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甲南高等学校

剛 明 直(ごうめいちょく) 気高く 優しく 健やかに 

03-1 全校朝礼など Feed

2017年9月25日 (月)

全校朝礼 9/25

本日、全校朝礼が行われました。それに先立ち、表彰式を行いました。

表彰を受けた生徒は次の通りです。


【書道部】 

 第54回南日本硬筆展(9/9)

 ・南日本書道会賞 古井 志步(3年)

【陸上部】
 鹿児島県高等学校新人体育大会 陸上競技(9/15~16)

 ・男子100M 第1位 10秒73  竹之下 卓也(2年)

 ・男子200M 第1位 22秒03  竹之下 卓也(2年)

 ・男子走高跳 第1位 1m83 下村  翔英(1年)

 ・男子走幅跳 第3位 6m73   清野  瑛一朗(1年)

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皆さん、おめでとうございます!


表彰式後、原之園校長から以下のような話がありました。

“ホットパンツ”と“守破離”(要旨)

先日、生徒たちが教員に暑い日の私服を尋ねた。「私服はどのようなものがいいか」それに対して「ホットパンツはちょっと。バミューダはいいかな」と。しばらく間を置いて笑いが生じた。

一見、ほのぼのとした学園風景のようにも感じたが、皆さんはこの笑いを理解できますか。後で聞いたところ、“ホットパンツ”は“毛糸のパンツ”、“バミューダ”は“魔の三角地帯”ではないかと思った生徒もいたそうだ。先生方も分からないまま笑っていたようだ。

いずれも1970年代のファッションだから知らないのも無理はない。その場は何となく会話は進んだ。しかし、会話は本当の意味では成立していないのだ。会話を成立させるためには、お互いに一定の知識・常識が必要だ。“ホットパンツ”はともかく重要な話題の場合、共通の認識がない会話は危険だ。

皆さんは、本当に日常の会話が成立していると言えるか。社会生活で実りある会話には知識が必要だ。大学で研究を深めるためには相応の知識が必要だ。高校時代はその土台をつくりあげる時、学ぶ時だ。

ところで、「学ぶ時」と言えば“守破離”を耳にしたことがあるか。茶道部、剣道部等の武道芸道系の皆さんにはなじみの言葉かも。“守破離”は織田信長・豊臣秀吉の茶頭を務めた千利休の造語とか。“守は下手、破は上手、離は名人”の言葉もあるようだ。

“守”は一番難しい。あるがままを素直に受け入れること。型を作ること。“破”は考える段階。型破り。“離”独自の世界を創ること。

今、皆さんは一番難しい“守”の段階なのではないか。あるがままを素直に受け入れることは極めて難しい。まずは自分の型を作らなければ、“型破り”はできない。まずは基本的な知識を素直に受け入れじっくりと自分の型を。そして、さらに考える段階“破”、独自の世界“離”に達してほしい。

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2017年7月11日 (火)

学年朝礼 7/10

7月10日(月)朝、学年朝礼が行われました。各学年の様子は次の通りです。


【1学年】

永井先生(芸術科・音楽)

今回の講話担当は音楽の永井先生。昨年度の学年朝礼講話では、チューバを演奏されました(2016年7月11日付のブログ記事をご参照ください)。今年度は、先生の専門であるハープが登場。

写真下:多くの生徒が初めて見るハープ。興味津々です。

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写真下:ハープについて解説を行う永井先生。

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写真下:7組担任・数学科の中村先生とセッション。

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写真下:優雅なフルートの音色が武道館内に響きます。

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写真下:華麗な指さばきです。

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セッションでグノー作曲「アヴェマリア」、永井先生のソロで映画音楽「ひき潮」の2曲が演奏されました。その場にいた生徒、職員はうっとり。

永井先生、中村先生、素敵な時間をありがとうございました!


