« 2024年2月 | メイン | 2024年4月 »

2024年3月

2024年3月14日 (木)

2学年 学年朝礼

3月13日(水),約1週間の自宅学習期間を終え,今年度最後の2学年の学年朝礼が体育館で行われました。

まず,学年主任の上村先生が,今月卒業した75期生を思い浮かべながら,「『覚悟』ができている生徒は,3年生になって壁にぶつかっても逃げ出さず,ほとんどが前期で合格していった」と覚悟の大切さを説き,「結果ではなく,今どう過ごしているか?が大切だ」と4月から3年生になる76期生に熱いメッセージを投げかけました。

写真下:学年朝礼の様子

Photo

今日の講話は8組の担当。8組担任の野間口先生が以前担任されていたクラスの卒業生74期生2人が,後輩へ語ってくれました。

まず1人目は,1年間の浪人を経て,この春に熊本大学薬学部に合格した中間くん。現役時代を振り返りながら,「やりたいことから逃げずに,挑戦を!」「現役合格がもちろんいいが,浪人生活は長い人生の中のたったわずかな時間。そこで頑張れば,人生も変わる」と,この1年があったからこその話をしてくれました。

写真下:後輩に語る中間くん

Photo_2

2人目は,現在,東京大学理科二類の1年生である末吉くん。まず,大学に入学して感じたことを話してくれました。「同級生に能力の差を感じた。学ぶべき学習内容を高校1・2年生の早いうちに終わらせ,残りは演習を通して力をつけてきた中高一貫校の生徒や,浪人生活を経てきた生徒たちは,『物事をより本質的に理解すること』をすでに分かっている」と。また,東大生の共通点として「自己分析をし,自分の課題を把握し,そして計画を立てることができる」ところを挙げ,自分がやったことを点数につなげるために,「学んだことをどう使うのか?」「問題を見て,どういう視点で考えるか?」「答案でそれをどう表現するか?」ということを大切にして欲しいとアドバイスをしてくれました。

 写真下:メッセージを送る末吉くんPhoto_3

写真下:熱心に耳を傾ける2年生Photo_4

いよいよ4月から76期生も3年生です。2年生として学校に通うのも残り数日。この春をどう過ごすのか,どういう3年生を送りたいのかを改めて考える集会となりました。

学年末,締めくくりの授業再開(工芸:窯出し)

3月13日(水)、高校入試の自宅学習期間が明け、授業が再開されました。

甲南高校では1学年で「芸術」を履修しますが、「音楽」「書道」「美術」に加え「工芸」を選択して学習することができます。

「工芸」ではさまざまな「ものづくり」体験を行いますが、先日陶芸の作品が焼き上がり、窯出しを行いました。

写真下:窯から出した陶芸作品

20240307_073736

20240307_073712

土に慣れるため「手びねり」や「ひもづくり」などいくつかの作り方を体験した後、一つ目の課題では「カップ」を作りました。最終の授業では自分が作ったカップで実際に飲み物を味わってみる予定です。

写真下:制作したカップ

20240127_105525

20240127_110232

2つめの課題ではそれぞれがテーマを決めて自由な制作に取り組みました。

実際に使用したり飾ったりすることを考えながら、バラエティに富んだ作品ができあがりました。

写真下:食卓で使用する作品

20240223_094415

20240307_095241

20240307_100510

20240307_101737

写真下:飾って楽しむオブジェや明かりを入れる作品もあります。

20240223_094538

20240223_095325

20240307_095427

できあがった作品を改めて眺めると、この1年間の成長が形になっているようでもあります。また、大切にとっておくと、後に高校時代を思い出す記念になりそうです。

 あとわずかになった本年度の授業、学年の締めくくりの期間を最後までしっかり過ごし、4月からの新学年に備えましょう。

2024年3月13日 (水)

合格者集合について

令和6年度入学者選抜における合格集合について,下記PDFファイルを確認の上,来校ください。

自家用車でお越しの際,校内への乗り入れはできませんので,近隣の有料駐車場をご利用ください。

なお,保護者来校の行事では,近隣の商業施設から無断駐車の問い合わせが複数回あり,本校職員がその対応に追われ,通常業務に支障を来しております。無断駐車は絶対におやめください。

