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甲南高等学校

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2018年3月 6日 (火)

「学びにUK」~報告④その1~3/6

引率の川上&太田です。甲南生は相変わらず元気です!

研修も4日目になりました。今日も昨日に引き続きオックスフォード大学での研修です。

昨日の研修は本当に生徒たちの心に火をつけたようです。

ある生徒が研修日誌にこんなことを書いていました。一部を紹介します(他の生徒たちもみんな同じようなことを書いていました)。

「忘れられない大事で素敵な1日になった。苅谷先生との質疑では考えがまとまらず、その時は質問できませんでしたが、あとで個別に伺い示唆を与えてくださいました。進路に対する助言もいただきました」

「今は『史上最大級に』勉強したい!帰国したら納得のいくまで勉強に励もう!」

こんな経験を高校時代にできる生徒たちは本当に恵まれています。引率という立場を忘れて嫉妬してしまいました(苦笑)。

さて、本日の研修の報告です。午前中はオックスフォード大学の施設を見学しました。今日も忙しい中4人の大学院生が参加してくれました。

【大学院生たちとの打合せ】

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単なる施設見学とは異なり、大学院生が施設に関する歴史的・文化的意義を詳しく説明してくれました。

また、西洋と宗教の関係等についても説明を受け、生徒たちは時折「なるほど~」「知らなかった。後で調べてみよう」と興味津々でした。

【説明する方も聞く方も真剣です】

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【聖メアリー教会の最上階にも上りました!】

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【英国の歴史・文化を学んで大満足!】

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午後からは、オックスフォード大学院生の研究発表を聞いてのディスカッションです。その様子はまた詳しく報告いたします!

2018年3月 5日 (月)

「学びにUK」~報告③その2~3/5

午後のセッションが始まりました。大学院生が10人も参加してくれました。国籍も英国・日本・ロシア・ポルトガル・韓国など国際色豊かです。これだけの国の人と英語を介してコミュニケーションすることができる…英語は「国際共通語」であることを再認識しました。

まず甲南生が学校紹介をしました。

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続いて3つのグループに分かれて、各グループに大学院生が3人ずつ入って自己紹介をしました。

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そして、課題研究のプレゼンテーション。生徒たちのこの自信に満ちた発表の様子を見てください! 本当によく頑張りました!

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生徒の熱意溢れる発表を大学院生たちも真剣な表情で聞き入っていました。各生徒の発表後は10分程度の質疑応答がなされました。この質疑応答をとおして生徒たちは自分の課題研究をさらに進めていくための視点を得たようでした。

【大学院生も真剣です!】

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【議論を深めた質疑応答】

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最後にオックスフォード大学大学院教授で教育社会学の世界的権威でいらっしゃる苅谷剛彦先生に英語でご講話をいただきました。

先生からは「オックスフォードの街を実際に訪れ、オックスフォードの風に触れ、オックスフォード大学の学生と直に交流することは本当に意義深いことです。この機会に恵まれた君たちが(他者への還元も含めて)この機会を今後どのように生かしていくのかを考えることが大切です。」という主旨のお話をいただきました。

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苅谷先生のご講話の後、生徒たちは積極的に先生に質問をしていました。そのすべてに対して先生は答えは示されず、物事の視点を示しながら「深く考えることの大切さや面白さ」を話してくださいました。

生徒は「言葉ではうまく表現できないくらい感動した。もっと深く学びたいと思った。」と感想をもらしていました。生徒にとっては「魂が揺さぶられた時間」だったに違いありません。お忙しい中、また休日にもかかわらず甲南生のために時間を作っていただいた苅谷先生、本当にありがとうございました。

明日もオックスフォード大学での研修です。またご報告します!

「学びにUK」~報告③その1~3/5

研修3日目はいよいよオックスフォード大学での研修です。午前8時過ぎに Enfield をバスで出発しました。車中でも生徒たちは午後に行う課題研究のプレゼンテーションを一生懸命に練習していました。

午前10時過ぎにオックスフォードに到着し、お世話いただく(一社)Glocal Academy の岡本さんと合流しました。

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続いて3つのグループに分かれてオックスフォード大学院生の案内で大学の施設等を見学しました。至る所に歴史を感じる建造物があり、生徒たちからは感嘆の声が聞かれました。

【通称「溜息橋」 その由来は…】

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【雪の残る中庭で】

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【ハリーポッターの撮影場所で】

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【オックスフォード大学の代表的な建物「カメラ」の前で】

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構内を案内してくれた大学院生と一緒に昼食を食べ、午後の研修に備えました。バスの中では緊張していた生徒たちにも笑顔が見られ、リラックスした様子です。

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さあ、午後からはいよいよ生徒たちが約1年間取り組んできた課題研究の発表です!中には前日にホストファミリーにお願いしてホームステイ先でしっかりリハーサルを行い、英語の発音等を確認してもらった生徒もいました。

「落ちるリンゴを待つ」のではなく、ますます積極性を身に付けていく3期生です。がんばれ!

