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甲南高等学校

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2016年3月10日 (木)

「学びにUK」7日目

7日目はいよいよ雨でした。冬のイギリスでこれまで結構雨が降らないことが多かったことは逆にすごかったと思います。Study Centreに7時に集まり(5時に起床しました)。いよいよMill Hill Schoolとの交流です。バスで30分くらいかかりました。

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初めての雨でした。

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Mill Hill の入り口。

Mill Hill Schoolを訪問する理由は,実は3つの共通点があるからなのです。まずMill Hill School(以下MH)も甲南も同窓生にノーベル賞受賞者がいること。次に,MHの同窓生のアーネスト・サトウ(サトウと聞くと日系人かと思いますが,Wikipediaによると,違うようです。例えばナオミという名前は英語圏でもよく聞きますが,聖書に出てくる名前ですので音だけでは判断できないですね)さんが薩摩スチューデントをかなり手助けしてくれたという歴史があります。そして最後に,伝統校で進学校ということがあります。実際に学校の中にも,年別のOxfordやCambridgeに進学した生徒のリストが掲示してありました。日本では個人保護法の関係で今はほとんど掲載されていませんが,昔は同じように進学先が掲示されていたと記憶しています。

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Crickさんについて書かれた掲示。

まず通された部屋はThe Crick Roomと呼ばれる部屋でした。ノーベル賞受賞者のCrick博士の名前がつけられていました。生徒は,引率の先生が手続き等をしている間にまずこの部屋に通されて,オレンジジュースやパンなどをもらっていました(朝ごはんをちゃんと食べたはずなのに,みな美味しそうにパクパク食べていました。さすが高校生)。

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教室のところにある電子掲示板。

そして,すぐにチャペルへ。写真を撮りたかったのですが,写真や携帯の使用は遠慮してくださいと言われたので,使えませんでした(だから今日は写真はあまりありません。すみません)。チャペルでは,Chapelainと呼ばれる牧師の方が日本の鹿児島の甲南高校が訪問しているというアナウンスをされたあと,みんなでhymnと呼ばれる賛美歌(William BlakeのJerusalemでした。歌詞にHillsとMillsが含まれているので,この曲を選んだのではないかと推察します)を一緒に歌いました。そのあと,MHの生徒がザンビアやインドにラグビーを教えるボランティアに参加した様子のビデオを見ました。

その後,生徒たちは授業に2コマ参加しました。ペアに分かれて"Buddy"と呼ばれるMH生と一緒に授業を受ける形式でした。受けた授業は数学・化学・生物・物理・古代文明・政治学などだったようです。数学は微分の計算式(甲南生が1年生のときに習うもの)で,生物はデンプンのpHによる溶け方の違いを調べる実験,政治学では政党についてだったようです。政治学では日本の現政権についての意見や日本の政党数,選挙の方法について聞かれたそうですが,しっかり答えることができたとのことで,良かったです。ただ小選挙区などの単語は難しかったとのことなので,やはり語彙力は大事ですね。

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授業後にみんなで撮影。

それが終わったら,MHの校長先生と荒田教頭先生の間で記念品の交換。甲南からは「感謝と友情を込めて」と両校の校名を入れた盾をプレゼントしました(赤﨑先生にあやかって青色の盾にしました)。MHからは校長先生のサイン入りのMHの歴史が書かれた本をいただきました。

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Mill Hillの校長先生と本校の荒田教頭。

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みんなで写真撮影。

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日本人生徒によるアーネストサトウについて説明。

その後,カフェテリアへ。ご馳走していただきました。ちょっと辛かったものもありましたが,美味しくいただきました。ただ味になれていなくて,あまり食が進んでいない生徒もいました。外国の食事はAcquired tasteと呼ばれ,だんだんと好きになることが多いです。慣れていないうちはなかなか食べられないですね。

午後はMill Hill Internationalへ。本来ならここでディスカッションなどを行う予定だったのですが,テスト期間ということで,残念ながら多くの生徒に参加していただくことはできなかったのですが,甲南を紹介するプレゼンを男子3人が行いました。このプレゼンは割と受けていて,本人たちも嬉しそうでした。

