「学びにUK」8期生 別れの朝
いよいよ最終日となりました。

ロンドンは雪です。冷え込みが厳しい朝となりました。

ホストマザーと涙の別れです。
ホストマザーたちはもらい泣きしながら、口々に
「とても良い子たちだったわ!もうお別れなんて信じられない!ぜひまた来てちょうだい!」
とおっしゃっていました。
皆元気にバスに乗り、エンフィールドの街を離れました。

甲南高等学校
剛 明 直(ごうめいちょく) 気高く 優しく 健やかに
いよいよ最終日となりました。

ロンドンは雪です。冷え込みが厳しい朝となりました。

ホストマザーと涙の別れです。
ホストマザーたちはもらい泣きしながら、口々に
「とても良い子たちだったわ!もうお別れなんて信じられない!ぜひまた来てちょうだい!」
とおっしゃっていました。
皆元気にバスに乗り、エンフィールドの街を離れました。
大英博物館を後にして、雪の降る中徒歩で向かったのが、ユニバーシティカレッジロンドン(UCL)です。

同窓会の方の紹介で繋がった、アンダーソン先生にご案内いただきました。

幕末に渡英し、UCLで学んだ「長州ファイブ」と、我らが「薩摩スチューデンツ」の石碑があります。


武士身分を捨て、名前を変え、家族と故郷に別れを告げてイギリスに渡った偉大な先人の名前を見ると、身が引き締まる思いです。
21世紀の薩摩スチューデンツが今後どのように世界に貢献するのか、先人たちが見守ってくれているようです。
キャンパス内には、鹿児島中央駅前の「若き薩摩の群像」の写真が載ったパネルも展示されています。

アンダーソン先生と別れた後は、工学部で電子工学を研究されている紅林教授のお話を伺いました。


研究の話から留学の話、そして人生について、8期生にお話いただきました。
紅林教授は、電子工学の分野で世界最先端の研究をなさっています。今取り組まれているのは「AIの省電力化」だそうで、
「デジタル回路のAIを、アナログ回路の人間の脳に近づけるため、ナノスケールの磁石を用いる」
という最先端の研究内容に生徒たちは度肝を抜かれたようでした。生徒たちからは、AIの今後などについて質問もされました。

20代で渡英された紅林教授は、高校2年生でイギリスに来た生徒たちに
「君たちはスタートが僕より5年も早い。それは素晴らしいアドバンテージだ。君たちが10年後、20年後にどんなふうに世界で活躍するのかとても楽しみだ。」
とメッセージをくださいました。
イギリスで世界最先端の研究をされている紅林教授に、将来の自分の姿を見た8期生でした。
本日は、電車に乗って大英博物館へ向かいます。

本日ガイドしてくださるユミコ・タイバースさんは、「学びにUK」1期生からお世話になっている方です。

ユミコさんと一緒に、今日のルートを確認します。


フィンズベリーパークで地下鉄に乗り換えます。
イギリスではサブウェイではなく、「アンダーグラウンド」と言います。

博物館の最寄駅ラッセルスクウェアで降ります。

175段の階段を登りました。地上に着いた時は息が上がってました。

ラッセルスクウェア公園を通り抜けると

世界の宝物庫とも言われる大英博物館です。

広大なスペースで1日あっても回り切ることは不可能です。腰を据えて見たいなら一週間はかかるでしょう。
一番人気はコレです!

世界の至宝ロゼッタストーンです。
大英博物館では、エジプト関連の展示が特に人気です。

全ての展示が各国の国宝級です。


100近い展示スペースがあり、その一つ一つが広大です。
生徒たちは限られた時間ながら、思い思いに、
自らの興味がある分野の部屋に向かい、学びを深めました。
大英博物館の素晴らしさは、写真と言葉では伝えきれません。
一人でも多くの生徒に8期生の後に続き、イギリスを訪れて欲しいです。
昼間は研修に忙しい8期生ですが、ステイ先に帰ってもまだまだ交流が続きます。
こちらのペアは、ホストマザーとともに折り鶴を作ったそうです。

折り紙はかなり世界中で有名な日本文化ですが、実際に見たことある方は少ないです。
一枚の紙を立体へと造形する過程は、素晴らしいエンターテイメントに映ることでしょう。

きっとマザーの思い出に残る夜になったことでしょう。
こちらの研修生は自分で描いた絵をプレゼントしました。

「ホームステイを通じてイギリスの家庭での暮らしぶりを
体験でき、様々な事を教わったので、将来留学する際の参考になりました。
事前の英会話研修のおかげで、コミュニケーションも
うまくとることができ、英語力が上達したと思います。」
とのコメントがありました。
ミルヒルを後にしてやってきたのがキングスクロス駅です。

ロンドンにある主要な駅のひとつです。
ここからイギリス各地に電車が走っています。

大変美しい駅です。
そしてキングスクロスと言えば…

そう!あの映画の9と4分の3プラットフォームです!