午後の研修の様子はのちほど詳しく報告します。

2018年3月 4日 (日)

「学びにUK」~報告②その2~3/4

午前中の研修が終わるとランチタイムです。それぞれのホストファミリーが作ってくれたランチを持ち寄り楽しく談笑です。英国ランチのお味は?

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ところで…感心する光景があちこちで見られました。休み時間に先生に積極的に質問をする生徒が何人もいました。中には自分の課題研究のことについての質問をした生徒もいたようです。異国の地で甲南生の成長を目の当たりにしてうれしい限りです!

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午後の研修はホームステイ地の Enfield をDavid 先生の案内で散策しました。

甲南生は日本とは…南国鹿児島とは!全く異なる街並みに興味津々でした。

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途中で郵便局に立ち寄り、午前中に書いたポストカードを投函しました。生徒たちは英国に来て今感じていること等を書いていたようです。帰国する頃には日本に届いているはずです。

【今の思いをしたためて…】

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【切手を買って投函】

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屋内外での充実した研修を終えて、最後にお世話になったDavid 先生と記念写真です。先生は今年来日されるそうで、「是非、鹿児島で再会したいですね。」とおっしゃっていました。先生、どうもありがとうございました。

See you again in Japan!

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明日はいよいよ生徒たちが待ち望んでいたOxford での研修です。またたっぷりとご報告します!

「学びにUK」~報告②その1~3/4

研修2日目のロンドンも寒い1日となりました。

でも…やっぱり!甲南生はご覧の通り朝から元気いっぱいです。

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午前中の1コマ目はDavid先生による英国の文化等についての授業でした。先生の"English only, please."で授業中は全員英語のみ使用です(もちろん引率者 川上&太田も)。

みんな真剣な表情で先生の話に聞き入っていました。これまで知らなかったことを沢山学び知的好奇心が大いに刺激されたようです。

【David先生のオリエンテーション】

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【真剣に取り組む生徒たち】

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続いて、Mill Hill 高校との交流会で行うプレゼンテーションについてグループで確認し、その後一人ずつDavid 先生の前で簡単なリハーサルを行いました。

先生は「自信をもって英語を話していて素晴らしい。当日はアイコンタクトをとることが大切だ」とアドバイス。

【グループでの確認】

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【緊張しながらのリハーサル】

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緊張していた生徒たちは先生からのお褒めの言葉に自信を深めていました。

午後の研修の様子はまた後ほどレポートします!

2018年3月 3日 (土)

「学びにUK」~報告①~

引率の川上&太田です。

これから、英国より随時ご報告します!

よろしくお願いします!

沢山の方々に見送っていただき本当にありがとうございました。羽田経由で予定通りヒースロー空港に着きました。ロンドンはここ20数年で一番寒いそうで、空港も一面銀世界でした。とにかく寒いです!

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しかし、生徒はみんな元気です!やる気に満ち溢れています!

そう「いつだって➕どこだって」甲南日和です!

【3期生を表す「3」でハイポーズ!】

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入国手続きもしっかり英語でクリアして、研修拠点のインフィールドへバスで移動。そこでホストファミリーの出迎えを受けました。みんな少し緊張していましたが、笑顔であいさつを交わしそれぞれのステイ先に移動しました。

【温かく迎えてくれたホストファミリーとパチリ】

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明日は午前9時から研修が始まります。その様子はまた明日ご報告します!

2018年3月 2日 (金)

さあ!英国へ~学びにUK3期生~

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昨日3月1日の卒業式の感動さめやらぬ本日3月2日、生徒海外派遣「学びUK」3期生が鹿児島空港から飛び立ち、羽田空港経由で研修先のイギリスに出発しました。

朝7時、全員元気に集合。早速出発式が行われ、原之園校長が激励。

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続いて、団長の樋口尚宏くんが挨拶。

写真下:「しばし日本を離れますが心配しないでください。元気にがんばってきます!」と力強く挨拶。

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写真下:見送りの家族や先生たちと別れの握手や抱擁。

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写真下:いよいよ保安検査場を通って中へ。

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写真下:8時5分発の飛行機で経由地の羽田空港へ。

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写真下:保護者と一緒に。

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さあ、「学びにUK」3期生の研修が始まりました。

メンバーは3月12日までの約10日間、オックスフォード大学やケンブリッジ大学、イギリスの高校に訪問し現地の学生や先生たちに自分たちの研究を英語でプレゼンしたり、交流を行います。イギリス滞在中はホームステイ。不慣れなことも多いでしょうが、大きく成長して帰国してくれることでしょう。気をつけて行ってらっしゃい!

なお、研修中の様子については、引率職員2人が現地から当ブログ上で随時報告を行う予定です。どうぞ、お楽しみに!


