「学びにUK」~報告④その2~3/6
午後の研修報告です。
オックスフォード大学大学院生(博士課程)のお二人が自分の研究についてプレゼンテーションをしてくれました。まさに、課題研究発表の”お手本”でした。
(引率者にも)かなり高度な内容でしたが、生徒たちは興味関心をもって食い入るように聞いていました。
【Agata さんの発表「新興産業が起こる環境体系について」】
【Nadia さんの発表 「英国とイランの関係について」】
【集中して聞いています!】
お二人のプレゼンテーションの後はそれぞれ質疑応答がなされました。参加した他の大学院生6人からも矢継ぎ早に鋭い質問や指摘があり、白熱した議論が展開されました。
「正解なき課題」について世界の英知が様々な視点から議論する、まさに「オックスフォード大学のリアルな研究の場」を体験し、生徒たちは「なぜ自分たちが課題解決型の研究に取り組んできたのか」の意味をより深く理解したようでした。実際に引率者二人も鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
そんな中、議論に割って入って質問する甲南生もいました。学んだことを即行動に移しながら日に日に成長する生徒たちを見て感慨深いものがありました。
【議論に食らいつく甲南生】
続いては、3グループに分かれてのディスカッション。テーマは自分たちで決定して、議論した内容を各グループでプレゼンテーションしました。
即興のディスカッションでしたが、どのグループでも生徒たちは大学院生と積極的に意見交換し、見事なプレゼンテーションを披露してくれました。
【グループ1】
【グループ2】
【グループ3】
本当に内容の濃い充実した2日間でした。
生徒たちは知識を積み重ねることの大切さ、自分の無知、物事を多面的に見る大切さ等々多くのことを学び、生涯忘れることのない貴重な経験をさせていただきました。
研修にご協力いただいた苅谷先生、大学院生の方々、本当にありがとうございました!
【別れを惜しみつつ…】