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2016年6月20日 (月)

学年朝礼 6/20

6月20日(月)の朝、全学年で学年朝礼を行いました。各学年の講話、連絡内容等は次のとおりです。

1学年:森園先生

・甲南高校は皆さんを大きく成長させてくれる場所。2、3年生を見ているとよくわかる。例えば、部活動において先輩達は自分の技術向上だけでなく、後輩である1年生の指導をしたり助言を行ったりと後進を育てようとする姿が見える。また、部をまとめようと一生懸命考え行動している。九州・全国大会に出場する先輩達が身近にいる。そういう先輩達の背中を見ることができるのはとても幸せなこと。ぜひ、1年生の皆さんもそういう上級生に成長してほしい。

・ただ、気をつけてほしいのは勉強や部活動だけ成長すればいいということではない。人間としての偏差値も上げてほしい。学校に対して外部から苦情をいただくことがある。それは、皆さんに対する期待の表れ。こういう時こそ、チャンス。

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2学年:伊藤先生

修学旅行では、普段とは違う光景もたくさん見て、普段は経験できないことをいっぱい経験した。楽しむことが一番ではあるが、そこで少し視点を変えると、世の中にはおもしろいこと、不思議に思うことがいっぱいあるということに気づく。たとえば、修学旅行で乗った飛行機。重量をざっと見積もって計算しても15トンくらいの重量はあるだろう。どうやって飛ぶのだろうと考えると飛行機がもっと違ってみえてくる。このように、物事を違う視点でみる、広い視野をもってほしい。特に、勉強中心で毎日を生活している甲南生だからこそ、意識して視野を広く持ってほしい。そうすることで、人生はもっとおもしろいものになるし、将来を考えるきっかけになるだろう。

また広い視野を持つという点で、もう一つ。文字通り、周りの人々に気遣いができるようになってほしい。今の2学年は、友人といった身近な人に気遣いができる素晴らしい学年であるが、その気遣いをもっと広い範囲に広げてほしい。

 

3学年:有嶋先生

学力の三要素を知っていますか。

①知識・技能

②思考力・表現力・判断力

③主体的に他の人と協力し合える力

これからの世界では,人の仕事としていたことが機械化されて、どんどん人の仕事がなくなっていく可能性がある。世界的に人口が増えると仕事の奪い合いも起こる。このような問題を解決するには、多くの人と協力していく必要があるので、学力の三要素が示されているのではないか。

生徒の皆さんには、日常生活の中の問題点にも関心をもって、これからどのように生きていくか、具体的な目標をたててもらいたい。その意味でも、自分自身をしっかり見つめることができ、今の自分の課題・問題が見えてくる「学習の記録」を活用してほしい。これは、自分が思ったことや感じたことはもちろん、学習量や科目のバランスなども確認できる素晴らしいツールだ。毎日しっかり記入し、過去の自分と比較しながら課題を見つけ、改善しながら、社会に必要とされる学力をつけて、社会に貢献できる人になってほしい。

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