プロフィール

フォトアルバム

甲南高等学校

剛 明 直(ごうめいちょく) 気高く 優しく 健やかに 

02-0 SGH(スーパーグローバルハイスクール) Feed

2016年6月27日 (月)

鹿児島大学・甲南高校 高大連携

甲南高校ではW-LIの時間に鹿児島大学と連携した取り組みを行っています。6月24日は、鹿児島大学から11人の先生方に来校いただき、2年生のSGH対象者41人(学びにUK組)の課題研究について指導・助言をいただきました。

Photo

Photo_2

Photo_3

生徒たちは、一人につき7~8分で自分の課題研究について発表しました。その後の鹿児島大学の先生方との質疑応答をとおして、足りない点やさらに深く検討すべき点などを明らかにすることができたようです。自分とは異なる視点からのアドバイスをいただいた生徒もおり、非常に有意義時間となりました。

鹿児島大学の先生方、ありがとうございました。

2016年6月14日 (火)

海外派遣事業報告会(学びにUK)

6月8日(水)の18:30からの同窓会幹事会の中で、生徒海外派遣事業「学びにUK」の報告会が行われました。

Photo

15人の派遣生徒を代表して3年生の隈本惇心君と平田颯彦君が英国での研修について報告しました。なお、この報告は11日(土)に東京で開かれた関東二甲会総会でも行いました。また、8月の同窓会総会でも行う予定です。

写真下:報告を行う隈本君(上)と平田君

Photo_2

Photo_3
また、先日、この事業を10年間継続していくために「一般財団法人甲南高校薩摩スチューデント基金」が設立されました。先輩方のご厚情に感謝申し上げます。同窓会員の皆様には、今後ともこの事業に対するご支援をよろしくお願いします。

写真下:多くの同窓生の皆様が御出席くださいました。

Photo_4 

2016年5月12日 (木)

SGH第1回運営指導委員会

本日午前中、二甲記念館でSGH第1回運営指導委員会が開催されました。本日は4人の委員及び高校教育課から2人が出席されました。

01

はじめに、本校のSGH担当職員がスライドを用いて甲南SGHの概要を説明、その後他の担当職員が「教材開発」「大学・企業連携」など6項目について報告と今年度の計画について話しました。

最後に、委員の方から指導助言をしていただきました。今回いただいた助言をもとに、より一層充実したSGH事業にしていきたいと思います。

02

03_2

2016年4月22日 (金)

「生徒海外派遣(学び台湾)」生徒・保護者説明会について

甲南高校創立110周年記念事業「生徒海外派遣(学び台湾)」について、事前に申込みをされた1年生およびその保護者向け説明会を、本日、下記のとおり実施します。

日時:平成28年4月22日(金) 16:45~17:00受付

                       17:00~18:00説明

場所:県立甲南高等学校 二甲記念館

内容:創立110周年記念事業「生徒海外派遣(学び台湾)」の説明

  (1)派遣スケジュール(予定)

  (2)研修内容(事前研修、事後研修を含む)

  (3)質疑応答

【保護者の皆様へお願い】

本校に駐車スペースはございません。

申し訳ありませんが、近隣のコインパーキング等に駐車、もしくは公共交通機関をご利用ください。

2016年3月21日 (月)

「学びにUK」1期生が事後研修を行いました。

早くも帰国して10日程度経ちましたが,3/19土曜授業の午後,「学びにUK」1期生,イギリス研修の事後研修を行いました。
研修では,異文化に触れて気づいたことや,逆に異文化に触れることで気づいた日本の良さ,そして現地で幸せに感じたこと,悔しかったことなどをまず書き出し,後でそれをみんなで共有することで,振り返りました。
生徒は,言葉が通じなかったことや,"You're a very very nice person."と言われて嬉しかったこと,自分が思ったよりも強かったことや自立できることに気づくことができたことなど,それぞれが感じたことを発表しあいました。それぞれが納得する場面も多く,あっという間に時間が過ぎました。
最後に事前研修を担当された講師の方や担当の先生からは「この研修は保護者の方や同窓会の方々,友達,先生方,いろいろな方のお陰でできた。そのことに対する感謝の気持ちを忘れないで。」「『Pay it forward.』という言葉がある。この研修を良かったと感じたなら,自分ができることを2期生にしてあげて欲しい。それが一番の恩返しです。」という話がありました。
いよいよこれで,1期生の国内外大学研修もすべて終了しました。1期生は今後は機会を見つけて学校や同窓会の会合等で研修報告をしていきます。今回得た経験を十分に生かして,自分の人生をさらに豊かにして欲しいと思います。

160319_135426_01w

160319_135726_01w

2016年3月19日 (土)

学びにUK2期生選抜面接

先日学びにUK1期生が帰国しましたが,来年度2期生の活動を始めるに当たって,学びにUKグループ2期生選抜のための面接を行いました。3/4の説明会を経て61人の生徒が志望理由書を提出し今日の面接に臨みました。

