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甲南高等学校

剛 明 直(ごうめいちょく) 気高く 優しく 健やかに 

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2022年11月 3日 (木)

コーチングセミナー(2年生)

本日の6限に成基総研コーチング室室長の大村伸介先生をお迎えして

コーチングセミナーを行いました。

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シンギュラリティという概念を紹介し,人工知能が人類を超えるのは

2045年ごろと考えられていることや,今ある職業の半分が

AIにかわる可能性があることをお話しした後,これからは

異文化を超えて関係を作るコミュニケーション能力が必要ですと

話されました。

コミュニケーション能力とは「互いに~しあう力」ということで,

早速「背中合わせになってスクリーンにうつる絵を片方が説明しながら、

もう片方のスクリーンが見えない側が絵を描く」ワークを実践しました。

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 写真下:上手に説明したから,うまく描けましたね

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自分の思うことや考えることがうまく伝わらないとき,ついつい

コミュニケーションを相手のせいにしていることがあるけれど,

コミュニケーションの起点は自分だから,自分を変える必要があると

話されました。

高く飛べるはずのノミにコップをかぶせるとコップの高さしか

飛べなくなるというエピソードから,人も同じで思い込みや信じ込みで

変わること,できると信じて自分の短所を見方を変えてみることが

できるかなど,「うまくいったらどうしよう」のようなポジティブな

考え方をすることで,人生を歩んでほしいと話されました。

写真下:スライドによる紹介Win_20221102_15_05_14_pro

になるセミナーでした。

 

2022年10月28日 (金)

課題研究中間発表 ~2年生~

本日午後、2年生のSSH課題研究中間発表が行われました。

審査委員として大学の先生6名にもお越しいただきました。

写真下:発表の様子

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本日の発表は,予選を通過した10組による発表会で,次のようなテーマで発表しました。

「茶殻の活用~茶殻の無限の可能性~」

「外国人技能実習生とともに暮らすために私たちができること」

「鹿児島城 御角櫓」

「光の色による植物の聖地用の関係とその利用」

「色覚異常について」

「重力発生装置セントフュージュの活用」

「センテラス天文館を活性化させよう」

「紙のシワシワ」

「ルービックキューブで高校数学を考える」

「クモの糸のしくみを利用して,集水装置を作る」

この発表会には1年生も参加しており、多くのことを吸収していました。

発表後、パワーポイントについて、人に聞いてもらい理解してもらううえでの大切なことや、研究に協力していただいた多くの人に感謝すること等多くの講評を受けることもできました。

今後、それぞれの研究をよりよいものにしていきましょう。

本日は、ありがとうございました。

2022年10月17日 (月)

ミニ課題研究発表会本選~1学年SS探求~

本日の6、7限は1年生でミニ課題研究の発表会(本選)がありました。

夏季課外期間中から行ってきた研究について、各クラスから選出された代表者が違うクラスに出向き発表しました。

Win_20221017_14_29_02_pro写真:1-2の生徒に向けて発表をする1-6の代表

それぞれプレゼンテーションの中身が創意工夫され、聴衆の生徒たちは質が高い同学年の研究発表に刺激を受けた様子でした。

Win_20221017_14_28_01_pro写真:廊下では、発表者が入念に本番前の打ち合わせ

Win_20221017_14_40_55_pro写真:図を用いた分かりやすいプレゼンテーション

Win_20221017_14_54_42_pro写真:丈夫なブリッジモデルを検証したグループは動画も見せます


今回の発表会は審査・講評のため、8名の鹿児島大学の先生方を講師として招聘しました。

全団体の発表が終わった後には、各学級に入っていただいた先生から、研究や学びについてのお話しをうかがいました。

Win_20221017_15_56_38_pro写真:教育学部の黒光先生による講評

発表(プレゼン)する際の「伝え方」については、話し方やプレゼンテーションの作成方法など、様々な観点から工夫できることを学びました。

また、今学んでいることが将来の研究の土台を作ることであり、どの教科も真摯に勉強するよう励ましもいただきました。

ミニ課題研究は一つの集大成を迎えましたが、さらなる研究が待っています。

今回の発表会で得た学びが、次の学習に生かされることでしょう。

2022年9月30日 (金)

1年SSH ~ミニ課題研究発表会予選~

1年生は、SS探究の時間にミニ課題研究を行ってきました。

4人1組で、「紙飛行機について」や、「トイレットペーパーの長さについて」などの課題の研究を夏以降取り組んできました。

今日はその課題研究の発表を、各クラスで行いました。

発表や研究内容をみんなで評価をし、上位2名が本戦に進みます。

写真下:発表の様子

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どのグループも、工夫されたよい発表だったと思います。

今回の発表で気づいたことを今後の研究に生かしてください。

そして、各クラスで選ばれた上位2グループのみなさん、次も頑張ってください。

2022年9月27日 (火)

実験・検証中! 〜1年生 ミニ課題研究〜

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されている本校。

1年生は、入学当初から毎週金曜日、課題研究に必要なスキルを身につける学びを積み重ねてきました。7月からは「ミニ課題研究」に取り組んでいます。

身につけたスキルを使って「まずは(取り組みやすく簡略化した)課題研究にチャレンジしてみよう」というコンセプトで、実施しているこの取り組み。

生徒たちは四苦八苦しつつ、グループで協力しながらテーマ設定、仮説立て、実験・検証、まとめと進めてきました。

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研究のまとめは、Wordで作成。

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9月30日、研究成果を披露する「課題研究発表会(予選)」を実施して、プレゼン能力の向上を図ります(10月には、各学級の代表グループによる本選を実施)。

各グループ、どのような発表をするか楽しみです!