【2学年】 

連絡事項

・応援団&パネル係の募集について(パネル係を是非よろしく)

・進研模試未受験者について(終わってない者は申し出ること)

・8月学研模試について(受けられない者は早めに申し出ること)

・スマホ利用、制服の校章、服装、頭髪などの乱れについて(ゆるめない)

・オープンキャンパスについて(行くなら2年生のうちに意識を高める)

・採用試験に関連して(荷物の持ち帰り)

・W-KIについて(計画表の提出)

・関東同窓会より。2年生に対する評価が高かった。

・体育祭&文化祭について(メイン学年としての自覚を)

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講話(理科・重信先生)

「2年生の夏休みにやっておけば・・・と悔やむこと」

①将来について真面目に考える

考えることを避けて、なんとなくで勉強していた。

→ 勉強にも身が入らず、今から思えばとても非効率的だった。

→ 1つに決めないといけないと決めつけていた。複数あっても良い。

「分からないときは身近な人に自分について聞いてみる」ことも有効である。

②1・2年生までの総復習

3年生の夏休みに取り組み始めたが、全く足りなかった。授業内容が増える前に夏休みのまとまった時間を利用したい。

→ 「自分専用のまとめノート」作成はおすすめ。これも今のうちに始めるとよい。

→ 自分用の教科書になり、思考の整理にもなる。使いやすい。

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【3学年】

中須先生(数学科・学年主任)

「夏休みは入試の天王山である。有意義な過ごし方を考えよう。」

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講話では地歴公民科の花田先生が、過去受け持った生徒の受験の思い出を語られました。

・基礎、基本の毎日の積み重ねが重要。

・今から勉強して記憶が定着するのは3ヶ月後だから、この夏休みが大切。

「自分ならやれる」そう思って最後まで頑張って欲しい。

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2017年7月 3日 (月)

全校朝礼 7/3

本日、全校朝礼が行われました。それに先立ち、表彰式を行いました。

表彰を受けた生徒は次の通りです。


【陸上競技部】

 秩父宮賜杯 第70回全国高等学校陸上競技対校選手権大会

   南九州地区予選大会(6/16開催)

 ・男子100M 第5位 10秒98  竹之下 卓也(2年)

 ・男子200M 第2位 21秒94  竹之下 卓也(2年)

 ・男子4×100Mリレー 第6位 42秒15

  (鷲尾 将行、竹之下 卓也、北村 遥大、奧 柊大)

【ESS】

 第37回高校生英語弁論大会鹿児島県代表選考会(6/2開催)

 ・最優秀賞 岩元 美月(3年) 

 ・優秀賞 小玉 沙江(3年)

【卓球部】

 第70回鹿児島県高等学校総合体育大会 卓球競技大会(5/26開催)

 ・第3位 男子団体(代表 日高 丈貴)

【バスケットボール部】

 第70回鹿児島県高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(5/30開催)

 ・第4位 男子バスケットボール部(代表 福滿 凛平・髙松 知明) 

 ・優秀選手賞、得点王 林 宗汰(3年)

 ・ベスト5賞 谷口 彬(3年)

【カヌー】

 平成29年度国民体育大会 第37回九州ブロック大会(5/28開催)

 ・カヌースラローム男子C-1競技 第2位 栗脇 開世(3年)

 ・カヌースラローム男子K-1競技 第3位 宮川 遼大(2年)

【KBC】

 第64回NHK杯全国高校放送コンテスト鹿児島県予選大会(6/8開催)

 ・アナウンス部門 最優秀賞 濵田 香帆(3年)

          優良賞 石塚 真由(3年)

 ・朗読部門 優秀賞 門松 まど花(3年)

 ・創作ラジオドラマ部門 優良賞 作品名「失う前に」(代表 塩満 椋)

 ・校内放送研究発表部門 タイトル「ラジオde甲鶴戦」(代表 三原 楓花)

【書道部】

 第20回鹿児島地区高校揮毫大会(6/23)

 ・高文連賞

  創作部門 山﨑 夏那(2年)、原野 千香子(3年)

  臨書部門 濵田 茉衣佳(2年)、岩崎 理子(3年)、古井 志歩(3年)

 ・奨励賞

  1年生の部 小山 莉奈

【平成31年度全国高等学校総合体育大会のスローガン揮毫】(6/6表彰)

 ・感謝状 石原 美麗(3年)

【平成31年度全国高等学校総合体育大会】(6/6表彰)

 ・スローガン部門 優秀賞 福澤 美菜子(3年)

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前回の表彰式に続いて多くの生徒が表彰されました。

皆さん、おめでとうございます!