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Mill Hill Internationalの入り口。

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男子3人によるプレゼン。

最後はまたチャペルで写真撮影をして,Enfieldへ。15:30にはStudy Centreに帰り着きました。残り2日ということで,TescoやM&Sなどの店を回ってお土産等を買ったり,ホストファミリーへのThank youカードを買ってお別れの用意をしたようです。また,1日目にオリエンテーションをしてくださったOliverさんがこのMill Hill研修には付き添ってくださったのですが,これがお会いする最後の日ということで,お別れを言いました。

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オリバーさんと一緒に記念撮影。

2016年3月 9日 (水)

「学びにUK」6日目

Cambridgeを訪問する6日目は残念ながら曇りでしたが,天気予報は雨だったので,今日もまた幸運だと感じました。

バスで80分ほど走って,Cambridgeへ。まず最初に西地区にある理系のCavendish Laboratoryに行きました。ここはMaxwell博士など,有名な方をたくさん輩出されたところで,古くは西田博士がいらっしゃいます。そこでMaxwell氏の机や最初にオームの値を図るために作られた実験装置などが見ることができました。

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Maxwell博士の銅像や,実験道具。

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西田博士の写真やDNA構造のモデル。

最初はDNAの螺旋構造やガラスなどのアモルファス構造についての説明があり,その最初に使われた機材などを見ることができました。また普段ならまず入れない最先端の実験室などにも入室させていただき,有意義な時間を過ごすことができました。

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実験室。手前の機械は-270℃まで冷やせます。

幸運にも科学者の方々が説明してくださったのですが,その中で,「なぜ科学者という道を選択したのか」という質問がありました。それに対して,「どうして携帯電話が動いているのか,なぜテレビが映るのか知りたかった」という答えが帰ってきました。自分が人類で一番最初にあることを知る,ということができるのも科学者です。一流の大学で研究する人々の考えを知り,また1つ学べた気がしました。

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研究室の建物の前で写真撮影。

そこからはタクシーで移動して,Cambridgeの街の中心地へ。DNAが発表されたEagleというパブを見に行き,すぐにKings' College, Trinity College, St. John's Collegeを散策しました。

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Eagleの壁にあるDNAについての説明。

King's Collegeは暗号解析のアラン・チューリングや経済学のケインズを輩出したカレッジです。そのカレッジのチャペルの中に入り,記念撮影をしました。

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King's Collegeのチャペルで。

Trinity College(Trinityとは三位一体を意味します)は,ニュートンや文学者のラッセルを輩出した大学です。入り口のところには,ニュートンの木と言われているりんごの木が生えており,中にはニュートンの像があります。この中にも入りました。

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ニュートンの木などがありました。

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ニュートンの像など。

St. John's Collegeは,ゴーストが出ることが有名ですが,残念ながら(?)昼間だったために,ゴーストには出会えませんでした。中庭を抜けて,キッチンブリッジと呼ばれる橋の上で,有名なため息橋の前で写真をとりました。

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キッチン橋の上で,ため息橋をバックに写真撮影。

そのままChrist's Collegeへ移動しました。Christ's Collegeはダーウィンやミルトンが出たカレッジです。確かダーウィンは牧師になるためにこのカレッジに入ったのですが,昆虫採集ばかりしていたのではなかったかと思います。1830年ごろ,つまりだいたい200年ぐらい前に同じ建物の中でダーウィンが学んでいたことを考えると感慨深いものがあります。

そのChrist's Collegeで生徒は日本人でケンブリッジに現在いらっしゃる4人の方々のパネルディスカッションおよび質疑応答,フリーディスカッションを行いました。生徒はかなり積極的に話し,また自分の人生について考え直すきっかけをもらったようです。生徒は毎日ジャーナルを書いていますが,「もっと自分の可能性を広めて,世界を知り,何よりもっとたくさんの人と会って,自分をより高めたい。今日は自分の人生のターニングポイントになった」「自分と真剣に向かい合って,考える本当に貴重な機会を得た」などと今日の感想を書いていました。

