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2017年9月

2017年9月30日 (土)

がんばっています! ~卒業生来校~②

本校卒業生は様々な分野で活躍、また将来を目指して頑張っていますが、教職、先生を夢見て学んでいる人も多くいます。今回紹介する68期生の佐藤哲朗さんもその一人です。

写真下:母校で研修を行った佐藤さん。

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佐藤さんは、現在、愛知教育大学1年生。9月25日(月)~29日(金)の期間、大学独自のプログラム「初年次学校体験活動」として、母校の甲南高校で研修を行いました。このプログラムは、大学入学後早い段階で学校教育の現場に触れる機会を設定して、子ども理解への関心を高めて今後の大学での学修を充実させるためのものだそうです。佐藤さんは毎日5~6時間授業参観を行ったり、教職員からアドバイスをもらったりしました。

5日間の研修を終えた佐藤さんにお話を聞きました。

「この3月まで私は高校生として授業を受ける立場でしたが、今回は全く違う視点から学校現場を見ることができました。この研修を通して強く思ったことは、教職は大変な仕事だけどやりがいがあり将来私も先生になりたいという気持ちを改めて強くしました。」

「授業を参観させていただく中で、自分だったらどのような発問をしようか、どのように動こうか、などイメージしました。実際の教育現場だからこそできる体験でとても貴重でした。」

「将来私が子どもたちの前に先生として立つためには、大学での学修はもちろんですが様々な経験を積むことが必要と感じました。子どもたちに何かを伝えるためには、まず私自身が多くのことにチャレンジしたり一社会人として成長しなくてはいけないと思います。今回の研修は、それに気付くことができた素晴らしい時間でした。」

佐藤さんは、すぐに愛知県に戻り大学生活を再開するとのこと。近々開催される大学祭の実行委員を務めているという佐藤さん。その何事にもチャレンジする姿勢は頼もしいかぎりです。

佐藤哲朗さん、未来の先生を目指してがんばれ!

2017年9月29日 (金)

がんばっています! ~卒業生来校~①

本校卒業生には、日本で、そして世界で活躍中の方々がたくさんいます。それは大先輩だけでなく、若い世代も同じ。今回は9月に来校してくれた卒業生を紹介します。


9月14日、本校63期生で現在、首都大学東京インダストリアルアートコースに在籍する齊藤匠紀(さいとうなるき)さんが来校してくれました。

写真下:齊藤さん(中央)と美術部員。

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齊藤さんは高校時代美術部に所属し、日々勉学とあわせてデッサンや油絵の制作に没頭しました。卒業後、大学に進学してデザインを学ぶ中でカーデザイナーを志すようになります。大学の勉強だけでなく、多くの人との出会いを通して成長されたようです。努力の結果、トヨタ自動車への就職が内定、来春よりデザイン部門に配属が決定しました。

齊藤さんは後輩である美術部員たちに次のようなメッセージを送ってくれました。

「大学で勉強する中で、デッサン力の重要さを常に感じます。何事も表現する上でデッサンは基本、その力に長けている人ほど上達が早く、アウトプットの質も高いです。美術系の進学を目指す人も、そうでない人も、デッサンは財産になるので根気強く描いてください。甲南高校美術部に栄光あれ!」

齊藤さんはデザインの勉強の成果をまとめたポートフォリオをプレゼントしてくれました。美術部員たちの大きな刺激になったようです。

写真下:勉強の成果をまとめたポートフォリオ。素晴らしい内容です。

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齊藤匠紀さん、ますますの活躍を祈っています。ありがとうございました!

2017年9月28日 (木)

中間考査が近づいてきました。

2学期中間考査を来週に控え、本日より部活動は考査終了まで休止です。

放課後の校内では、生徒たちが考査に向けてがんばっている姿が多く見られました。

写真下:図書館で自主学習する生徒たち。

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写真下:職員室前廊下。疑問点を先生に質問する生徒たち。

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校舎の外を眺めると、秋の訪れを感じます。

写真下:高い空。まさに「天高く馬肥ゆる秋」。

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写真下:イチョウも色づきはじめました。

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2017年9月27日 (水)