面接は5人1組で,志望理由やW-KIの活動で興味を持ったこと,どんな力をつけたいかなどの質問に,それぞれ真剣に答えてくれました。面接官は本校職員の他,同窓会の役員の方にも入っていただきました。

160319_135125w

この結果を踏まえて,学びにUKグループ2期生を年度内に決定します。
※学びにUKグループは,2・3年次のW-KIの時間の課題研究を英語で取り組むとともに学校設定科目Advanced Englishを受講するメンバーです。そのなかから選抜された者が2年次3月に学校代表としてイギリス研修に行きます。

2016年3月13日 (日)

「学びにUK」1期生が帰鹿しました。

昨日夜9時,羽田からの最終便で「学びにUK」1期生が全員元気に帰鹿しました。
保護者の皆さんが出迎えられ,子どもたちの元気な様子にホッとされたようでした。

160312_211921w_2

引率の荒田教頭先生からは「現地でもとても評判が良く大成功だった」と感想があり,代表の山下さんが「経験したことをこれからの人生に生かしていきたい」とあいさつして空港で解散しました。

160312_212308w

今回のイギリス研修は,出発前テロの心配もしましたが,計画した日程を予定通り進めることが出来ました。同窓会の皆様を始め,応援していただいたすべての皆様に感謝します。

2016年3月12日 (土)

「学びにUK」9日目

いよいよ最終日。目がさめるとまた真っ青な空が広がっていました。今回の旅は本当に晴れた日が多く,とてもよかったです。

1

またもや目が覚めるような青空。

朝はホストファミリーにみな送ってもらい,Study CentreであるBaptist Churchに集合しました。Host Familyとの別れは涙,涙...ではなく,みんな明るかったです。12時間で来れるんだ,という言葉が何度も出ていましたし,「外国って宇宙と一緒と思っていたけどそんなことなく,身近だった」という声も聞かれたので,また来れるとみんな感じていたからかもしれません。

2

最終日の朝,Study Centreの前で。

いつもより,少し大きなコーチ(貸切バス)で出発し,National Galleryへ。今日もタイヴァースさんが案内してくださいます。タイヴァースさんは大英博物館でも相当詳しく説明していただきましたが,ここNational Galleryでも詳しく教えていただきました。

3National Galleryの前で写真撮影。

ここでは宗教画,印象画,そして有名なゴッホの「ひまわり」などを見たのですが,タイヴァースさんから絵の背景を教わることができて,「今まであまり絵には関心がなかったけど,背景を知ることで,結構興味が湧いた」という声も聞きました。またNational Galleryには,前のALTのKatyさんも来てくださり,懐かしい再会がありました。

4「Ambassadors」の前で。

5ターナーの絵の前で。この絵は007の前作Sky Fallにも出てきました。

12:30には,バスに再び乗り,バスの中から市内を見学しました。ロンドン旧市街の市長の家を見たり,ウォータールー橋(戦争中だったのでほぼ女性によって作られたので,別名Lady's Bridgeともいうそうです。ワーテルローの戦いを記念して命名されました。Waterlooですので,読み方によってウォータールーになりますし,また,ワーテルローになります)を見たりしました。London BridgeとTower Bridgeも渡ることができてよかったです。

7

Tower Bridgeを渡りました。

8

ロンドンタワー。夏目漱石の作品でも有名。

その後,ウェストミンスター寺院の前で降りて,少し歩き,ビッグベンを見ました。ちょうど2時だったので,ビッグベンの鳴る音を聞くことができました(生徒は2回しか鳴らなかったので残念がっていましたが,2時だからしょうがないですね)。

9ウェストミンスター寺院の前で。

10

ビッグベン。2時です。ビッグベンポーズで。

そのまま,St. James Parkへ。ここで白鳥などいろんな鳥を見たり,リスを見たりしました。生徒はリスを見るのは初めてみたいだったらしく,喜んでいました。そのままバッキンガム宮殿の前を通り,バスに再び乗車してヒースロー空港へと向かいました。

11

公園のリス。

12

ロンドンの町並みを歩いてバスへ。

ヒースロー空港に着くと,生徒は「帰りたくない」「まだイギリスにいたい」と言っていましたが,残念ながら帰国しなくてはなりません。お世話になったタイヴァースさんとお別れして,出国および搭乗手続きをしました。

13

お世話になったタイヴァースさんと。

14

「学びにUK」パーカーを着て,みんなでポーズ。

このまま羽田・鹿児島へと向かい,この研修は終わりです。この9日間で,どんなことを目にして,どんなことを学んだのか。もちろんひとりひとり受け止め方は違います。しかし,絶対に何か大事なことを学んだ旅になったと思っています。ぜひできれば,どんなことを学び,何を見たり聞いたりしたのか,直接研修に参加した生徒に聞いてみてください。直接聞いた方が,聞いた人にも話す人にもいろいろと発見があるはずです。

以上で,9日間の報告を終わります。1期生のみんな,お疲れ様。これからの君たちの人生がさらに充実し,幸多からんことを願っています。そして2期生にちゃんとバトンを渡しましょうね。

 

「学びにUK」いよいよ帰国です。

「学びにUK」イギリス研修もいよいよ最終日の全日程を終え,ヒースロー空港の第2ターミナルに着きました。現地時間で金曜日午後7時に出発し,羽田空港に土曜日午後3:55に到着します。鹿児島への到着予定時間は午後8:55です。では帰ります!