表彰式後の全校朝礼で原之園校長から以下のような話がありました。

甲南の不可思議な現象!(要旨)

今日は嬉しいことに、またまた表彰が多く、時間がありませんので、用意していた話(映画「メッセージ」と原作の関係)ではないのですが、少しばかり「甲南の不可思議な現象」についてお話しします。

皆さんは知っているだろうか? 学校の西側と南側の塀が交わる、横断歩道前の体育館アリーナ裏。高さ1.2m余りの石塀の上に、

両手一杯ぐらいの鳥の餌のようなもの(ペットフード)が“不定期的”に小山のように2ヶ所に置かれ、そして瞬く間に跡形もなく消滅する現象を。

〈疑問1〉なぜ、不定期的に“餌のような物”が置かれるのか?

その餌のような物は一見ペットフードみたい。小鳥が食するには少しばかり大きい。少なくとも、鳩かカラスぐらいの大きさがなければ口に入らないだろう。犬猫の餌にしては小さく感じるが…。そもそも交通量の多い交差点前で、犬猫や鳥の姿は見かけないが…。

〈疑問2〉餌だとすれば、なぜ“不定期的”なのか?

そして、それを“餌”として食しているのはなにものか?  

数日おき、あるいは1ヶ月おきに置かれるのはなぜか?“餌付け”や“飼育”ならもう少し頻繁に置くべきでは。

午前7時頃には置かれているが、数時間後には完全に消滅している。相当な健啖家か!

〈疑問3〉誰が何の目的で置いているのか?

そして、そもそも小動物に不定期に餌を与えるのはありか?

この不定期的な行為は、はたして“動物愛護”になるのか?

これも食料問題につながる、一つの“研究課題”だという校長の主張以外、特に問題はないのだが…。

情報を持っている人がいたら是非とも教えてほしい。

2017年6月20日 (火)

全校朝礼・表彰式 6/19

6月19日(月)の全校朝礼の中で表彰式が行われました。

5~6月、多くの部活動で熱戦が繰り広げられました。全ての生徒が全力を出し切りました。

今回、表彰を受けた生徒は次の通りです。


【陸上競技部】

 鹿児島県高等学校総合体育大会陸上競技(5/31~6/3開催)

 ・男子100M 1位 10秒92  竹之下  卓也(2年)

 ・男子200M 1位 21秒99  竹之下  卓也(2年)

 ・男子4×400Mリレー 3位 3分21秒39

  (竹之下  卓也、松  建臣、北村  遥大、奧  柊大)

 ・男子走高跳  2位 1m89    下村  翔英(1年)

 ・男子総合3位(24点) 代表  北村  遥大(3年)

 ・女子100M 3位 12秒75   塗木  ひかる(3年)

 ・女子200M 2位 26秒11   塗木  ひかる(3年)

【剣道部】

 鹿児島県高等学校剣道競技大会(6/3開催)

 ・優秀選手賞 森山 宗史朗(2年)

【空手道部】

 鹿児島県高等学校総合体育大会 空手道競技(6/7開催)

 ・男子個人形 3位 元  雄琉(1年)

 ・女子個人形 3位 新村  胡実(2年)

 ・女子団体組手 3位代表 内村  咲子(3年)

【水泳部】

 鹿児島県高等学校春季水泳大会 競泳の部(5/13開催)

 ・男子 100M背泳ぎ3位 1分03秒76  白濵 隆幸(2年)

 ・男子 400M自由形2位 4分26秒02  白濵 隆幸(2年)

 ・男子 200Mメドレーリレー3位 1分53秒33 代表 原口  大空

 ・女子 100M背泳ぎ2位 1分09秒46 脇本 詩子(3年)

 ・女子 200M個人メドレー1位 2分28秒17 脇本 詩子(3年)

 ・女子 200Mリレー3位  2分00秒10 代表 川畑 茉那

 鹿児島県高等学校総合体育大会 水泳競技(6/2.3開催)

 ・男子 400Mメドレーリレー3位 4分08秒35 代表 原口  大空

 ・女子 400M個人メドレー3位 5分24秒46 浦田  果穂(2年)

 ・女子 400Mメドレーリレー2位  4分42秒16 代表 川畑 茉那

 ・女子 400Mリレー3位  4分20秒05  代表 川畑 茉那

 ・女子 200M個人メドレー2位 2分27秒48 脇本 詩子(3年)

 ・女子 400M個人メドレー1位 5分10秒46 脇本 詩子(3年)

 ・女子 団体総合3位 得点59点    代表  脇本 詩子

0001皆さん、おめでとうございます!

