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2015年12月24日 (木)

2学期終業式

10:40から2学期終業式を行いました。最初に2学期最後の表彰式を行い,吹奏楽部,書道部の他,100冊読破運動の100冊突破の皆さんが表彰を受けました。100冊読破運動は図書館の本を100冊読破するごとに表彰され,記念品としてブックカバーが贈られます。中でも今日表彰を受けた3年の興梠さんは今回で900冊を突破し,本校の新記録を樹立しました。

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そのあと,2学期の終業式として校長先生から次のような式辞がありました。

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・来年度から3年生になって選挙が行われるまでに18歳になれば,高校生でも選挙権があることになる。基本的人権は憲法97条にあるように「人類が長年の自由獲得の努力の成果」として勝ち取ってきたものだ。
・皆さんが「社会がこうあったら自分もみんなも幸せになれるのになあ」という意見を持つことが大事だ。自分には関係ないと言ってみても政治には強制力がある。どうせなら関心を持とう。
・世の中はどうあるべきか,そのためには自分はどうあるべきか,勉強しないとその答えは出ない。
・1,2年生にはスーパーグローバルハイスクールの活動でいろいろやってもらっている。忙しいかもしれないが,「これをすればあれができない。」というふうに考えるのではなく,「これができればあれもできる」というように1+1を2ではなく,3にも5にもすることを考えてほしい。
・年末年始,日本で一番季節感のある時期に入る。日本人が大切にしてきたお正月の文化も理解できる若者であってほしい。
・3年生は「悔いの残らない」残りの日々を過ごしてほしい。

式辞の後,永井先生の伴奏で校歌を斉唱して終業式を終わりました。

その後,進路指導部(松崎先生)生徒指導部(山元先生)保健部(福留先生)から次のような講話がありました。
<進路指導部(松崎先生)>
・1年の終わりに今年1年を振り返って,次の年に向けて決意を新たにしてほしい。
・勉強はやればやるほど奥が深く,もっと知りたいと思うようになる。新しい世界や本物に触れると,目からウロコが落ちて,それまでと世界が変わる。その実感を感じやすいのが若さだ。
・よい緊張感は人を成長させる。自分がどこまで伸びるのか,楽しんでほしい。
・甲南に引き継がれている伝統は,チーム甲南,みんなでがんばることだ。3年生最後まであきらめずにがんばってほしい。

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<生徒指導部(山元先生)>
・生徒会の執行部ががんばっている。もう少し委員会活動を活発にしたい。
・朝,野球部や女子バレー部が清掃をしている。コートの外に勝負ありと言われる。この時期に部室の片付け等もしっかりやってほしい。
・いじめ防止の標語が選ばれた。中に「友だちと遊ぶ 友だちで遊ぶ 君はどっち」という標語があった。友だちとどういうつきあい方をしているのか,みんなもう一度胸に手を当てて考えてほしい。

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<保健部(福留先生)>
・団体で生活をしているということで,衛生上のエチケットを守る必要がある。
・今後,インフルエンザ等の感染症がはやる可能性もある。休養をとる,栄養をとるなどの自己管理が大切な時期だ。

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