Img_1955

帰国します!

2016年3月11日 (金)

「学びにUK」8日目

雨も幸いにして1日で上がり,8日目は大英博物館とUCLです。今日もタイヴァースさんにガイドをしていただきました。

1_3

大英博物館の前で。

まず午前中は大英博物館へ。Enfieldの街からはだいたい20kmぐらいなので,30〜40分程度です(朝のロンドンのラッシュを抜けていくので結構時間がかかります)。

大英博物館はもともとスローン氏が個人的に所有していた収集品を英国政府が買い上げて一般閲覧を可能にしたことから始まっています。そのような説明をタイヴァースさんから受けた後,いよいよ入場しました。

3_2

スローン氏の銅像

4_2

タイヴァースさんに説明を聞いています。

ロゼッタストーンから説明が始まりましたが,タイヴァースさんは非常に詳しい方なので,生徒はその説明を,食い入るようにメモを取りつつ聞いていました。

5_2

ロゼッタストーンの前で。

パルテノン神殿の彫刻のところ(Elgin's Sculptures)では,なぜその彫刻がイギリスにあるのか,その彫刻はどういう意味があるのか,イギリスが所有していることの是非などを含めて話していただき,説明のクライマックスのところでは生徒からは「わー」と歓声が上がっていました。

6_2

ガイドのタイヴァースさんの説明を熱心に聞く生徒たち。

カメオガラスの「ポートランドの壺」と呼ばれる展示品も皆で見ました。これはポートランド公爵が所有されていたもっとも程度の良いものです。描かれているのは,アキレスの逸話につながるシーンです。この壺は一回酔っ払いに割られてバラバラになったのですが,修復されていますよとの話もありました。

7_2

ポートランドの壺(Portland Vase)

その他にもアングロサクソンのヘルメットの話や,人魚の話,テームズ川の話など,ほんとうに詳しく説明していただきました。特に世界史をとっている生徒は夢中になって見ていました。その後,少し自由時間を取り,生徒は自分の関心のあるところを見に行っていました。なぜかシバ神の像が人気があったようです。

8_2

テームズ川と歴史的な出土品に関する説明。

午後はUniversity College Londonことロンドン大学(以下UCL)に移動しました。UCLには日本庭園があり,薩摩スチューデントと長州5の記念碑があります。その前で記念撮影をしました。

9

記念碑の前で写真撮影。

その後,UCLの紅林先生の案内のもと,Engineering(工学部)へ。そこで紅林先生,吉本さん,木村さんの3人の方からの話を聞きました。紅林先生はケンブリッジで物理学で博士号を取られたあとUCLで教鞭を取られています。「僕は普通の人だったけど,人生のいろんな転機でいろんな選択をして,いまこうなっている。でも僕は普通の人だし,君たちだって,こうなりたいなと思ったらできる」という話をしてくださいました。また,吉本さんはイギリスでデザイン会社をされていらっしゃる方ですが,現在取り組まれている芸術作品を見せられて,「お金はまだ入ってきてないけど,夢がある」という話をされました。木村さんは産経新聞の元ロンドン支局長をされた方で,世界でどういうことが起こっており,それはなぜなのかということをデータを元に話してくださって,すごく刺激的でした。終わった後も質問が止まらず,バスの時間の関係で残念ながら立ち去らないといけない状況となりました。

10_2

UCLの案内図とUCL Engineering。

12

紅林先生の説明を熱心に聞いています。

13

3人を囲んで質疑応答。

考えてみると,今回の研修では25人ぐらいの素晴らしい方々と生徒は出会いました。それぞれの方が自分の「軸」を持ち,輝いていらっしゃいます。多くの生徒はジャーナルに意識の変化が起こったこと,人生の転機となったことを書いています。このイギリス研修は1年目で始まったばかりですが,同窓会の支援をいただき10年間続けば,150人程度の生徒に大きな影響を与える事業となります。同窓会の方々に本当に感謝したいと思います。

いよいよ最後の明日は,ナショナルギャラリーに行き,ヒースロー空港から帰国します(最後の日のブログは書けないと思いますので,帰国後になります)。

カテゴリ