02-5 甲南塾 Feed

2015年5月25日 (月)

平成27年第2回甲南塾

創立記念式のあと,平成27年第2回甲南塾を行いました。
講師に「薩摩藩英国留学生記念館」を総合プロデュースされた甲南33期の砂田光紀さんをお迎えしました。本校が今年度から「めざせ21世紀!薩摩スチューデント事業」を実施することから,ぜひにと講師をお引き受けいただきました。

[講演の要旨]
・生麦事件から薩英戦争を経て留学生派遣に至る経緯
・森有礼が残した短冊にあった「宇宙周游一笑中」を今日の演題にした。
・留学生は旅をしなければ,日本が遅れている現実がわからなかった。このままで日本は取り残されるという思いが彼らを突き動かした。
・人生は旅そのものである。若い頃の旅の経験が今やっている仕事につながっている。
・死ぬまで旅をしてほしい。世間のうわさ,ネットの情報などに惑わされてはいけない。自分の足で歩いて自分の目で見て食べてみなければ本当はどうなのかはわからない。旅をして出会って感じてほしい。
・旅は人間を大きくしてくれる。失敗したり打ちのめされることもあるが乗り越えれば良い。
・薩摩スチューデントのその後のように,どうせ生きるなら公に資する生き方をしてほしい。自分が生きていることが社会のためになれば良い。

 砂田先生から150年前に決死の覚悟で海を渡った薩摩スチューデントの生き方や,旅をとおして自分で直に感じることの大切さを教えていただき,生徒も目が開かれる思いを持ったようです。砂田先生,今日はありがとうございました。

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2015年5月16日 (土)

平成27年第2回甲南塾のご案内

平成27年第2回甲南塾(創立記念講演会)を下記のとおり実施します。
昨日生徒便で保護者あてのご案内を配布しました。

同窓会や一般の方の聴講もできます。当日,体育館で受付をしてください。


<平成27年第2回甲南塾(創立記念講演会)>

日時 5月25日(月)創立記念日 11:05~12:45  受付 10:50~

講師 砂 田 光 紀 氏 (甲南33期) 

 有限会社オフィスフィールドノート代表。全国の博物館,公共施設,店舗,街づくりの統括プロデュース,再生プランを手がける。2014年7月オープンした「薩摩藩英国留学生記念館」の総合プロデュースも担当。

演題  宇宙周遊一笑中~旅路の彼方に輝くもの~

場所 本校体育館(3Fアリーナ)

※ 駐車場はありませんので公共交通機関をご利用ください。
  上履きを持参してください。


保護者向けの案内文 150525konanjyuku2.pdfをダウンロード

2015年2月 1日 (日)

北薗先生の色紙

28日の甲南塾の講師をしていただいた北薗先生に当日色紙を書いていただきました。

「花は咲く ベルカントを求めて」と書かれています。

額に入れて,北校舎廊下の校長室付近にかけてあります。

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2015年1月28日 (水)

平成27年第1回甲南塾

今日は午後から甲南塾を開催しました。
講師に国際的にソプラノ歌手として活躍しておられる甲南25期の北薗るみ子さんをお迎えしました。甲南塾に芸術関係の先輩を講師にお呼びするのは久しぶりになるようです。北薗さんは校長先生と高校1年の時に同じクラスだったとのことで,今日はかつての担任の先生も見えられていたそうです。

[講演の要旨]
・大学で声楽を専攻し,一端は鹿児島に帰ってきたが,もっと上の世界を知りたくてイタリアへ留学した。そのためにイタリア語を懸命に勉強した。
・歌を歌うためには言葉の勉強は欠かせない。言葉の中にある細かなニュアンスを理解しないと歌えない。同じ色でも日本とは感じ方が違う。
・帰国後も国内やアメリカ,ヨーロッパなどいろいろな場所で歌を歌っている。国連で歌ったこともある。歌う曲を直前に言われアメリカまでの飛行機の中で覚えたこともあった。
・今日の演題を「花は咲く」とした。こつこつとがんばっていればいつかは必ず花が咲くということを伝えたかった。人生の中でいくつかのトンネルも経験した。トンネルを抜けて楽しくなるまでは苦しみが続く。苦しんでトンネルを抜けると楽しくなる。トンネルを抜けるまで10年かかるかもしれない。意志の強さがその先を左右する。岩のように意志は固く,水の様な柔軟さを持って,自分を大切に,一日一日を大切にしていけば,必ず花が咲く。

講演の後,ピアノを使って発声の仕方を実際にやっていただき,歌も2曲歌っていただきました。最後に生徒の質問にも答えていただきましたが,質問は歌の歌い方やイタリア語についてのものがありました。
その後,校長室でも声楽を志す生徒の質問に答えていただきました。

生徒は,北薗先生がプロとして世界あちこちで仕事をされている様子や,プロとしての責任感,技術,努力にも感銘を受けたようです。また,なかなか聞く機会のないプロの声楽家の歌はとても新鮮だったようです。
北薗先生,今日はありがとうございました。

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2015年1月16日 (金)