合格者集合について          R6konan14_syuugou.pdfをダウンロード
学生鞄と体育館シューズについて    R6konan15_kaban_kutsu.pdfをダウンロード
制服について            R6konan16_seifuku.pdfをダウンロード
体育服について           R6konan17_taiikufuku.pdfをダウンロード

問合せ先 甲南高校 教務係 電話 099-254-0175 FAX 099-254-0176

令和6年度 甲南高等学校入学者選抜合格発表

令和6年度の入学者選抜の合格者につきましたは,次のファイルでご確認ください。

R6.pdfをダウンロード

なお,本校内での掲示による発表はいたしませんのでご了承ください。

2024年3月12日 (火)

「学びにUK」鹿児島に到着

「学びにUK」9期生の10人は、3月3日に鹿児島を出発し、本日3月12日、元気に帰着しました。
解散式では、生徒を代表し大工園美咲さんが挨拶をしました。

Img_3851

学びにUKのプログラムを無事終えられたのは、保護者をはじめ同窓会、現地でサポートしてくださった方々、準備のため時間をかけてくださったISAの西澤さんや先生方、多くのサポートのおかげです。
9期生は、イギリスの貴重な経験を今後の学校生活に生かすと共に、甲南高校を代表するリーダーとして活躍すると思いますので、どうぞ皆さまご期待ください。
ありがとうございました。

2024年3月11日 (月)

「学びにUK」帰国の途へ

「学びにUK」 帰国の途へ
ー別れの朝ー

現地3月10日朝、ロンドン滞在中ずっと晴天に恵まれましたが、別れを惜しむ雨になりました。

Img_3837

Img_3838

Img_3839

Img_3840

Img_3841

Img_3842

Img_3843

たくさんのやさしさと愛情を与えてくれたホストファミリーに、感謝の気持ちが溢れてます。
再会を約束して涙のお別れでした。ありがとうございました。

ホストファミリーと別れた後、観光をしつつ空港へ向かいます。

バッキンガム宮殿

Img_3844

ビッグベン

Img_3845

セントポール寺院

Img_3846

ロンドンブリッジ

Img_3847

午後からナショナルギャラリーへ

世界に30数点しか存在しないといわれるフェルメールの絵を見ました。光の当たり方や布の質感など、絵とは思えないほど精巧で心奪われました。

Img_3848

イギリスを代表する画家、ターナーの絵です。赤い太陽と青白い船とのコントラストが美しく、壮大な印象を受けました。

Img_3849

ナショナルギャラリーは2000点の絵画を所蔵。1日では足りません。

空港に到着しました。
沢山の思い出と多くの収穫がありました。
これから帰国します。

Img_3850

2024年3月10日 (日)

「学びにUK」研修5日目

「学びにUK」研修5日目
ーホストファミリーとの1日ー

週末の各ホストファミリーとの様子を紹介します。

現地3月9日は、イギリスの母の日で、ホストファミリーの親戚が集まり、日頃の感謝の気持ちをこめてプレゼントを渡していました。ホストファミリーと一緒に食事をしました。

Img_3826

Img_3827

聖オルバンズ大聖堂を訪れました。古代ローマの時代から存在する歴史ある建物は迫力があり、少し緊張しました。

Img_3829

Img_3830

ロンドンを歩きながら、マザーが建物にまつわる歴史をたくさん教えてくれました。また、ハロッズでお気に入りのテディーベアをお迎えして満ち足りた気持ちです。

Img_3831

Img_3832

週末はショッピングに行き有意義な時間を過ごしました。また、お好み焼きを振る舞い今まで食べたお好み焼きの中で1番だと言ってもらえて本当に嬉しかったです!