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フリーディスカッションなどの様子。

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最後にCambridgeポーズで写真撮影。

6日目のCambridge研修もとても刺激的な体験になったようでした。

2016年3月 8日 (火)

「学びにUK」5日目

5日目もいい天気です! ドアを一歩出ると,思わずここは本当に鹿児島!?と思う寒さですが,よく考えたらイギリスだということに気づきます。

Img_1526今日も綺麗な青空で始まりました。

Oxford大学研修2日目です。今日は月曜日なので,"Bad traffic jam!"と渋滞が酷いことを聞いていましたが,東京のいわゆる「環八」に当たる高速道路(ロンドンの周りをぐるっと回っている環状線です)のM25が本当にすごく混んでいました。ドライバーさんから「下道を行くけど,70分早く着くからいいよね」と言われ,思いがけず下道の田舎道をゴトゴトと進むことになり(実際は舗装された道なので,ゴトゴト言いませんが),イギリスの田舎風景が堪能できて,本当にラッキーでした。車中からだったので,写真は撮れませんでしたが,イギリスの農村風景はどこまでもなだらかな丘が続く中に牧草地が広がり,たまに羊もいて(大抵寝ています),心が洗われます。

Oxfordには奇跡的に10:00にちゃんと着きました。ドライバーさんの努力のお陰です。ちなみにドライバーはナビとしてGoogle Mapを使っていて,世界は本当にglobal化していることに気づきます。Londonを歩いていてコベントガーデンでMujiも見つけましたが(無印良品です),いつかそのうち,日本でもよく見るコンビニなどが進出して,プリペイドカードも使えるようになるのではないかなどと考えます。周りの人もiPhoneを使っている人は多く(呼び出し音が同じなのですぐわかります),「どこでも同じ化」は進んでいくのだと肌で感じます。

Img_1531Christ Churchの前で写真撮影。

Oxford大学では,まずChrist Churchに行きました。ここはハリーポッターの撮影で使われたカレッジです。下見で訪問した時には,例の有名な食堂は部外者には解放していなかったのですが,今日はすべてを解放しており,信じられないラッキーさに驚きました。ちなみに,ハリーとロンとハーマイオニーの3人が主人公ですが,実はハーマイオニーさんはこのOxford大学に2012年に在籍されていましたし,古くは津田塾大学を創設された津田梅子さんもOxford大学で学ばれていました。

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Img_1540Christ ChurchのHall. ここで朝食を食べてみたいです。

Christ Churchの後はSt. Mary'sのChurch Towerに登りました。階段がすごく急だったのですが,ここもそんなに登る機会はない上に(Oxford大学院生は勉強に忙しく,登れないみたいです),しかも快晴だなんて本当にありえないと思います。ちなみにOxford大学の学生さんも一緒に上がってくれたので,入場料などが無料か,安くなっています。

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Img_1548St. Mary'sからOxfordの街並みを見ました。

その後,昨日も使用したSt Antony's Collegeの中へ。Nissan Institute研究所の建物も見せていただいた後,昨日の教室へ。5日目は逆にOxfordの学生のみなさんが甲南生に何を研究しているか,なぜOxfordにきたいと思ったのか,などを話してくれました。全部で5,6名の話(といってもすごく全て深いのですが)を聞くことができました。AIUを出てOxfordに来られている学生の話や,日本の徳川政府に興味を持ち,その当時の文献を読むために古典と漢文を独学で学んでいるアメリカ人の方のお話,そして昨日紹介したセウォクさんの研究を聞き,「難しくよくわからない部分もあった」という声もありましたが,「まだまだ自分は分からないことが多い。勉強しなければダメだ」と思うことが本当に大切です(実際に「すごく勉強したい気持ちになった」と生徒は帰りのバスの中で話していました)。その意味で,この研修も非常に良かったのではないかと思います。

Img_1555Nissan Instituteの中で。

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研修の様子。みんな熱心に聞いています。

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学ぶには,モチベーションと間違いを恐れない心などが必要。