平成27年第1回甲南塾のご案内

平成27年第1回甲南塾を下記のとおり実施します。
本日生徒便で保護者あてのご案内を配布しました。

同窓会や一般の方の聴講もできます。当日,体育館で受付をしてください。


<平成27年第1回甲南塾>

日時 1月28日(水) 14:20~15:40  受付 13:50~

講師 北薗 るみ子 氏  (甲南25期)  国際的ソプラノ歌手

    イタリアに留学を経て,ベルカントソプラノ歌手として世界四千人のアーティストに
    選ばれる。帰国後も国内外で幅広い公演活動を展開中。     

演題  「花は咲く ~美しい声の表現(ベル カント)を求めて~
      Chiara(はっきり) Fresca(新鮮に) Dolce acqua(甘い水の様に)

       ※当日は独唱会ではなく,講演会として講話を中心にお願いしています


保護者向けの案内文 15jyuku_1g_annai.pdfをダウンロード

2014年11月 9日 (日)

今給黎先生の色紙

4日の甲南塾の講師をしていただいた今給黎先生に当日色紙を書いていただきました。

「自己実現こそ人生!泣こよっか,ひっ跳べ」と書かれています。

額に入れて,北校舎廊下の校長室付近にかけてあります。

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2014年11月 4日 (火)

平成26年第3回甲南塾

今日は,10:50から29期卒で大林組の一級建築士である今給黎佳仁さんを講師に,平成26年第3回甲南塾を開催しました。講師の今給黎さんには,これまでの豊富なご経験を元に多彩な角度から建築にかける熱い思いをお話いただきました。質問をした生徒にお土産の資料をくださり,講演終了後も校長室で生徒の質問に丁寧に答えていただきました。

演題「理系の芸術学科『建築』 雑学の集大成『建築』」
[講演の要旨,キーワード]
・人生には様々なターニングポイントがある。
・充実した人生を送るために全力で生きろ,覚悟して真剣に毎日と向き合え(ユング)・2050年皆さんが活躍している頃の世界はどうなっているか。
・PDCAで解決していく。連関図法で成績が上がらないのはなぜかを分析する。
・21世紀の地球の大きな問題は地球環境とエネルギー
・変化に強いものが生き残る。(ダーウィン)
・甲南生は自己実現できる実力を持っている。
・高校時代から大学,そして大林組への入社,やってきた仕事。
・世界を代表する建築(アメリカやプラハ,世界の主なタワー)
・宇宙エレベーター
・雑学の集大成「建築」
・自分の人生は自分のもの。だから,信じるままに生きればいい。
・突出せよ。泣こよっか,ひっ飛べ。

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2014年10月21日 (火)

平成26年第3回甲南塾のご案内

平成26年第3回甲南塾を下記のとおり実施します。
本日生徒便で保護者あてのご案内を配布しました。

なお,「地域が育む『かごしまの教育』県民週間」の一環として実施しますので,同窓会や一般の方の聴講もできます。当日,事務室前で受付をしてください。


<平成26年第3回甲南塾>

日時 11月4日(火) 10:50~12:10  受付 10:30~

講師 今給黎 佳仁 氏 甲南29期)  一級建築士

      株式会社大林組 環境法令課長 これまで新天神地下街実施設計等を担当

演題  「理系の芸術学科『建築』,雑学の集大成『建築』」

 


保護者向けの案内文14jyuku_11g_annai.pdfをダウンロード

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2014年5月23日 (金)

平成26年第2回甲南塾

 東北大学大学院医学系研究科准教授の石井恵子先生(甲南25期)をお招きして,平成26年第2回甲南塾を開催いたしました。演題は「九州からボストン,東北へ」


 石井先生は甲南高校を卒業後,九州大学理学部へ進学し,九州大学大学院理学研究科生物学専攻博士課程を修了されました。その後日本学術振興会特別奨励研究員,宮崎医科大学医学部微生物学講座助手,米国ハーバード大学医学部研究員を経て,平成8年から東北大学医学部で研究をなされ現在に至っています。東北大学では研究はもとより,女性研究者育成支援推進室の環境整備班班長として女性研究者のさらなる支援・育成を行う活動にも尽力しておられます。

 ご講演では 先生自身のさまざまな経験をもとに分子生物学やウイルス研究についてユーモアを交えながら分かりやすく説明していただきました。研究を通して苦手だった英語を克服し,辛い研究活動を乗り越えた経験談は甲南生も勇気をもらったことと思います。    

 また,「失敗は9割。失敗を恐れずによく考えて行動せよ」,「自分の人生は自分のもの。数年後にありたい自分の姿を想像する」,「今できることを精一杯する」といった熱いメッセージを送っていただきました。

 ご講演の後の質疑応答では「生物学の研究をするには,高度な技術や手先の器用さが必要なのか」や「STAP細胞は存在するのか?」などの質問があがり,丁寧に答えてくださいました。 今回の石井先生のご講演は,生徒たちにとって自分の将来像や今後の学習のあり方を考える貴重な機会となりました。

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