2017年4月24日 (月)

学年朝礼 4/24

4月24日(月)朝、今年度初めての学年朝礼が行われました。各学年とも連絡事項、生徒に向けての講話がありました。


1学年:山下先生(地歴公民科)

「高校に入学して2週間が経ったが皆さんどうだろうか。授業が始まり、各種検診や行事など慌ただしい毎日で、今は緊張感があり気が張っていることだろう。5月はじめのゴールデンウィーク明けが心配だ。休みが続き、緊張の糸が切れてしまうと心身を壊してしまう。くれぐれも気をつけてほしい。」

写真下:「ほどほどの緊張感のある毎日を」と山下先生。

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2学年:上野先生(国語科・学年主任)

① 連絡事項(本字の日程・提出物関係の確認など)

② 校内における身の回りの自己管理について

③ クラス内の環境について

世の中には、心ない言葉を発したり、粗野な言動を取る人が少なからずいるようである。想像力を養い、他者に対する思いやりを持とう。

先輩学年であることを自覚し、落ち着いた良い環境を作ること。

④ 第1回服装検査

写真下:「中堅学年の役割を果たそう」と呼びかける上野先生。

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3年生:中須先生(数学科・学年主任)

「無言で貫く姿勢、3年生らしい態度で毎日を過ごしてほしい。」

その後、体育科の宇都先生、生徒会長の吉見くん、応援団長の南竹くんが甲鶴戦の感想を述べ、進路実現に向け学年の更なる団結を呼びかけました。

31写真下:甲鶴戦での応援団長という重責を果たした南竹くん。

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2017年4月19日 (水)

全校朝礼 4/17

4月17日(月)、今年度最初の全校朝礼が行われました。

それに先立ち、表彰式を行いました。表彰を受けた生徒は次の通りです。


【男子ソフトテニス部】 

鹿児島県高校団体選抜インドアソフトテニス大会(3/19) 第3位

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おめでとう!


表彰式後の全校朝礼で原之園校長から以下のような話がありました。

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校長の話(要旨)

“さくら”は絶対的に美しいのだろうか?

 「桜は日本を代表する花であり、春の別れと出会いを彩る。高校生は繊細な感受性を有しており、感性豊かだから、桜の微妙な美にも反応できる」というようなことを言う人がおり、いわば“常識”(絶対的なもの)だと言う。だが、“常識”は揺るぎない、絶対的なものであろうか。

 かつて“computer”は「計算する人、算定者」の意であり、パソコンを意味するものではなかったという。また、いまでは信じがたいが、部活動の練習メニューとして「ウサギ跳び」も“常識”であり、驚くべきことに練習中に水分補給などもってのほかであった。

 「士別れて三日会わざれば刮目してみよ」(三国志演義)、「動的平衡」(福岡伸一)に見られるように、人間自身も変容するものだし、すべてのものは変化し続けている。

   “常識”(絶対的なもの)というものは極めて限定的なものではなかろうか。時代、場所によって変わるものではなかろうか。“常識”とか“絶対的なもの”という呪縛にとらわれることなく事象をとらえ考えてみてはいかが。

 “常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう”(Albert Einstein)ということばもある。

 皆さんの“常識”とははたして何か? 先入観を捨てよう!教科書を、授業を、身辺の事象を刮目して見よう!疑問を持つことから学問は始まり、面白みも深まるのではないだろうか。

2017年2月27日 (月)

学年朝礼 2/20

2月20日(月)朝、学年朝礼が行われました。各学年とも先生から生徒に向けて講話がありました。3年生にとって最後の学年朝礼でした。


1学年:秋元先生(芸術科書道)

「自分の将来を何で決定づけるかは分かりません。

 例えば、上野動物園の園長をされた中川さんは、小学校四年生の時にどじょうを飼育していて、ある発見をしました。このことがきっかけで一流の専門家になっていきます。いつどこで興味・関心を感じるかは分からないので、忙しい日常であってもそのような気付き・出会いは忘れないで欲しい。