追記

引率の太田教諭から、経由地の羽田空港に到着、この後午前11時40分発のロンドン行き飛行機に乗るとの連絡がありました。

2018年2月28日 (水)

NEXT ONE! 〜学びにUK4期生 保護者説明会〜

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生徒海外派遣事業「学びにUK」3期生の出発が3月2日に迫っていますが、次の4期生募集についての説明会を2月27日(水)17時30分から二甲記念館にて行いました。

毎年15人をイギリス研修に送るこの「学びにUK」プログラム。甲南高校同窓会の支援をいただいてSGH(スーパーグローバルハイスクール)事業の軸として行っています。1年生のうちに「学びにUK」候補者40人をセレクション。2年生に進級後は約1年間かけて個人研究を行い、最終的に15人を決定します。

対象となる1年生全体には2月13日(火)の合同LHRで概要を説明しましたが、今回は保護者を含めた説明会です。エントリーを考えていたり興味のある生徒78人とその保護者が出席してくれました。

写真下:多くの生徒が出席してくれました。

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写真下:SGH担当で、昨年度「学びにUK」2期生を引率した英語科の堀切教諭が概要を説明。

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続いて、「学びにUK」1期生の山澤優奈さん(京都大学1年)、2期生の谷口智海さん(3年)、岩元美月さん(3年)の3人が自身の海外研修での体験、課題研究に取り組む意味などを1年生に向けて語ってくれました。

写真下:「ぜひチャレンジして」と熱く語る谷口さんら。

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写真下:3人の話に耳を傾ける出席者。

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写真下:メモを取る生徒・保護者の姿が多く見られました。

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エントリーシート(志望理由書)の提出期限は、3月13日(火)16:30です。

3月17日には面接が行われます。

多くの1年生のエントリーを期待しています。

NEXT ONE!新しい自分を発見しよう!

2018年2月21日 (水)

平成29年度 第2回SGH運営指導委員会

2月19日(月)10時30分から二甲記念館において、平成29年度第2回SGH運営指導委員会を開催しました。今回、5人の委員、及び高校教育課から2人のご出席をいただきました。

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はじめに、本校SGH担当職員が本年度の取り組みと来年度の計画について説明をしたのち、スーパーグローバルハイスクール事業を行うにあたり運営指導を頂いている5人の委員から、指導助言を頂きました。

写真下:本校担当職員による報告。

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写真下:運営指導委員の皆様から多くのご助言をいただきました。Img_3465

「様々な研修を行ったあとの振り返りの機会」や「海外で研修した生徒たちの体験を全体で共有する機会」について、課題研究で取り組んでいることを各教科の授業で普及していくこと、キャリア指導を充実させていくことなど、建設的な意見を頂くことができました。

写真下:生徒たちが研究をまとめたポスターもご覧いただきました。

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今回いただいた助言をもとに、より一層SGH事業を充実させたいと思います。運営指導委員の皆様、ありがとうございました。

2018年2月14日 (水)

さあ、自分の壁を乗り越えよう! ~1年生合同LHR~

2月13日(火)7校時、1年生は二甲記念館で合同LHRを行いました。今回のテーマは、生徒海外派遣事業「学びにUK」4期生についてです。

毎年15人をイギリス研修に送るこの「学びにUK」プログラム。甲南高校同窓会の支援をいただいてSGH(スーパーグローバルハイスクール)事業の軸として行っています。

1年生のうちに「学びにUK」候補者40人をセレクション。2年生に進級後は約1年間かけて個人研究を行い、最終的に15人を決定します。

ちなみに、来月3月に出発する第3期生15人はすでに決まり、最後の準備を行っています。


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はじめに、昨年3月、学びにUK第2期生引率としてイギリスに行った英語科の堀切先生がスライドを使いながら研修の概要を説明しました。

写真下:「こんなチャンスは滅多にない」と堀切先生。

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続いて、昨年3月、2期生メンバーとして実際にイギリスで研修を行った岩元美月さん(3年)・濵上香帆さん(3年)が1年生にメッセージを送ってくれました。

「はじめ学びにUKにエントリーする時は、海外に行ってみたいというシンプルな理由でしたが、研究に取り組んでいくうちにいろいろな人と出会い、自分の考え方が大きく変わりました。それが結果的に自分の進路実現にもつながりました。人との出会い、それは一生の財産です。」

「仮に最終的にメンバー15人に入れなかったとしても、1年間取り組んできた課題研究は必ず自分の役に立ちます。」

少しでも興味がある人やまだ迷っている人は絶対に挑戦した方がいい。それだけ価値のあるものです。」

など、1年生に向けて熱く語ってくれました。

写真下:熱い思いを伝えてくれた岩元さん(左端)と濵上さん。

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最後に、進路指導主任の有嶋先生が講話。

「研究に取り組むのはたしかに大変。しかし、挑戦しないうちから自分で限界を決めてしまったり、壁を作ってしまっては成長できない。この海外派遣プログラムは甲南生のためにできたもので他にはない。ぜひチャレンジして壁を乗り越えてほしい」

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2月27日(火)に学びにUK4期生保護者説明会を予定しています。ひとりでも多くの1年生がエントリーしてくれることを期待しています!

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