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みんなで記念撮影。

帰りはカレッジの入り口の前で,この2日間で流行していたOxfordポーズで記念撮影をしました。5日目も非常に良い研修になったのではないかと思います。

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Oxfordポーズで記念撮影。

 

2016年3月 7日 (月)

「学びにUK」4日目

4日目はいよいよOxford研修です。Oxfordのマスターコースやドクターコースの学生に向かって生徒は発表します。

朝起きるとまたもや信じられないくらいいい天気でした。繰り返し書きますが,イギリスではとても珍しいことです。放射冷却のためか,結構寒く,バスの2階からみるとバス停の天井が凍っていました。

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Img_1451凍っているバス停の天井。

7:45にStudy CentreであるBaptist Churchに集まり,貸切バスで出発。日曜日なので空いていて,だいたい80分ぐらいでつきました。

Img_1516Enfieldの街並み。スタバやサブウェイもあります。

Oxfordに着いたら,Oxfordの学生と簡単に自己紹介をして,まずはカレッジ見学へ。Oxford大学はたくさんのcollegeが集まって1つの大学になっています。さらにcollegeにはそれぞれ学部があります。端的に言えば,たくさんの大学の集合体みたいな感じです(Collegeは全部で40程度あります)。

まずはその中で有名なBodleian Library(ボードリアン図書館)へ。ここはイギリスに6つあるイギリス及びアイルランドのすべての出版物が収められる図書館の1つです。その中でも象徴的なラドクリフカメラとよばれる建物の前でみんなで写真を撮りました。そしてそのボードリアンの銅像を見たり,各部屋を見たりしました。

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ラドクリフカメラの前で記念写真。

また,それから,その中のT・S・エリオットや皇太子徳仁親王が学んだ名門カレッジであるMerton Collegeなど幾つかのカレッジを訪問しました。各カレッジにはチャペルがありますが,その中にはかなり大きなパイプオルガンもあります。初めてのチャペルやパイプオルガンに感動した生徒も多かったと思います。

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午後はさらにOxfordの学生が集まってくれて,それぞれの研究を発表しました。

Img_1521Oxford大学で発表しました。

その中で数学を用いて社会的ネットワークについて博士号コースで勉強されているセウォクさんから手紙をもらいましたので,訳して載せて4日目のレポートは終わりたいと思います。

今日は,生徒さんたちが間違いなく今まであったほとんどの日本人よりもかなり高いレベルの英語をすらすらと話すことだけでなく,見せていただいたその課題研究のレベルにも本当に驚かされました。身の回りのコミュニティに概して関連するプレゼンを聞き,生徒さんたちはとても明晰で,とりわけ,課題を考えたり,その課題解決に向けて自然に考える能力を持っていると感じました。このことは潜在的に,将来の課題を解決する源となると思います。この努力をされた生徒さんたちのうしろには,ずっと生徒を支えてこられた先生方や,影響を与えてくれた周りの人々などがいることと思います。その生徒さんたちの素晴らしさはもちろん同時にその周りのみなさんの素晴らしさでもあると思います。彼らが達成してくれる未来を見ることをとても楽しみにしています。

 

2016年3月 6日 (日)

「学びにUK」3日目

3日目は,いよいよロンドンの街並み見学とマチルダ鑑賞です(電波の入りが悪く,更新が遅れました。すみません)。

3日目はサブテーマ観光についていろいろと研修します。 まずは,Enfield Town Stationに集合。とても気温が低い(朝,0度でした)上にみぞれも少々降っていて寒い朝でしたが早めに集まりました。そして,ガイドのタイヴァースさんとお会いしました。

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Enfield Town Station. 詩人のJohn Keatsの学び舎後に作られました。

ロンドンはTube/Undergroundと呼ばれる地下鉄が有名ですが,まずはOverground(地上を走る電車)でLondonのLiverpool Street Stationへ。あっという間につきました。

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電車の中で。

Liverpool Street Stationを出て,すぐにKing's Cross駅に。ハリーポッターでとても有名です。ハリーポッタでは,プラットフォーム9 3/4が有名ですが,実際には,プラットフォーム4と5の間で撮影したとの話がありました。観光客もとても多く,賑わっているのがわかります。日本も観光立国を目指していますが,学ぶことが多そうだと感じます。

