02-4 W-KIプロジェクト Feed

2019年11月 1日 (金)

専門家から学ぶ 〜大学レベル講義〜

10月31日、1年生W-KIの時間、「大学レベル講義」を実施しました。

これは大学の先生をお招きしてご講義いただき、生徒たちの知識や興味関心の幅を広げることを目的としています。

今回、広島大学大学院国際協力研究科准教授の力石 真(ちからいし まこと)先生をお招きしました。力石先生には、2年生「学びにUK」の大学研修でもお世話になっています。

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今回の講義は「人口の増減と地域的偏在」というタイトルで、日本含む世界の人口推移の正しい見方や人口減少への対応策、世界各国の現状など、力石先生のご専門である工学を踏まえてお話いただきました。

写真下:生徒たちは先生のわかりやすいお話を真剣に聴いていました。

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質疑応答では、多くの生徒が積極的に質問しました。

写真下:専門家からお話を聴ける貴重な機会!

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講義を聴講した生徒(女子)は「日本だけでなく、世界の人口増減の現状がよくわかった」と感想を述べてくれました。また、別の生徒(男子)は「先生のお話はもちろん、スライドの作り方が丁寧でわかりやすかった。自分の資料作りにもいかしたい」と今後の目標を話してくれました。

力石真先生、貴重な講義をありがとうございました!

2019年9月27日 (金)

研究成果の発表に向けて ~1年生W-KI~

本校における総合的な学習/探究の時間「W-KI」。

1年生は、4月から10月にかけてグループによる課題研究を行なっています。「地域研修」と称して、地元鹿児島の「食」「観光」「ビジネス」「環境」の各分野での人口問題に起因する諸課題について研究、成果発表をポスター形式にまとめて行います。

現在、生徒たちは発表のためのポスター制作中。夏季休業期間中には各グループで専門家を訪問したり街頭アンケートを取るなどフィールドワークも行いました。自分たちの研究をよりわかりやすく伝えるための工夫をしながらの制作です。

写真下:集めた多くのデータをどのようにまとめるか思案中。

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写真下:人を惹きつけるタイトル、大切ですよね。

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ポスター発表は10月11日(金)。鹿児島大学の先生もお招きして実施する予定です。

各グループ、どのような発表を行うか楽しみです。

2019年8月16日 (金)

地球子どもサミット2019×海と日本PROJECT〜OCEAN's47

 にこにこ一般財団法人、地球子どもサミット2019、公益財団法人 日本財団が主催する、地球子どもサミット2019×海と日本PROJECT〜OCEAN's47〜が8月8日、衆議院第一議員会館にて開催され、3年生の時﨑乃愛さんが鹿児島県代表として参加しました。

写真下:国会議事堂前にて

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このOCEAN's47は、各都道府県から高校生1名ずつ参加、国連サミットで採択されたSDGsの14番目の目標、“海の豊かさを守ろう”をもとに、海洋プラスチックゴミについて学び、考える会議です。

写真下:起立して意見発表する時﨑さん

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時﨑さんは昨年度1年間、総合的な学習の時間(W-KI)にて海洋ゴミの問題と解決方法について課題研究に取り組み、それが評価され、県代表として参加しました。

午後は、地球こどもサミット2019を傍聴した後、全国の高校生との交流会が行われました。

写真下:地球こどもサミットを傍聴

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 交流会では、各都道府県代表の高校生の先陣を切って時﨑さんが自己紹介をしてくれました。

写真下:自己紹介する時﨑さん

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写真下:地球こどもサミット2019に参加した各国の子ども大使も交えての記念写真

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この会議を終えて、時﨑さんは、これまで研究してきたことが話に出てきてうれしかったと同時に、新しく知ることも多く、また、こども大使の意見が素晴らしく、いろいろなことに関心を持つことの大切さを教わりましたと感想を述べていました。

地球こどもサミット2019    https://www.earthchildrensummit.org

海と日本PROJECT   https://uminohi.jp

2019年7月24日 (水)

3年生が課題研究発表会を行いました。

7月19日(金)、3年生は「総合的な学習の時間(W-KI)」で取り組んできた課題研究の学年発表会を行いました。

2年次から、「食」「観光」「ビジネス」「環境」の分野について個人やグループで研究を行なってきた生徒たち。6月21日・7月5日のグループ内発表を経て代表となった生徒たちが、今回の学年発表会に臨みました。

研究テーマは、医療、教育、育児、住居、食糧、災害など様々。代表の生徒たちは、持ち時間7分で問題提起から提言まで行いました。どれもわかりやすいプレゼンテーションでした。

写真下:日本語、英語どちらの発表もクオリティが高く、素晴らしい発表会でした。

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今回、優秀賞に選出された研究は、オープンキャンパス(7月30日・8月22日)と文化祭(9月21日)で、研究発表を行う予定です。

2019年4月21日 (日)

1年生、W-KIプロジェクトが始動! 4/19

本校における総合的な探究の時間「W-KI」。甲南高校では「人口問題に起因する諸問題の解決」というテーマを大きな柱に、4つのサブテーマ「食」・「観光」・「ビジネス」・「環境」について生徒たちは3年間学習します。1年生はその基礎固めをする学年。週2時間を使い、課題研究やキャリア学習等に取り組みます。


4月19日、初めてのW-KIの時間は二甲記念館にて合同オリエンテーションを実施しました。

担当の堀切先生や上原先生が、W-KIを行う意義や手法、生徒たちに身につけてほしい能力など、スライドを使って説明を行いました。

写真下:「答えのない課題の解決にチャレンジしよう!」と堀切先生

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日々の学習や部活動と並行して行う課題研究。確かに大変なこともありますが、これからの予測不可能な時代を生き抜くために必要な能力です。楽しみつつ、自分の幅を広げていきましょう!

