学年朝礼 11/20
11月20日(月)朝、学年朝礼が行われました。各学年の様子は次の通りです。
【1学年】
猪八重先生(国語科)講話要旨
「皆さん、新聞を毎日少しでも読んでいますか。また、テレビのニュースを15分以上観ていますか。できるだけ毎日社会情勢を気にしてほしいです。
その中で、皆さんには『批判的精神』を持ってほしいです。歴史的また現代において、場所や政治的、言語等あらゆるものに人間は縛られているという自覚が必要です。当たり前と思っていることに対して疑問を持つことで精神の自由度も違ってきます。
『批判的精神』を養うためには『知の体力』が不可欠です。そのためにも、新聞や本など活字にもっと触れてください。」
【2学年】
鶴園先生(英語科)講話要旨
「いつものようにキレイにノートを取り、宿題もちゃんと提出していたのに、中学校3年生の模試で著しく点数が下がりました。先生方にも不思議がられ、とても心配されました。
しかし、そのとき気づいたのは、『ノートをキレイに書くこと』『宿題を提出すること』、要するに『いかに先生に褒めて貰えるか』が目的になっていたということでした。
ノートや宿題は手段です。気づいたら手段が目的になっていることはよくあります。『目的が何で、達成するためにどういう手段を取るか』が大切です。家中の至る所に英単語を貼っていたのも、私なりの勉強方法のひとつでした。ぜひ自分の目的が何かを明確にしてください。」
【3学年】
櫻木先生(国語科)講話要旨
来春の大学生活に向けて、読書についての4冊の本を紹介。一冊目は大学生の新聞投書をきっかけに書かれた『死ぬほど読書』(丹羽宇一郎著)。読書は何のためにあるのかを考えさせてくれる一冊。
次に本の読み方について紹介した『本を読む本』(アドラー著)。大学生になって研究を進めていくときに必ず必要になる本の読み方について、4段階の読みをわかりやすく解説してあります。
あとの2冊はショウペンハウエル『読書について』、橋爪大三郎『正しい本の読み方』の4冊です。