甲南タイム 6/27
6月27日(月)の朝、各クラスで「甲南タイム」(生徒のプレゼンや先生の講話等の時間)がありました。各クラスの様子は次のとおりです。
1年4組生徒
「昔、僕は走ることが苦手だった。大人の中には趣味がランニングという人もいて、なんで大人になってまで走るのだろう、と疑問に感じていた。しかし、高校に入学して部活動を始めてから走ることが少しずつ好きになっていった。
走ることにはいろいろとよいことがあるようだ。ダイエットや体力向上、また心にも良い作用があるらしい。僕自身、走った後は頭がスッキリして勉強もはかどる。また、走っている時の景色の変化もとても楽しい。これからも走ることを楽しみたい。」
1年5組生徒
「中学生の頃、外国の人から動物園までの道を尋ねられたことがあった。当時の私は、自分の英語力で大丈夫だろうかと不安に思いながらも、がんばって道案内をして大変喜ばれた。あの時は勇気をふりしぼって本当に良かったと思う。でも、今の私は困っている人に声をかけたり手助けをする勇気が出ずに見て見ぬふりをしてしまうことが時々ある。中学時代のことを思い出し勇気をもっていきたい。」
2年4組生徒「私の好きな名言」
好きな名言として、元プロスポーツ選手や芸能人が作成したカレンダーにある言葉をいくつか紹介してくれました。たくさん紹介してくれたので、2つだけを抜粋します。まず「whyよりもhow」。うまくいかない時に「なぜうまくいかないのか」と悩むのではなく「どうやったらうまくいくのか」を考えるという意味の言葉。次に「三日坊主はバンザイ!」という言葉。ネガティブな意味で取られる言葉ですが、3日続けただけでもすごい。そこから1週間坊主、1ヶ月坊主と増やせば良い、というポジティブな意味に変えた言葉。
このように、まわりに名言をおいて元気をもらっているということでした。
2年6組生徒
小学生から続けてきた書道を実際に書いてくれました。
漢字は、クラスメイトが好きな漢字「蔵」と「克」です。さすが達筆!
3年7組生徒
「バスケットボール部で九州大会に出場してきた。この大会もだが、これまで、甲南高校のOBの方々が厚い支援をしてくださり、大変感謝している。応援してくださる方のおかげでいい結果が残せたと思う。これからは、入試の方に切り替えて、進路でも良い結果が残せるよう、周囲の支援に感謝し頑張っていきたい。」
3年8組生徒
「1日に一人86,400円ずつ支給する村があった。このお金は、翌日に繰り越すことができないという決まりがあった。賢いものは必要なものを買うなどしっかりとした使い方をする。愚かなものは無駄なものに使ってしまう。
この話では何を言いたいと思いますか。86,400円は1日の秒数で、1日86400秒は誰にでも平等に与えられているが、繰り越すことはできません。つまり、1秒も無駄にせず時間を使っていくことが、とても大切だということです。
数学科 時本先生
「先日、人から聞いた話を紹介します。
次の図形の面積を求めなさい。
答えは60cm2ではありません。これはマイクロソフト社の入社試験らしいのですが、物事をしっかりととらえることを見る試験だとのことです。
直角三角形であることを踏まえて、この三角形の外接円を描くと、その円の半径がわかると思います。
どれだけか。7.5cmです。ということは15cmの線を底辺にした時の高さが8cmにはなりえないという話で、この図形自体ありえない図形ということになります。
見た目や与えられたものを正しいと思いこまず、物事をしっかりとみる目が必要だを改めた感じた話を紹介しました。」