。

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写真下:国父記念館からは、台北のシンボルである台北101も見ることができました。

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次の目的地は、龍山寺です。

台湾でも、有名なパワースポットである龍山寺は、先週、280周年を迎えたということで、多くの人で賑わっていました。

写真下:龍山寺の正面にて。

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写真下:黄さんにお参りの仕方を教えてもらい、思い思いにお参りをしています。

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手を合わせ、生年月日、名前、住所、お願い事を言った後に3回お礼をするそうです。

龍山寺を出ると、待ちに待った夕食の時間です。

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ホテルへ移動後は、各グループでプレゼンのリハーサルを行いました。

写真下:明日の台湾師範大学での発表に向け、準備に余念がない生徒たち。

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高崎商科大学の萩原先生も来てくださり、貴重なアドバイスをいただきました。

2019年10月17日 (木)

「学び台湾」保護者説明会 10/16

10月16日(水)夕方、二甲記念館にて生徒海外派遣「学び台湾5期生」第2回保護者説明会を実施しました。

12月の現地研修まで残り2か月。日程の詳細や具体的な手続きなどについて担当職員や旅行代理店の方から説明を行いました。

写真下:「残り2か月、どのような準備をすべきか」説明する担当職員。

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今回の説明会では、昨年度、第4期生として台湾研修に参加した岡元寛樹くん(2年生)と池上楓佳さん(2年生)から5期生に向けてメッセージを送ってもらいました。

【岡元くん】

「台湾には日本に親しみを持ってらっしゃる人がたくさんいます。ぜひ、皆さんから積極的に話しかけて交流してください。」

「自分の英語力を試す良い機会です。」

【池上さん】

「フィールドワークでアンケートを取るのは想像以上に大変です。しっかり準備を行ってください。」

「自分たちの課題研究テーマとは一見無関係に思えることにも関心を持ってください。例えば、キャッシュレス化など日本との比較をする良い機会です。」

写真下:「準備が大変だけど、ぜひ楽しんで!」とエール。

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今回の説明会で、学び台湾メンバー15人は期待とやる気がよりが高まったことでしょう。残りの時間でしっかりと準備を行ってください。

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