平成30年度 第2回SGH運営指導委員会 2/20
2月20日(水)午前9時50分から本校二甲記念館において、平成30年度第2回SGH運営指導委員会が開催されました。
本会は、運営指導委員や高校教育課の方々に今年度の本校の取組状況等について説明や報告を行い、それに対するご助言をいただいて、今後のSGH活動に役立てることを主旨としています。
今回、4人の運営指導委員と高校教育課2人の出席をいただきました。お忙しい中、誠にありがとうございました。
本校は、平成27年度に文科省から5年間のSGH指定を受けて、4年目が過ぎようとしています。今年度は、来年度の5年目につなげるためにはどうすればよいか考えつつ、全校体制でSGH活動に取り組んできました。
はじめに、SGH推進委員を務める英語科・出水田教諭が、スライドを使いながら平成30年度本校におけるSGHの成果を説明しました。
⑴新たに開発した教材により生徒の研究力アップ
⑵評価方法の改善
⑶多くの大学・企業との連携
⑷校内外研修の進化
⑸生徒の発表機会の拡充
続いて、来年度の計画を英語科・堀切教諭が説明しました。最終年となる平成31年度は「SGH事業のまとめ」「成果の普及」「ポストSGH」の3つを念頭におき次の5点を計画として説明しました。
⑴これまでに蓄積した教材をまとめる
⑵「総合的な探究の時間」に対応した評価方法の計画
⑶SGH事業と教科のつながりを一層意識した計画の作成と実行
⑷高校・大学・企業との継続的な連携
⑸甲南高校からの発信を増やす
これらの報告・計画について、運営指導委員の皆様から次の5点を含めた貴重なご意見をたくさんいただきました。
「大学・社会へと巣立っていった卒業生をもっと活用してはどうか」
「生徒たちの研究への視点や方法の幅が広がってきている」
「甲南高校の取り組みが、県内の各学校へよい形でもっと波及してほしい」
「甲南高校職員のコーチングスキルが、年々向上しているように感じる」
「生徒の研究への評価は、可視化が大切」
「学校という場は閉鎖的になってしまいがちだが、生徒たちは研究を通して社会と関わりを持てている」
写真下:委員の皆様から貴重な指導、提言をいただきました。
会場内には、1年生W-KIのポスター・新聞記事や先日行われた国際シンポジウム出場時のポスター(2年生)など研究成果を掲示して運営委員の皆様にご覧いただきました。
SGH校としての指定は平成31年度で終了しますが、「W-KI」を中心とした全校挙げての課題研究の取り組みや生徒の活動は、引き続き同窓会の温かいご支援もいただきながら進めてまいります。運営指導委員の皆様、今後もご指導のほどよろしくお願いします。