Img_3833

Img_3834

イースターがもうすぐなのでイースターバスケットを作りました!
バスケットが出来たらそこにお菓子を入れてたくさんお菓子を食べました。

Img_3835

Img_3836

2024年3月 9日 (土)

「学びにUK」研修4日目

「学びにUK」研修4日目
ーミルヒルインターナショナル訪問ー

現地3月8日(金)楽しみにしていた私立の名門ミルヒルスクール・ミルヒルインターナショナルを訪問しました。

Img_3809

到着すると、ウェルカムブレックスファーストでおもてなしを受けました。

Img_3810

卒業生でDNA螺旋構造でノーベル受賞したフランシス・クリックの建物です。

Img_3812

音楽棟で音楽専攻の生徒のトランペットやクラリネット、ピアノの演奏で歓迎を受けました。堂々と演奏されていて、同年代と思えない立ち振る舞いに刺激をもらいました。

Img_3813

Img_3814_2

Img_3815_2

生徒会の方々と交流をしました。ロシア、香港、カザフスタン、ドイツ、韓国、中国、日本など、世界各国から生徒が集まり、ミルヒルで学んでいます。

Img_3816

私たちもミルヒル生に鹿児島や甲南高校の紹介をしました。
みなさん、関心が高く、質問も沢山してくれました。

Img_3817

実際に中学生の「本の紹介をする』授業に参加させてもらいました。紙教材は全くなくIT端末のみの授業でした。中学生の積極性に刺激をもらいました。

Img_3818

Img_3819

ランチもご馳走になりました。充実した食が学びを支えていることを感じます。

Img_3820

最後に校長先生からご挨拶があり、また、ミルヒルから生徒ひとりひとりに記念品をいただきました。

Img_3821_2

同年代の方々とこんな環境の中でコミュニケーションができたことは、得難い経験でした。

Img_3822

ミルヒルからの帰りにハリーポッターで有名なキングスクロス駅に立ち寄りました。

Img_3823

Img_3824

Img_3825

明日はホストファミリーと過ごす最後の日です。

2024年3月 8日 (金)

「学びにUK」研修3日目

「学びにUK」研修3日目
ーロンドン市内で研修ー

現地3月7日,今日はロンドン市内へ公共交通機関で移動です。少し緊張した面持ちです。

Img_3794

Img_3795

Img_3796_2

大英博物館での研修です。真剣な眼差しで歴史的説明を聞いています。本物を間近で見ることで,壮大な時間軸の中で今の自分を見つめる貴重な経験になりました。

Img_3797

Img_3798

Img_3799

Img_3800

Img_3801

Img_3802

Img_3803

次に,ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)に来ました。ちょうど大学祭をしているようです。

Img_3804

近代日本の礎を築いた先駆者達の偉業に想いを馳せます。

Img_3805

ケンブリッジ大学で博士号を取られ,現在UCLで教鞭をとっておられる紅林先生から,研究の話,現在までの道のり,生徒たちへのメッセージなど,貴重な話をしていただきました。興味深い話ばかりで,あっという間の1時間半でした。生徒たちはかなり刺激を受けたようです。

Img_3807

Img_3808

明日は,ミルヒル高への訪問です。生徒との交流が楽しみです。

2024年3月 7日 (木)

「学びにUK」研修2日目

「学びにUK」研修2日目
オックスフォード大学へ

現地時間3月6日8時,今日も皆元気に集合し,オックスフォードに向けて2時間のバス移動。
オックスフォード大学生ヒメナさんとアンディさんに課題研究をプレゼンしました。事前研修や昨日アドバイスしてもらった事を活かして,緊張しながらも堂々と発表できました。
それぞれのプレゼンに対してお二人から細かにフィードバックしてもらったことで,今後のモチベーションが更に高まりました。

Img_3784

Img_3785

昼食を済ませ,午後からお二人にオックスフォードのカレッジを案内してもらいました。どのカレッジも歴史を感じる建物です。皆オックスフォードで学生生活を送るイメージを持ったみたいです。

Img_3786

Img_3787

散策しながら、本校生もお二人の研究分野,学生生活,将来の職業を含めた生き方について等々多く質問をしていました。ひとつひとつの回答にオックスフォードで学んでいる誇りと,自立した考え方,学問への姿勢に刺激を受けました。ヒメナさんはフランス語をアンディさんは歴史を研究されています。

Img_3788

Img_3789

お二人と別れた後,ハリーポッターロケ地で有名なオックスフォード大学・クライストチャーチ・カレッジも観覧しました。ホグワーツ校の大広間のモデルになった食堂に入ったとたん,全員から歓声が上がりました。ハリー達登場しそう!と思ったのでは?
オックスフォードの街並みはどこを切り取っても絵画のように美しい。

Img_3790

Img_3791

Img_3792

Img_3793

有意義な一日となりました。

カテゴリ