 また、次の五つの心を知っている人は多いと思います。書道部室にも貼ってありました。

『はいという素直な心』

『すみませんという反省の心』

『おかげさまという謙虚な心』

『させていただきますという奉仕の心』

『ありがとうという感謝の心』

この全てをできる人はなかなかいないと思います。高校生のうちに一つでも口にできる人になってほしい。人から信頼されて幸せな人生を築いていけるように、勉強も大切ですが、まずは人の心の大切さを大事にしてほしい。」

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2学年:西先生(理科) 

「明日から学年末考査が始まります。日程や範囲は事前に発表されていますが、(テスト勉強のための)時間が足りないと思う人はいますか?(ほとんどの生徒が手をあげる)

今回は、『時間』について話をしたいと思います。そもそもなぜ足りないと思ったのか。1日は24時間です。これは誰に対しても平等です。始めるタイミングが適切であったか、良く考えてみなければなりません。1年後には大学の前期試験です。先を見据えて時間をどのように割り振るか、良く考えてほしいと思います。

また、何のために勉強をしているのか考えたことがありますか。やはり短いスパンではなく、遠い未来のために勉強してほしい。私は、未来のより良い選択のために勉強をすると思っています。これからの社会は、AI(人工知能)が発達し、AIが個人のより良い選択をしてくれる時代が来るのかもしれません。けれど、自分が自分らしく生きるために…、自分が自分のためのより良い選択をするために勉強をしてほしいと思います。」

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3学年:小平先生(3学年主任、地歴公民科)

今後の日程・注意事項の確認

①前期日程試験

何があっても平常心で力を出し切ってこよう。どんな時も、甲南生らしい姿で。

②特別時間割以降の自習についての諸注意

③前期日程試験終了後  

切り替えて後期試験の準備を始めよう。必死になって後期対策を始められるような生徒は結果的に前期で受かっていることが多い。

④卒業式予行・卒業式について

式典という意識を持つこと。大きな返事は保護者への感謝の意である。

⑤3月中の登校について

高校入試があるので、必ずアポイントメントを事前に取ること。節度ある身だしなみを心がける。離任式への参加の際も同様である。

⑥前期試験の結果報告について

後輩のためにも積極的に協力をしよう。

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2017年2月 1日 (水)

全校朝礼 1/30

1月30日(月)朝、体育館にて全校朝礼が行われました。

それに先立ち、表彰式を行いました。表彰を受けた生徒は次の通りです。


【ESS部】

 第3回鹿児島県中高生英語プレゼンテーションコンテスト(1/8開催)

 ・第1位(代表) 上村高大(1年)、中峯明日香(1年)

【百人一首部】

 第43回鹿児島県新春かるた大会(1/15開催)

 ・初段の部 準優勝 取違初音(2年)

【外国人による日本語スピーチコンテスト】(1/21開催)

 ・奨励賞 カフクラ・ロイヤル(1年)

Photo皆さんおめでとう!


表彰式に続き、昨年4月から1年生と一緒に学んできたニュージーランドからの留学生、カフクラ・ロイヤルくんのお別れの式も行いました。

写真下:原之園校長から「甲南友情証書」を授与されるカフクラくん。

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写真下:全校生徒にメッセージを送るカフクラくん。

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英語とかなり上達した日本語を織り交ぜてお別れの挨拶をしてくれたカフクラくん。

・当初、全く知らない土地である鹿児島での生活がとても不安だったが、今では鹿児島が大好きだ。

・今回の留学は私にとって、とても素晴らしい経験だった。甲南高校の皆さんにも留学や海外へ旅をしてほしい。なぜなら、授業や教科書では学べないことがたくさんあるから。

など、素晴らしいメッセージをくれました。最後に、在籍したクラスに向かって「3組大好き!」との言葉、とても印象に残るものでした。

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カフクラ・ロイヤルくん、いつまでもお元気で!また、会いましょう!


表彰式、お別れの式後の全校朝礼で原之園校長から以下のような話がありました。

校長の話(要旨)

・「幸運の前髪をつかめ!」(Seize the fortune by the forelock.)