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ハリーポッターの撮影が行われた場所。

そのあとでピカデリーサーカスへ。そこで集合写真を撮りました。そして,街並みをみながらコベントガーデンへ。コベントガーデンは花などの市場があった場所ですが,今はいろんな店が並ぶ名所になっています。ここも大変混んでいました。王立オペラ劇場の美しい建物もあったのですが,残念ながら工事中のため,裏口でも写真を何枚か撮りました。

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ピカデリーサーカスで。

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王立オペラ劇場の前で

そのあと,いよいよミュージカルのマチルダを見に劇場に移動しました。全員でライトレッドの服を着ているので,すぐに団体だと分かってくれます。税関でもそうでしたが,みんなで同じ服を着ていると,列に並ばなくても優先的に入れてくれるところが多く,やはり同じ服を着るのは大事だと感じました。

で,マチルダですが,14:30-17:00の予定だったところ,少し伸びて17:15に終わりました(お父さん役の人が,今ファン投票を行っているのでみんな投票してくださいね,などと言っていたため長くなりました)。しかし,やはり本場のミュージカルは迫力がすごかったです。最後にマチルダが仁王立ちするのが有名ですが,同じポーズをして立ちあがっている生徒も結構いました(上映中は写真撮影が禁止だったので,始まる前に舞台の写真を撮りました)。「仕掛けもすごかった!」と生徒は話していました。

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マチルダの劇場。開始前。

ちょっと終わるのが遅かったので,急いで地下鉄のPiccadilly線で移動して,18:00のLiverpool Street Station発の電車でEnfieldに帰りました。18:35にEnfieldの街に着きました。

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Liverpool Street Stationのプラットフォーム

あっという間の3日目でした。

2016年3月 5日 (土)

「学びにUK」2日目

「学びにUK」グループの2日目が終了しました。ロンドンにしては珍しく朝,青空が広がっていました。良い幸先ではないかと思いました。

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朝起きたら,イギリスではあまり期待できない青空が広がっていました。

今日はStudy CentreになっているEnfield Baptist Churchでオリエンテーションおよびプレゼン準備等を行いました。

午前中は今回のイギリス研修のお世話をしていただくCHEのスタッフのオリバーさんによるオリエンテーションです。イギリスのお金の種類や,学校のシステム(イギリスにはLevel Aなどのセンター試験に似たテストがあります),今回の研修で訪問する予定の場所などについて学びました。また,人口問題でよく出てくる語彙についての研修もありました。生徒は"What is the difference between the word 'migration' and 'immigration'?"などの質問を行うなど活発に参加していました。

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オリバーさんの講義に積極的に参加しました。

昼食時間は,みんなでホストファミリーに作ってもらった弁当を広げて,日本と弁当の違いについて話したりしました。サンドイッチを普段食べないので,頼んだら多すぎて食べきれない,どうしよう・・・となっていたり,自分の嫌いなものをちゃんと言えずに入っていたり,いろいろです。こちらはフルーツをたくさん食べる風習がありますが,引率の先生の弁当には柿が入っていました(もちろん皮は剥いていないし,ナイフもないですが,どうしょうもないので,そのままおいしく食べました。何事も経験です)。「このリンゴ,すももみたいです!」と言った人もいましたが,それはすももだったという事件もありました・・・。

午後はまずはプレゼン練習です。みんなでプレゼンを発表し合って,改善点について述べたりしました。もうすぐプレゼンがあるので,だいぶ熱が入っています。そのあと,実地訓練ということで,みんなでスーパーマッケットに行って,買い物をしました。外国でスーパーに行くと,だいぶ様子が違うので楽しいです。生徒はお土産も買っていたようです。

2日目の研修は午後4時に終わりました。いつもなら学校は7:30に始まり,18:30に終わります。イギリスでは時間の流れが違うので,戸惑いも見られました。「今日,ホストファミリーと過ごす時間が長いね」と話している生徒もいました。