思い思いの構図で写真を撮りましたが、1番の傑作は…コレ!

最高の思い出の一つがまた増えました。
帰り際に通りすがりの女性から、日本語で「甲南高校の皆さんですか?」と話しかけられました。
鹿児島から旅行に来られている方で、なんと引率教員の知り合いの娘さんでした!

異国でも鹿児島の縁があることに感動でした。
甲南高校と長くお付き合いいただいている、ミルヒルインターナショナル(高校)に来ました。


会議室とは思えないゴージャスさです。

Help yourself! と言っていただき甲南生から歓声が上がりました。予期せぬもてなしに朝ごはんを食べてきたはずなのにパンに手が伸びます。

朝8時半の笑顔です。
よく「イギリスは食事がイマイチ…」と言われますが、そんなことはありません。どこでも大変美味しい食事をいただけます。
「このクロワッサン今までで一番美味しい!」
「もうイギリスで太って帰ろう!」
と皆大喜びで楽しみました。
軽食に喜んだ後は、チャペルサービスが行われました。
日本の生徒朝会のようなものですが、内容は全く異なります。あいにく写真を撮れる雰囲気では無かったので、その素晴らしい内容については、研修生の帰国後にぜひ尋ねてください。
チャペルサービスの後は音楽棟に移動して、音楽を専攻されている学生さんたちによるミニ演奏会で歓迎いただきました。

我らが研修生を代表して、吹奏楽部の下唐湊君もピアノを披露してくれました。

サッカー場8面、テニスコート8面がある敷地です。

こちらの建物はフランシス・クリック科学棟です。ミルヒル出身で、DNAの螺旋構造を解明したフランシス・クリックにちなんでいます。


ミルヒルの校長先生にご挨拶いただきました。
研修生と同学年の生徒さんと合流し交流が始まりました。



またパンを食べているように見えるのはきっと気のせいです。
交流の後は主に理数系の教室をまわり、
先生方のお話を伺いました。
こちらでは化学の実験を拝見しました。

日本でも学んでいた内容の実験ですが、
実際に見るのは初めてだったらしく、大変興味深く観察しました。
学校のシステムや学生生活がかなり日本と異なりますが
学ぶ内容は同じことに新鮮な驚きを感じ、
日頃の学習の大切さを改めて実感しました。
次は物理の先生に実験を見させていただきました。

「英語が母国語ではない生徒もいるから、実際に実験をしてみせることを大切にしてるよ」とのことでした。実験機材が豊富にある理由がわかりました。
実際に手を動かし、目で確認する。SSHの探求で
大切にしていることは異国でも同じなのだと再確認しました。
こちらでは生物の授業を見学させていただきました。
どの授業でもミルヒル生たちはiPadで授業を受けています。
ミルヒルだけではなく、イギリスではIT端末を用いた
授業がかなり普通になっています。
文系、理系、実技系問わず生徒たちはiPadを駆使して
学んでいます。拝見した限り、紙の教材はほとんどありません。

デザイン&テクノロジーの授業に参加させていただきました。
日本で言えば技術の授業ですが、その内容はかなり異なります。
CADデザインから電気・電子工学まで幅広く深く学びます。



初めてCADを使いましたが、
ミルヒル生のサポートで素敵なデザインの車が出来ました。
今回は本校がSSHであることを考慮して、
理系科目を中心に見学体験させていただきましたが、
もちろん文系、実技系の科目も充実しています。
日本のように文系・理系の専攻はなく、
生徒たちは例えば、数学・哲学・地学、のように
自分が深めたい分野を自由に深められます。
この自由度の高さはぜひ日本でも
導入したいシステムです。
ミルヒルインターナショナルの名にふさわしく、わずか10人程度のクラスでもイギリス以外に、ロシア、ナイジェリア、ウクライナ、中国、韓国、香港、トルコ、そして日本など生徒たちの出身国は多岐にわたります。
体験授業の後は、ミルヒル生に向けて鹿児島と甲南の紹介をしました。

ミルヒル生は何ごとにも関心が高く、熱心に質疑応答がなされました。
授業体験・交流の後はカフェテリアでランチをいただきました。
午前中、既に3回食事をしていた気がするのはきっと気のせいです。