2019年2月19日 (火)

W-KI国内研修発表会(新聞記事発表) 2/15

本校における総合的な学習の時間「W-KI」。

1年生は4月から10月の前期に「地域研修」と称して、地元鹿児島の「食」「観光」「ビジネス」「環境」の各分野での人口問題に起因する諸課題について4〜5人のグループで研究、成果をポスター形式でまとめました(2018年10月18日付をご覧ください)。


後期となる11月〜3月、今回は「国内研修」と称して研究範囲を国内に広げ、個人でテーマを設定して研究、成果をB4サイズの新聞形式でまとめました(事前に、新聞の書き方についての講座も実施しました。詳細は2019年1月22日付の記事をご覧ください)

指導助言者として、鹿児島大学法文学部・工学部の先生10人をお招きしました。

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今回の発表会は、前半組と後半組に分かれて、同じ教室内の人が書いた新聞を巡回する形式。新聞を読み、その執筆者と質疑応答を行い最後に評価票で相互評価します。

写真下:新聞について積極的に意見を交わす姿が見られました。

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 写真下:鹿児島大学の先生方からたくさんのご助言をいただきました。

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写真下:「新聞書き方講座」でご指導いただいた南日本新聞社の方も取材に来てくださいました。(一番右)

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質疑応答が終わったら、新聞のテーマ性や内容、説明について評価。

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約2時間の発表会はあっという間に終了。はじめは緊張していた生徒たちも時間が経つにつれ積極的に発言する様子が見られました。

最後に各教室で鹿児島大学の先生方から総評がありました。ある先生は「テーマの設定や内容の充実度には個人差があったが、どの生徒も自分の視点でテーマを探し出し、まとめ、他者に伝えようという強い姿勢が感じられた。より一層理解を深め社会の課題に取り組んでほしい」とお話しくださいました。


今回の発表をもって1年生でのW-KIの取り組みは一区切りつきました。残りの授業では、1年間の振り返りを行います。また、この個人研究のテーマは2年生でも継続。より深く課題研究を進めることになります。

お忙しい中、来校くださった鹿児島大学の先生方、ありがとうございました!

2019年1月27日 (日)

生徒が「新聞記者」として活躍

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1月26日付の南日本新聞朝刊(14面)に、甲南高校の記事が掲載されました。

「ミライページ」という県内各種学校を特集するページで、在校生が自分たちの学校について取材した記事がまとめられています。

主な内容は、「W-KI(総合的な学習の時間)を中心とした課題研究の取り組み」や同窓会の支援で実施している「海外派遣事業」、名物先生の紹介などです。

ぜひご覧ください。

2019年1月22日 (火)

W-KI「新聞書き方講座」 1/18

現在1年生は、W-KI(総合的な学習の時間)において個人での課題研究に取り組んでおり、それを新聞記事形式にまとめて発表することを1年生での最終目標としています。

その一環として、1月18日(金)W-KIの時間、プロの新聞記者をお招きして、より充実した研究にするための「新聞書き方講座」を実施しました。


今回お招きしたのは、南日本新聞社から、読者センター長の岩松マミさんはじめ谷上英文さん、重畠修一さん、田畑沙織さんの4人です(岩松さん、谷上さんは本校卒業生です)。

はじめに二甲記念館でスライドや資料、この日の朝刊を使って全体指導。新聞というメディアの特徴から、構成、記事の成り立ち、記事の書き方、出典や著作権など多岐にわたって解説いただきました。

写真下:丁寧でわかりやすい解説をしてくださった谷上さん。

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写真下:新聞を読み込む生徒。

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後半、生徒は各自の設定分野「食」「観光」「ビジネス」「環境」の教室に分かれて記事作成。そこに新聞社の方に指導に入っていただき個別指導をしていただきました。

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写真下:的確なご指導、さすが文章のプロです。

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生徒の皆さん、今回の講座で学んだことをいかしてより充実した研究にしましょう。最終的に完成した新聞記事は、2月15日に大学の先生方をお招きして発表会・相互評価を実施する予定です。

岩松さん、谷上さん、重畠さん、田畑さん、ありがとうございました!

2018年10月27日 (土)

「自分」をもっと引きだそう!② ~W-KI 表現力研修~

26日(金)は、1年1組~4組までの生徒が、表現力研修に参加しました。今日は、KYT(鹿児島読売テレビ)の取材もありました。

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「思いは伝えないと伝わらないよ」「間違っていい、勇気を出して」

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写真上下:「私はだれ」ゲーム。思いは伝わるかな?

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この2日間を通して、瞳まりあ先生が甲南生に何を伝えたいのか、どのように成長して欲しいのか、改めて分かりました。先生のこの熱い思いを甲南生一人一人が感じ、自分は変わることができると信じて、元気に前向きに学校生活を送って欲しいと思います。

2018年10月26日 (金)

「自分」をもっと引きだそう!~W-KI 表現力研修~

甲南高校では、W-KI(総合的な学習の時間)プログラムの一つとして「表現力研修」を実施しています。

これは、生徒たちの様々な能力を引き出し、高校・大学・社会とあらゆる場面で必要となる自己表現力を高めるためのプログラムで1年生全員と2年生を対象としています。25日(木)~26日(金)の2日間、1年生に2回目の表現力研修が実施されます。

写真下:講師の瞳まりあ先生。

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6月の1回目と同様、「人の目を気にしない」「この空間の雰囲気を作るのはみんな自身」。まりあ先生は常に明るく真剣です。真剣に楽しむことで、空間によい流れがうまれ、相手への思いやりや気づかいといった人として大切なものにも気付くことも目的としています。

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「コミュニケーション能力って何?」「表現力って鍛えるものなの?」問いかけや研修もより深い内容になっていきます。

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