・「カフクラ・ロイヤル君。ありがとう!さようなら!」

 人は出会いによって、多くのことを学びます。

 カフクラ君に校内で出会うたびに、彼の性格でしょうか、育った文化の違いでしょうか、彼はいつも笑顔で「ハ~イ!」と挨拶してくれた。日本人にはなかなかできない挨拶だ。新鮮で、実に気持ちが良かった。ありがとうカフクラ君!

   ところで、カフクラ君は留学という幸運のチャンスを生かしましたが、皆さんは、「幸運の前髪をつかめ!」(Seize the fortune by the forelock.)を知っていますか。

  ギリシャ神話の神。幸運の神カイロスには、前髪はあるが後ろ髪は無い(大五郎カット…知らないだろうなぁ)という。だから、カイロスがやってきたら躊躇せず、前髪をつかまないと通り過ぎてからつかもうとしても、つかむべき後ろ髪がないので、カイロス(幸運)を逃してしまう。

  幸いにして、甲南生は「落ちるリンゴを待つな!」精神で何事にもチャレンジしている。3年生は次なるステージに飛び立つ。これからは1、2年生の皆さんが主役だ。今年は数字の並びも縁起のいい(創立)111年だ。さあ、あなたの「幸運の前髪をつかめ!」

注:Seize the fortune by the forelock.⇒ことわざ

注:カイロス⇒ポケモンのキャラクターではない。

注:大五郎⇒昔、流行った人気ドラマ(映画)「子連れ狼」の登場人物

2016年12月14日 (水)

全校朝礼 12/12

12日月曜日の朝、全校朝礼が行われました。

校長講話は次のとおりです。あわせて行われた表彰式の様子は改めてお伝えします。


【校長講話】(要旨)

〇自己責任と甲南力(チームワークの力)

・「500円おばさん」を覚えているだろうか?  

以前、中央駅付近で「500円ください」と物乞いをするおばさんが出没しているとの情報があった。純真な高校生から金品を搾取する新手の手法ではないかとの声もあった。真偽は不明だ。ただ「地球規模でものを考え行動する」甲南生なら自ら判断できると思った。

・その情報の中で、「生活に困っているのが事実としても、自分で努力すべきだ。自己責任だ」との声もあった。自己責任とは果たして何だろうか?

 ある調査(Pew Research Center2007)によれば、「自力で生活できない人を国が助ける必要はない」と考える人が、ほとんどの先進国が10%前後なのに、あの自己責任を強く主張する米国でさえ28%なのに、日本は38%でダントツだという。皆さんはどう考えますか?

・以前、マスコミを賑わした「生活保護費不正受給バッシング」も厳しいものがあった。不正受給者の割合は0.56%に過ぎないという。

 生活保護費のGDPに対する割合はOECD平均2.0%、オーストラリア5.6、英国5.0、フランス4.1、ドイツ3.3、米国1.2で日本は0.6%だという。

・関西お笑い芸人が多用する「しらんがな~」、つまり、他人のことは知らない。他人には干渉しないという言葉。すべては自己責任ということだろうか。

・日本は、これから少子高齢化が進行する中、ますます「自己責任論」は強まるかもしれない。皆さんはどう考えますか?

〇3年生の皆さんに言いたい。

受験は自己責任の部分も多分にあるが、甲南では受験は全体責任だ。否、「甲南のチームワーク力」だと思います。

これまで築き上げてきた「甲南力」を存分に発揮することを期待しています。皆さんも承知しているとおり、保護者の皆さんはもちろんのこと、後輩・教職員・同窓会が全力で応援しています。慌てず、焦らず、諦めず、最後まで頑張ってほしい!

2016年11月16日 (水)

全校朝礼 11/14

11月14日(月)朝、体育館にて全校朝礼が行われました。

それに先立ち、表彰式を行いました。今回もたくさんの生徒が壇上に上がりました。日々の努力が実を結びましたね。

表彰を受けた生徒は次の通りです。


【水泳部】

 鹿児島市高等学校新人体育大会水泳競技(9/22開催)

 ・女子200m自由形 2分26秒67 第3位 脇本詩子(2年)

 ・女子400m自由形 5分04秒74 第3位 脇本詩子(2年)

 ・女子50mバタフライ 31秒66 第3位 浦田果穂(1年)

【バドミントン部】

 鹿児島県高等学校新人体育大会バドミントン競技(10/28開催)

