ノーベル賞の授賞式
今日日本時間0:30頃からノーベル賞の授賞式が行われ,赤﨑先生にスウェーデン国王からノーベル賞を授与されました。おめでとうございます!
授賞式の様子は,http://www.nobelprize.org/からご覧になれます。受賞者の中で最初に先生にノーベル賞が授与される様子が21分20秒過ぎから映されています。下の写真は,その動画から切り出してみたものです。
甲南高等学校
剛 明 直(ごうめいちょく) 気高く 優しく 健やかに
今日日本時間0:30頃からノーベル賞の授賞式が行われ,赤﨑先生にスウェーデン国王からノーベル賞を授与されました。おめでとうございます!
授賞式の様子は,http://www.nobelprize.org/からご覧になれます。受賞者の中で最初に先生にノーベル賞が授与される様子が21分20秒過ぎから映されています。下の写真は,その動画から切り出してみたものです。
今日もストックホルムの川島さんから写真が届きました。
1枚目は,ノーベル博物館を訪問され,恒例になっているイスの裏にサインをされる際の様子です。天野先生も同行されたそうです。
2枚目は,2014年の物理学賞受賞者3人のサインが書かれたイスです。
3枚目は,ノーベル博物館で会見する赤﨑先生と天野先生です。
4枚目は,ノーベル博物館の展示物について質問される赤﨑先生の様子です。
明日はいよいよノーベル賞授賞式です。
毎日新聞社の週刊エコノミスト12/16特大号の「名門高校の校風と人脈」という特集に,本校が取り上げられています。赤﨑先生のノーベル賞受賞のタイミングで取り上げられたようです。
10月28日に中日新聞の取材を受けましたが,中日新聞では11月26日から赤﨑先生の連載「光の軌跡」が5回シリーズで組まれ,第1回目の11月26日の記事に10月18日付けのブログで紹介しました赤﨑先生の二中時代の写真を掲載したとのことで,当日の新聞が送られてきました。
先生と同行されている川島さんからまた写真をいただきました。
1枚目の写真はNobel Lectureにおいて受賞者の紹介に使われたスライドだということです。生まれた町と国名が紹介されるということで,Chiran(知覧),Japan と書かれており,司会者がそう読み上げたということです。(昨日の中継でもそこは聞き取れました。)
2枚目は,講演終了後,受賞者3人が再度登壇され,参加者から拍手をされている際の壇上の写真だということです。講演後ホテルに戻る前に休憩しておられた赤﨑先生に川島さんが,甲南高校で生徒が講演の様子を見ていたことを伝えるとたいへん驚かれ,「ほー,それはよかった。」とおっしゃっていただいたということでした。
3枚目は,記者会見の様子です。記者が30人,TVカメラが10台以上,30分間の記者会見。先生は最初の自己紹介で鹿児島での戦争体験に触れられたそうです。
現地時間9:10から赤﨑先生の記念講演が始まりました。時差8時間,こちらは夕方ということで,二甲記念館に生徒が集まって,先生の講演をみんなで聴きました。ESSや物理部の生徒だけでなく,青色発光ダイオードやノーベル賞に興味を持った生徒が集まってくれたようです。中身がどれだけわかったかはさておき,講演が終わって自然に生徒から拍手がおこりました。
赤﨑先生がノーベル賞授賞式のためストックホルムに到着されたことはニュースになりましたが,日本化学会常任理事兼事務局長で甲南23期の川島信之さんが赤﨑先生に同行しておられます。その川島さんから現地で赤﨑先生の様子を撮影した写真が学校に送られてきました。講演の準備をしておられるところのようです。(2枚目の写真の左側の人物が川島さん)
本日午後,赤﨑先生の地元の新聞である中日新聞社会部の中﨑記者が来校されました。赤﨑先生について本HPでも紹介した2枚の色紙やメモリアルルームにある二中2年生時の写真,先生が在籍された当時の学校の記録等を取材されました。
メモリアルルームには,古い写真が残されています。昭和18年度の学級写真集の中に赤﨑先生を見つけました。(すべての年度の学級写真が保存されているわけではありません。)先生は二中の2年1組,担任は宇都先生という方で,担任の左隣に座っているのが赤﨑先生のようです。写真の隣に生徒の名前を書いた紙が貼ってあり,それでわかりました。旧制中学校は12歳で入学しますので2年生ということで13歳の頃の写真だと思います。赤﨑先生も含めて前列の生徒がはだしです。当時の時代がしのばれます。
今朝の朝刊に,赤﨑先生に伊藤知事から県民栄誉賞が贈られるとの記事が出ていました。おめでとうございます。年が明けて受賞のために鹿児島に来られるようです。
本校には,先生から書いていただいた色紙が2枚,玄関近くの北校舎1階ローカに掲示されています。
1枚目は2012年4月の日付で「見真」と書かれています。南日本文化賞を受賞され鹿児島に帰られたおりに,本校に寄られた際に書いていただいたものです。真実を見る,真実を求めるという意味だと思います。
2枚目は2014年2月の日付で「我が道(は)一(を)以て之を貫く」と書かれています。大竜小学校で記念講演をされた際に,本校にも立ち寄られ,持参されたものです。この一文は論語の一節ですが,先生はよく「はやりにとらわれず,自分がしたいことを貫く」と話されており,まさにご自分の研究姿勢や生き方そのものを象徴する言葉だと思います。
2つの色紙に書かれた言葉は,高校を卒業して自分の道を切り拓いていく本校の生徒一人一人にとって,とても示唆を与える言葉だと思います。