台湾で出会った「日本への思い」

9月17~24日の台湾研修中、数人の年配の台湾人から流ちょうな日本語で話しかけられました。

その方々は、日本統治時代に生まれ育ち日本語の教育を受けた世代です。

皆さん、生徒たちに気さくに声をかけてくださいました。

「私は台湾人だが、心の中に日本への思いも持っている。若い皆さんには、これからどんどんがんばてってほしい」と話してくださいました。

写真下:台北の行天宮で声をかえてくださった男性(真ん中)。

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過去の歴史を振り返る時、いろいろな考え、見方がありますが、新しい時代を作る世代には国境関係なく歩んでほしいものです。

10月行事予定表

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(昨年度、第35回薩摩半島縦走の様子)

10月の行事予定表です。生徒に配布済みです。

9月の体育祭・文化祭・台湾研修と大きな行事が終了しました。これから甲南高校は、3年生は大学入試を、1・2年生は次の学年を見据えてじっくり学習に取り組む、いわば「動から静」の時期に入ります。各自が自分のすべきことはなにか考えて日々過ごしましょう。

10月20日(金)には、伝統の薩摩半島縦走があります。体調を整えておきましょう。

【10月行事予定表】 gyouji_yotei_201710.pdfをダウンロード


〈主な10月の行事〉

 2日(月) 定時退校日

 3~6日  中間考査

 3日(火) 2学年PTA、学びにUK3期生保護者説明会

 4日(水) 1学年PTA

 5日(木) ★大学入試センター試験100日前★

 7日(土) 英検1次

 8日(日) 学びにUK3期生中間発表会①

 9日(月・祝) 学びにUK3期生中間発表会②、体育の日

10日(火) 火⑦カット、生徒会専門委員会

11日(水) 芸術鑑賞会(宝山ホール)

12日(木) 進路講演会(2・3年)、1・2学年2次PTA

13日(金) 2年UK組高大連携

14日(土) 進研記述(3年)

16日(月) 甲南タイム、難関大志望者集会、いじめを考える週間(~20日)

17日(火) いじめ防止に関する統一LHR

18日(水) 【土のC・D】

19日(木) 特設LHR(縦走)

20日(金) 第36回薩摩半島縦走

23日(月) 全校朝礼

24日(火) 生徒総会、45分授業

25日(水) 【土のA・B】

27日(金) W-KIポスター発表(1年)

28日(土) 土曜授業⑨、進研模試(2年)

29日(日) 進研模試(1・2年)、部活動停止

30日(月) 全校朝礼、甲南塾

31日(火) 金曜日の授業

2017年9月26日 (火)

ジグソー法!(Active Learning)

5限目に1年1組で「生物基礎」の“ジグソー法”を取り入れた授業がありました。

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野間口教諭が総合教育センターの研究協力者として“血液循環により酸素が各組織へ送られる仕組み”の実践授業を行いました。

生徒一人一人の能力を生かすジグソー法を取り入れた“アクティブラーニング”を展開。

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【エキスパート学習】 

グループごとに決められた内容をしっかり学習。生徒は各分野のまさしくエキスパート!

学ぶ生徒の表情は真剣そのもの。互いに意見や考えをぶつけあい理解を深めます。 

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【ホーム学習】

ホームグループで「エキスパート学習」で学んだ内容を各エキスパートがメンバーに教えます。

生徒が教師役となってメンバーにわかりやすく説明。教える側も教わる側もみな必死!!

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【グループ学習発表】

ワークシートの問題をグループで討論・検討(思考)そして代表者が発表。

クラスでの発表で、表現力や思考力もアップ間違いなし!

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野間口教諭が最後にまとめを行いましたが、納得顔の生徒たちでした。

教育センターや本校の先生方の参観者が多い中でもいつもと変わらぬ生徒たちでした。

文理選択説明会(1年)

9月26日7限目、1学年合同LHRで2年次からの文系、理系のクラス選択説明会を実施しました。

学年主任が「安易な選択はせず、しっかり自分の将来像を描いて選択してもらいたい」、進路指導主任が「なぜ学習するのか」「なぜ仕事をするのか」と熱く語り、文理選択の考え方などを示した。

写真下:文理選択の概要を説明する学年主任。

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その他、各教科の先生から2、3年での文系、理系での授業の進め方や科目の選択について説明がありました。

生徒の皆さんは、自分の将来像を描きながら、ご家族や先生方とも相談して文理選択をしてほしい。

10月4日(水)に1学年PTAが計画されております。1年生の保護者の皆さんにもご説明いたします。よろしくお願いします。不明な点は遠慮無く、担任等にお問い合わせください。

写真下:真剣に説明に耳を傾ける生徒

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2017年9月25日 (月)

