7月19日(金)、体育館アリーナにて表彰式・壮行会・SSH課題研究の発表・離任式・終業式を実施しました。
表彰式では校内においてはクラスマッチの総合・各競技,100冊読破、校外においてはSSHプレゼン大会、書道部・将棋部・KBC(放送部)・陸上部が表彰されました。校内外で活躍する生徒を全校で讃えました。
【写真下:表彰式】
壮行会では文武において上位大会に出場する生徒を激励しました。全国総文祭には書道・美術・百人一首・文芸・新聞・将棋と他部門に渡って本校生徒が派遣されます。またKBC・陸上部も全国大会に出場します。生徒会長は「勉学に励みながら部活動でも大きな成果を挙げている皆さんは甲南生の誇りです」と激励の言葉をかけました。
【写真下:エールをおくる応援団】
次に、優れた課題研究を行っているチームのプレゼンテーション。1チーム目は液状化現象に耐えうる土砂に関する研究、2チーム目はドミノ倒しが最速となるドミノの間隔についての研究。3チーム目は石鹸かすをシラスバルーンで吸着することで水質汚染を軽減する研究。課題の設定理由や仮説の立て方、科学的な実験・検証、考察のまとめ方など下級生の指針となりました。
【写真下:課題研究の発表】
離任式では、本校で2年間勤務してくださったIlse先生が帰国されるにあたり、生徒への感謝や、鹿児島や甲南高校の美しさ、学食の思い出などを英語で話され、生徒に変化し続ける社会の中で学び続け幸せになってほしいとおっしゃいました。「私はみなさんが大好きです」は日本語で2回も。帰国後は故国南アフリカの抱える諸問題の解決のために尽力されたいとのこと。ご活躍をお祈りします。
【写真下:Thank you!】
終業式では校長が、式辞の中で「甲南タイム」について話されました。甲南タイムは朝の生徒のプレゼンの行事で、年間8回行うことでクラス全員が1回は発表することになります。今年で19年目となる行事ですが、プレゼン力だけでなく、話す側には自己を開示する勇気、聞く側には他者への敬意が必要です。校長は「他者を尊重する資質・人権意識など、本校生が身につけるべき資質を、こうした行事の一つひとつで身につけてほしい」とおっしゃいました。
【写真下:校長式辞】
生徒の皆さん、1学期は本日で締めくくりですが、夏課外・2学期以降も健やかに過ごし、更なる成長を遂げることを祈ります。