「学び台湾4期生」6日目(9/21)現地報告
「学び台湾」研修6日目(9月21日)、台湾師範大学での研修及びB&Sプログラムでの様子をお伝えします。
朝6時半に起床しました。昨晩はどのグループも遅くまで、最後の練習をしたり、パワーポイントのスライドを付け加えたりしました。朝食の後、プレゼンテーションの最後の練習をしているグループもありました。
写真下:プレゼンテーションの最後の練習に余念がない生徒たち。
午前9時半頃、台湾師範大学(NTNU)に到着。台湾師範大学は約11,000人の学生を擁しており、主に中学校で教鞭を執る教員を育成する大学です。この大学の訪問目的は、2回目のプレゼンテーション発表とフィールドワークを行う場所を大学生に案内してもらうことです。
下:台湾師範大学の門や建物。日本統治時代からのもの
写真下:ゼミの部屋に入るとたくさんの学生が出迎えてくれました。
写真下:今回大変お世話になった郭乃文先生から、エコツーリズムについて講義を受けました。大変勉強になりました。
写真下:海中に投棄されたフィッシュネット(漁網)から作られたサングラスをかけて見ました。エコツーリズムの一環として郭先生が中心になって事業の1つです。
写真下:続いて、台湾師範大学の学生さんお二人のプレゼンテーションでした。
写真下:そして、いよいよ甲南生によるプレゼンテーション。まずはチームKAGOSHIMA LOVERSから。「Uターン、Iターン」についてです。
続いて、チームPENTAGON。「鹿児島の方言」についてです。
学生さんたちに中国語でアンケートも取りました。その流暢な中国語に驚きと賞賛の声が上がりました。
そして、最後にチームMAMIK。「鹿児島の畜産〜黒牛〜」についてです。
写真下:ゼミの皆さんと一緒に記念撮影。
プレゼンテーションも終わり、ホッとひと息。用意していただいたお弁当をいただきました。その後、それぞれのグループに2〜3人の大学生が付いて、フィールドワークの下見へ出発!
写真下:大学生とフィールドワークの場所について相談中。
これまでの日程は、15人+引率2人をガイドの許さんに引っ張っていただきましたが、ここで初めてのグループ行動。引率したわれわれ教員も、無事に集合場所に全員が集えることを願いながら、見送りました。
下:集合場所です。
さあ、フィールドワークにいざ出発。
地元の中学生に「Uターン、Iターンについてアンケートを取りました。
アンケートに答えてくれた中学生と一緒に記念写真。
こちらは方言について。台湾での方言の使用頻度は?
数時間後、充実した表情で集合場所にやってきた生徒からは、
「台湾の方はやっぱり優しくて、たくさんアンケートに答えてもらいました!」
「最初はなかなか声をかけることができなかったけど、だんだん慣れてきて積極的に声をかけることできるようになりました」
「付き添ってくれた大学生がとても親切でした。いろいろ話せてとても楽しかったです」
などの声が聞かれました。様々なハプニングはあったものの、とても良い経験ができたようです。明日は今日の教訓を生かし、さらにたくさんの台湾の方と交流を図って、良いフィールドワークをしてほしいものです。
写真下:お世話になった学生の皆さんと。
今日は、台湾師範大学の教授と学生に大変お世話になりました。授業やB&Sプログラムをセッティングしていただいた郭教授、そしてたくさんの台湾師範大学学生に心から感謝します。そして、台湾師範大学でのご自分の講義でお忙しいにもかかわらず、事前に甲南生のプレゼンテーションを見ていただき、たくさんのアドバイスをくださった高崎商科大学の萩原豪先生、本当にありがとうございました。明日はとうとう最終日!しかも一日歩きっぱなし。生徒も引率も気を抜かずに頑張ります!