「学びにUK」6日目(3/7)現地報告
こんばんは、皆さん。現地時間20:30です。
イタリア出身のマザーの作ってくれたカツレツを食べて満足している堀切です。
本日は8:30にスタディーセンターに皆時間通りに集合。しかし、専用バスがこない。昨日の帰りもでしたが、最近この地区は交通渋滞がひどくなっているそうです。結局9:10にエンフィールドを出発してケンブリッジに向かいました。
岡本博士が学んでいた研究室を見せてもらいました。
10:30にはキャベンディッシュ研究所(Cavendish Laboratory)に到着。早速午前のセッションに入りました。今日のメインは2つです。博士課程の方のプレゼンを聞くこと。そして現在ケンブリッジで学んでいる日本人の学生と進路を中心に意見交換をすることです。
最初にケニヤ出身のMr. Tobiasのプレゼンを聞きました。小学校の頃からの学歴を示しながら、彼が現在ケンブリッジで学んでいる経緯と研究内容について話してくれました。ケニヤでの象と人間との共存についての話しは生徒には難しく、彼の話すスピードにどうにか食いついていました。以前であったら質問をすることも難しかったでしょう。よく頑張りました。
岡本博士のケンブリッジ時代からの友人でもあるMr. Tobiasは非常に心温かく紳士で、生徒たちが理解できるように言い方を変えて何度も説明を繰り返してくれました。環境保護と現地の人間の生活との釣り合いの取り方についての話は非常に興味深かったです。
その後、4人の日本人学生が生徒の前に立ち、質問に答えてくれました。皆さんケンブリッジに来るまでの経緯はそれぞれで聞いていて刺激的でした。共通することはアプライする(申し込む)ことと、チャレンジすることでした。
全体での質疑応答の後4人を生徒がそれぞれ囲んで交流会をしました。皆さんの研究内容は、哲学、金融経済、生殖細胞、医学と様々です!最初は、ケンブリッジで学んでいる方たちということで緊張していた生徒たちも馴染んできて、和やかな雰囲気の中で積極的に話をしていました。だんだんこの海外研修で真にすべきことをわかってきたようです。
学食で昼食を食べる間も話しは続いていました。たくさんの生徒からの質問責めに親切に対応してくれた4人の皆さんに感謝です。
午後は、ゆっくりとカレッジ巡りです。ケンブリッジは歩行者天国のエリアが広いからでしょうか、オックスフォードと比べて緑も多くより落ち着いている印象を受けました。カレッジの規模も大きいような気がします。
最初に訪れたKing's Collegeのチャペルは有名ですが、中も外もアメージングです!!これは、すごい。生徒達が30分も中にいて飽きませんでした。最後のTrinity Collegeまで3時間程度かけて歩きました。平川くんが「先生、これは写真を撮ってもダメですね。実際に来て見ないとこの感動は伝えられないですね」と言っていましたが、本当その通りだと思いました。
それにしても生徒は元気です。秋元先生が、「元気ですよね〜」といつもの笑顔で言うくらいです。生徒は毎日とても充実した時間を過ごしています。そして、常に深く考えています。セッション時やオックスフォード・ケンブリッジの街を歩いている時の生徒の目がキラキラして眩しいです、表現としてはベタですが・・・。
明日はUCLと大英博物館です。ガイドのタイバースさんにお会いするのも楽しみです。