 ・女子ダブルス 第4位 井上綾乃(2年)、有川花音(1年)ペア

【演劇部】

 第69回鹿児島県高等学校演劇祭鹿児島市地区大会(10/28開催)

 ・優秀賞三席 代表・神水流未香(2年)

 第69回鹿児島県高等学校演劇祭県大会(11/10開催)

 ・優良賞 代表・神水流未香(2年)

 ・創作脚本賞 石田一登(1年)

【KBC(放送部)】

 第38回九州高校放送コンテスト鹿児島県予選大会(11/1)

 アナウンス部門

 ・優秀賞 濵上香帆(2年)、谷万葉(2年)

 ・優良賞 三原楓花(1年)

 朗読部門

 ・優秀賞 門松まど花(2年)、宮本純花

 ラジオ部門

 ・優秀賞 代表・塩満椋(2年)

【卓球部】

 第50回鹿児島県高等学校新人大会(11/5開催)

 ・男子学校対抗 第3位  代表・日高丈貴(2年)

【剣道部】

 第5回学剣連かごしま剣道選手権大会(11/6開催)

 ・高校1年生男子の部 第3位 森山宗史朗(1年)

【ソフトテニス部】

 第41回鹿児島県高等学校新人体育大会ソフトテニス競技(11/7)

 ・第3位 代表・黒瀬一貴(2年)

【空手道部】

 第36回全九州高等学校空手道新人大会 兼 第36回全国高等学校空手道選抜大会予選会(11月13日)

 ・女子団体 形 代表・内村咲子(2年)全国選抜大会出場権獲得!

 ・女子個人 形 新村胡桃(1年)全国選抜大会出場権獲得!

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皆さん、おめでとう!!


表彰式後の全校朝礼で原之園校長から以下のような講話がありました。

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校長講話 「KPと念ず」 (要旨)

 皆さんは「Kitchen Police」を知っているだろうか?

 先日夕刻、校長に面会を求める方が来ておられるとのことであった。図書館から駆けつけると年配の方が玄関4階部のドームをしみじみと眺められていた。

会うなり、「後輩の生徒の皆さんに伝えて!」と万感の思いを語り出された。辞退されたが校長室に案内してお話を伺った。甲南2期生で85歳、関東在住で創立110周年式典には都合により出席できないが、数十年ぶりに帰省したので、我が人生の原点に立ち寄ったと語り始められた。

  戦中戦後の激動の苦難の中、当時、本校内にあった寮での生活のこと、受験失敗、苦学のこと、アルバイトのこと、欧米での仕事のことなどであった。

東京で学費や生活費を稼ぐために、やむなく進駐軍(米軍キャンプ)で働いたことを熱く語られた。そのバイトが「Kitchen Police」であったという。その方の弁では「皿洗い」であるという(炊事のことを言うらしい)。

 進駐軍でただひたすらに働く中で、英語を習得し、その後、貿易関係の会社に入社し、欧米各地で活躍し成功したことをしみじみを語られた。特にカリフォルニアでは農園経営を任され、移民労働者の指導等で苦労したことなどを語られた。

 後輩の生徒に皆さんに是非とも伝えてほしいと熱く語られた。

「自分を支えてきたのは、『剛明直』『気高く優しく健やかに』であった。ただひたすらに思い、信じて信じて耐えて生きてほしい。そうすれば、道は開ける」

 この先輩の話を聞いていて、思い出したことがある。それは、坂村真民氏(熊本出身、詩人)のあの有名な「念ずれば花開く」である。先日、たまたま某所を歩いていたら、錦江湾を見下ろす丘の上に「念ずれば花開く」の石碑があった。

話によると石碑は全国、全世界にあるらしい。「念ずれば花開く」は「祈れば思いは叶う」と意味であろうが、古語「念ず」には、もう一つ意味がある。それは、「我慢する。耐える」と言う意味である。夢実現を願い思うこと、ただ思うだけはだめだ。夢を実現するには耐えることも必要である。特に、受験勉強中の3年生諸君に、この「念ず」の意味を送りたい。

 19日は創立110周年記念式典がある。皆さんの誇りある姿勢を先輩方に示せることを期待したい。


11月も半ばになり、多くの生徒が冬服に衣替え。

体調に気をつけて元気に過ごしましょう!

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