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甲南高等学校

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2024年6月10日 (月)

随神のいる学校

 江戸時代後期に薩摩藩が編纂した『三国名勝図会(ずえ)』。
 領内の名所・地誌を記す書物で全60巻。特に寺社については由緒・外観まで詳細に記されています。

 

 では、図会に掲載されている歴史ある神社で、本校と関連の深い神社を紹介します。
 荒田八幡宮: 大隅正八幡宮(現在の鹿児島神宮)の荘園、荒田荘に建立された神社。現在でも,かつての荒田荘(神領)の領域を示す東西南北4つの祠があり、随神(ずいじん/ずいしん)が祀られています。
 「随神」とは随身(貴人を警護する官人)の姿をした、神を守る存在で、北の随神の祠は甲南高校の南東の角にあるのですよ。テニスコートのそばです。気づいていますか? 本校も守護していただいているような気もします。

 

 残り3つの祠も公的な場所に現存しています。探してみてください。地図にマークすると,かつての荒田荘の広さがイメージできます。

写真下:北随神祠

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