美味しい食事を前に、新しい友人との会話が弾みました。
食事後はいよいよお別れです。

ハグをして別れを惜しみます。


最後に挨拶を交換して、お土産をいただきました。

ミルヒルオリジナルのトートバッグ、ノート、そしてみんなで記念撮影した写真です。

来年の再訪を約束し、ミルヒルを後にしました。

甲南、ミルヒル両校の絆が末永く続きますように!
研修生は、各ホームステイ先で温かなもてなしを受けていますが、甲南生たるもの受け身ばかりではありません。
日本から持参した食材などを用いて、忙しいスケジュールをやりくりし日本風料理を作りました。

カレーです。インド系移民の多いイギリスでは、カレーは珍しくありませんが、実はパブなどでは「Japanese style curry」というメニューもある店もあるくらい、日本式カレーは人気です。

ホストファザーがたくさんおかわりされたそうです。

マザーの表情が全てを物語ってますね!

素晴らしいクオリティのお好み焼きです。
こちらも大好評だったそうです。
「甲南の小径」の花も咲きました
3月行事予定表です。(生徒には配布済です)
1年の締めくくりをしっかりしましょう。
【3月行事予定表】new_monthlyschedule_202303.pdfをダウンロード
〈主な3月の行事予定〉
※掲載されている行事は一部です。詳細は配布されたプリントを確認してください。なお,新型コロナウイルスの影響で変更される場合もあります。ご了承ください。
2日(木) 入学学力検査1日目
3日(金) 入学学力検査2日目
※2日〜9日 高校入試に伴う自宅学習期間
15日(水) 合格者発表
16日(木) 合格者集合
17日(金) クラスマッチ
20日(月) 合格体験談
22日(水) 甲南タイム
24日(金) 修了式、大掃除
27日(月) 離任式
本日は、ケンブリッジ大学で研修です。
100人以上のノーベル賞受賞者を輩出してきた、世界で最も入学するのが難しい大学と言われています。
31あるカレッジの一つ、ロビンソンカレッジに参りました。


法学を学んでいらっしゃるパトリックさんの軽妙な司会で、研修がスタートしました。
パトリックさんはアイルランド出身で、レベルの高い大学で学びたく
ケンブリッジ大を目指して意識高く高校時代を過ごしたとのこと。
ケンブリッジで法学を学んだ後はアメリカのコロンビア大に進み
数学とコンピューターサイエンスを学ぶ予定だそうです。
その幅広い興味の対象と日本とはかなり異なる教育システムに
生徒たちは大変興味を掻き立てられ、積極的に質疑応答が行われました。
ノゾミさんはケンブリッジ大で研究員をなさっています。
生物学の研究について分かりやすくお話ししていただきました。
日本の大学を卒業後にイギリスに渡り、研究をしていらっしゃいます。
自分たちに立場の近いノゾミさんのお話に生徒たちは
大変感銘を受けた様子です。リケジョの先輩に刺激を受けたのか
生徒たちからたくさん質問が行われました。
「I was a slow starter.とおっしゃっていたのが印象的でした。」と
生徒の一人が言っていました。オックスブリッジで学ぶような方は
どこか特別な方、と思いがちですがみなさん私たちと同じなのだ、
と感じさせていただけました。
ケンブリッジ生のレクチャー後は8期生の
研究発表を聞いていただきました。


「自分の専門外の分野の話に対しても、的確に
疑問点や改善点を挙げてくださるのが
本当にすごい」
と生徒たちはケンブリッジ生の能力の高さに驚いていました。
本日も研究発表をうまく行えました。
2時間にわたるセッション後は、キャンパスツアーです。


こちらの建物は、ダーウィンカレッジです。
進化論でおなじみのチャールズダーウィンにちなんでいます。
オックスフォード大もケンブリッジ大も全てのカレッジに教会が付属していますが、このダーウィンカレッジだけ教会がありません。
理由は…ぜひ学びにUK8期生に聞いてくださいね!

では、ケンブリッジの美しい街並みをお楽しみください。

ケンブリッジの象徴とも言えるケム川です。
ケム川にかかる橋なのでケンブリッジです。






最後にみんなで記念撮影して別れを惜しみました。
「学びにUK」8期生の渡英に合わせて、前ALTのダンさんにお会いすることができました。

「甲南高校のみなさん、お元気ですか?
私はイギリスに戻り、今は鉄道会社でエンジニアをしています。
時々、日本での生活を思い出して懐かしんでいます。
生徒の皆さん、甲南高校は素晴らしい学校です。
そのかけがえのない3年間を大切に過ごして、夢を叶えてください。」