全校朝礼 11/13
11月13日(月)朝、全校朝礼を行いました。
写真下:だいぶ冬季制服の生徒が増えました。
それに先立ち、表彰式を行いました。表彰された生徒は次の通りです。
【バドミントン部】
鹿児島県高等学校新人体育大会バドミントン競技(10/23)
・女子団体 第3位(代表 有川 花音)
【空手道部】
第51回全空連鹿児島県空手道選手権大会(11/5)
・男子団体形 優勝(代表 冨山 尊清)
【放送部】
第39回九州高校放送コンテスト鹿児島県予選大会(11/8)
[アナウンス部門]
・優秀賞 三原 楓花(2年)
・優良賞 辛島 綺羅里(2年)
[朗読部門]
・優良賞 竹山 英里(2年)
[ラジオ番組部門]
・「相棒は天の邪鬼」優秀賞(代表 川畑 雄聖)
おめでとうございます!
表彰式後、原之園校長から以下のような話がありました。
“not because they are easy,but because they are hard.”(要旨)
人間ドックで同年配の医師から「太り気味なのは感動が足りないからでは。高校生ほどには感動しないから心拍数が低下し基礎代謝量が減少しているのでは」と冗談交じりに言われた。
心拍数は寿命に大きな影響を与えるらしい。もはや古典的名著「ゾウの時間 ネズミの時間」(本川達雄)に詳しい。ゾウもネズミも心臓は15億回打って止まる。生物学的には人間の寿命は26歳余り。縄文人は30歳余りらしいから妥当か。(図書館に蔵書あり)
実のところ、心拍数が少ないのは体質的なものなのか。高校時代から言われていた。医者には反するが最近も映画で大変感動した。その映画ではエンドロールが流れるとき、号泣し拍手した人もいた。私の感動のポイントは少し違ったが。
その映画は米国の宇宙開発、マーキュリー計画、アポロ計画を支えた黒人女性たちの実話に基づいた「Hidden Figures」(図書館に蔵書あり)で日本語タイトルはなぜか「ドリーム」。
彼女たちはコンピュータ(計算手)と呼ばれた。後に現在の意味になったという。ソ連(現ロシア)との激烈なロケット開発競争、深刻な人種差別と男女差別の中、たくましく生き抜く黒人女性を描いた伝記的な作品。清々しくで元気の出る作品だった。
その中で改めて感動したのは「人類を月に」と明言したケネディ大統領の言葉だ。
“not because they are easy,but because they are hard.”
(人類を月に送ることは容易だからではなく、困難だから挑戦するのだ)
3年生の皆さん、困難から逃げてはいけない。試験の終わりを告げるベルが鳴り終わるまで全力を尽くすことを期待する。甲南生ならば出来ると確信している。