全校朝礼 9/25

本日、全校朝礼が行われました。それに先立ち、表彰式を行いました。

表彰を受けた生徒は次の通りです。


【書道部】 

 第54回南日本硬筆展(9/9)

 ・南日本書道会賞 古井 志步(3年)

【陸上部】
 鹿児島県高等学校新人体育大会 陸上競技(9/15~16)

 ・男子100M 第1位 10秒73  竹之下 卓也(2年)

 ・男子200M 第1位 22秒03  竹之下 卓也(2年)

 ・男子走高跳 第1位 1m83 下村  翔英(1年)

 ・男子走幅跳 第3位 6m73   清野  瑛一朗(1年)

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皆さん、おめでとうございます!


表彰式後、原之園校長から以下のような話がありました。

“ホットパンツ”と“守破離”(要旨)

先日、生徒たちが教員に暑い日の私服を尋ねた。「私服はどのようなものがいいか」それに対して「ホットパンツはちょっと。バミューダはいいかな」と。しばらく間を置いて笑いが生じた。

一見、ほのぼのとした学園風景のようにも感じたが、皆さんはこの笑いを理解できますか。後で聞いたところ、“ホットパンツ”は“毛糸のパンツ”、“バミューダ”は“魔の三角地帯”ではないかと思った生徒もいたそうだ。先生方も分からないまま笑っていたようだ。

いずれも1970年代のファッションだから知らないのも無理はない。その場は何となく会話は進んだ。しかし、会話は本当の意味では成立していないのだ。会話を成立させるためには、お互いに一定の知識・常識が必要だ。“ホットパンツ”はともかく重要な話題の場合、共通の認識がない会話は危険だ。

皆さんは、本当に日常の会話が成立していると言えるか。社会生活で実りある会話には知識が必要だ。大学で研究を深めるためには相応の知識が必要だ。高校時代はその土台をつくりあげる時、学ぶ時だ。

ところで、「学ぶ時」と言えば“守破離”を耳にしたことがあるか。茶道部、剣道部等の武道芸道系の皆さんにはなじみの言葉かも。“守破離”は織田信長・豊臣秀吉の茶頭を務めた千利休の造語とか。“守は下手、破は上手、離は名人”の言葉もあるようだ。

“守”は一番難しい。あるがままを素直に受け入れること。型を作ること。“破”は考える段階。型破り。“離”独自の世界を創ること。

今、皆さんは一番難しい“守”の段階なのではないか。あるがままを素直に受け入れることは極めて難しい。まずは自分の型を作らなければ、“型破り”はできない。まずは基本的な知識を素直に受け入れじっくりと自分の型を。そして、さらに考える段階“破”、独自の世界“離”に達してほしい。

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2017年9月24日 (日)

元気に帰鹿!「学び台湾(3期)」

本日11時20分、「学び台湾」3期生が台湾から一路鹿児島空港に到着。

『めざせ!!21世紀薩摩スチューデント』事業で貴重な経験をした1年生15人と引率の上原・勇両先生は、所期の目的を達成して、成就感と充実感あふれる表情でした。

生徒の皆さんは、異国での滞在を通して大きな成長を遂げたことでしょう。

同窓会・保護者の皆さんの御支援に本当に感謝します!!

保護者・学校職員を前にして、鹿児島空港国際線到着ロビーで解団式。

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【上原教諭の挨拶】

現地の熱烈な歓迎の様子や、生徒の研究発表の様子など概要報告。

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【郡山団長の挨拶・お礼と今後の決意表明】

“この経験を糧にして、課題研究の継続と学校生活での精進”と力強い決意表明。

期待してます!!

明日から甲南生活!

さあ夢に向かってLet's begin!!

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「学び台湾(3期)」8日目(9/24)帰国

おはようございます。引率の上原です。

現在、台北は午前7時20分です。学び台湾メンバー15人・引率2人、全ての手続きを済ませて、今飛行機への搭乗待ちです。

今朝は、午前5時20分にホテルロビーに集合。5時30分にバスで出発、一路桃園国際空港へ。

写真下:渋滞で有名な高速道路も早朝は空いています。

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写真下:朝日が見えた時、空港に到着。

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写真下:荷物を預け中。

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写真下:この後、7時45分に搭乗予定です。

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楽しかった台湾を離れ、鹿児島に帰ります。鹿児島到着は日本時間で午前11時20分の予定です。

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