そのあと,みな無事に帰りました。ホストファミリーとのコミュにケーションがうまくいかなかったのか,ちょっとしたトラブルもありましたが,6時にはみな家に帰り着きましたので,実質的に活動日1日目としてはうまくいった方ではないかと思います。

あと生徒たちは毎日記録を書いているのですが,出発前に書いていたページによく出ていた「不安」「緊張」といった言葉も「おいしい」「食べきれない」などに変化していたので,大丈夫ではないかと思います。ご飯もイギリス料理はどうかな...というのもあったのですが,「おいしかったです!」というコメントもあり,まずは一安心です。洗濯も私がやるから出してねとホストファミリーに言われていたようで,この点も安心です。

明日は,キングスクロス駅に行ったり,ピカデリーサーカスから,コベントガーデン,そしてマチルダのミュージカル鑑賞と忙しい日です。昼食も自分で買って食べます。駅にお揃いのパーカーを着て9時に集合ですが,みんなちゃんと間に合うかな?

(二日目はあまり動きがなかったので,写真をあまり撮りませんでした。昼食などまた後日アップします)

2016年3月 4日 (金)

「学びにUK」2期生募集保護者説明会

本日,17:30から「学びにUK」2期生募集のための保護者説明会を開催しました。
保護者同伴で80組以上の出席に加え,生徒だけで出席した者もけっこういましたので,1期生の説明会より出席者は多くなったようです。
冒頭,校長先生から次のようなあいさつがありました。
・スーパーグローバルハイスクールとしてW-KIの時間の時間を中心に課題研究やディベートに取り組み,調べ,まとめ,発表する力はだいぶついてきた。
・これらの活動は,グローバル社会を生き抜くためにも,あと2年後に迫った大学受験においても必ず役立つ。
・「学びにUK」グループは課題研究を英語で行うことになる。英語の力は確実につくが,どんな課題研究をするのかが問われる。
・もちろん大変だが,1+1を3にも4にもする取組であり,挑戦する価値がある。
・同窓会の創立110周年記念事業として実施される。同窓会の支援を受けられる本校の環境は全国に誇れるものだ。10年後の後輩のためにしっかり取り組んでほしい。
そのあと,担当の堀切先生から,スライドを使って,あらためて事業の説明があり,最後に,志望理由書の内容や今後のスケジュールについて確認がありました。

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「学びにUK」グループが無事に着きました

現地時間で午後3時にイギリスのヒースロー空港に無事に着きました(時差が9時間あるので、日本なら真夜中です)。ホストファミリーとも5時過ぎには会うことができました。長い1日でしたが、ホストファミリーと会う時は皆さん笑顔で嬉しそうでした。しかし長旅で疲れました。飛行機に13時間程度乗っていたことになります。今日はまずゆっくり休んで欲しいですね。

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2016年3月 3日 (木)

「学びにUK」グループが出発しました。

今朝,「学びにUK」グループ15人がイギリスに向け出発しました。
朝7:00に鹿児島空港に,おそろいのワインレッドのパーカーを着て集合しました。
国際便乗り継ぎカウンターで手続きをして,保護者の皆さんの前で出発式を行いました。校長先生からは「思い通りにならないことがいっぱいあると思うが,元気で帰って来くること。」と激励の言葉があり,代表の山下さんが「いろいろな皆さんに支えられてきたことを感謝します。強くなって帰ってきます。」と決意を述べました。
一行は羽田空港で乗り換え,お昼前にはイギリスに向けて旅立ちます。

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2016年2月24日 (水)

表現力研修 PartⅣ

学年末考査が終了した本日午後,瞳まりあ先生の表現力研修PartⅣを実施しました。対象は来月3日に出発する「学びにUK」グループの生徒で,瞳先生の前で,それぞれのプレゼンを時間を短縮して行い,スピーチの仕方を指導していただきました。
生徒それぞれプレゼンのスピーチに長所や欠点がありますが,先生の指摘を受けて,どんどん聞きやすく,説得力のあるスピーチに変わっていくのがわかりました。
今日は10人指導していただき,あと5人を金曜日にお願いしています。

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