2022年7月29日 (金)

KSWの取り組み~Konan Science Week~

1年生の夏季課外に欠かせないのは、SS探究Ⅰの内容を深める「Konan Science Week」。

 -通称、KSWです。

1学期に学んできたデータ収集やキーワード検索の仕方を身につけるべく、夏季課外の間毎日2コマを使って研究に役立つ様々な活動を行います。

前半の課外中に取り組んだことは↓

 ・論理的・批判的思考力養成講座

 ・統計講座

 ・統計グラフコンクールポスターのテーマ決め  etc...

普段の授業よりも深く、研究に必要な知識・技能を学ぶことができました。


前半の夏季課外の最終日となる本日は、鹿児島大学の研究室訪問。

Img_20220729_132956写真上:志水教授の研究室は、農学部所有の農園を見ながら集合

2~3人で研究室に直接うかがって、研究の内容や方法、学生生活について教えていただきました。

Img_20220729_145252写真:宮田准教授の研究室では、実際の器具(クリーンベンチ)で作業体験!

Img_20220729_133433写真:坂巻准教授の研究室で、害虫学について話を聞く生徒

大学で行われている研究の高度な内容に、生徒たちは一生懸命目や耳を使って理解しようとしていました。


「研究で失敗してもくじけないメンタルを、どうやって身につけたらいいか」。

質問コーナーで出てきたとある1年生の疑問に、宮田准教授は研究者としての姿勢をお話してくれました。

「研究の8割は失敗する。ではなぜ失敗したのか、単に事実を見つめて分析して、次の成功に繋げていく気持ちが大事です。」

夏季課外後半では、いよいよミニ課題研究に取り組みます。

今回の研究室訪問で、研究する上での思考力や方法についてたくさん学びがありました。

1年生諸君、失敗しても次の成功に繋げる気持ちを持って頑張ろう!

2022年7月25日 (月)

SS探究Ⅱ 最終報告会 

20日(水)午前中、3年生のSS探究Ⅱの最終報告会がありました。

今回は、熱中症対策・新型コロナウイルス対策により、zoomによる配信で行いました。

写真下 発表の様子

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写真下:各教室の様子

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化学分野、生物分野、地学分野、社会科学分野の代表がそれぞれ発表を行いました。

発表の後の質疑応答では、たくさんの質問がありました。

生徒からは「すごく勉強になった」「新しい発見があった」等の声がありました。

1・2年生は、今回の発表を参考に、自分の研究をよりよいものにしていきましょう。

2022年6月25日 (土)

より深い学びのために 〜研究を知る講座〜

6月24日(金)午後、SSH事業の一環である「研究を知る講座」を1年生対象に行いました。

これは、大学の先生の専門的な講義を聴くことで科学の奥深さや面白さを知り、科学への興味関心を高めて、科学に対する視野を広げることを目的としています。また、進路意識を高めることも目的としています。

今回、鹿児島大学から9人、鹿屋体育大学から1人の計10人の先生をお招きしました。

生徒たちは、10講義の中から興味関心のあるものを2つ選択して聴講しました(1講義50分)。

講義テーマ・講師及び講義の様子は、次の通りです。


1「マウスの音声コミュニケーションから探る脳と行動の研究」

菅野康太先生(鹿児島大学法文学部准教授)

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2「居住学について」

黒光貴峰先生(鹿児島大学教育学部准教授)

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3「理学部から医薬品開発を考える 〜タンパク質から作られるバイオ医薬品〜 」

伊東祐二先生(鹿児島大学理学部教授)

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4「魚類の神経行動学」

池永隆徳先生(鹿児島大学法理学部准教授)

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5「超音波を使った化学のモノづくり研究」

二井晋先生(鹿児島大学工学部教授)

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写真下:超音波の作用を実感する生徒

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6「豪雨時の斜面崩壊発生予測システムの開発」

酒匂一成先生(鹿児島大学工学部教授)

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7「酵母が教えてくれること」

玉置尚德先生(鹿児島大学農学部教授)

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8「動物の遺伝子操作とその応

有村卓朗先生(鹿児島大学共同獣医学部教授)

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9「魚の行動解析を利用した次世代の創薬研究」

塩﨑一弘先生(鹿児島大学水産学部准教授)

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写真下:塩﨑先生の研究に欠かせない「ゼブラフィッシュ」に見入る生徒

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10「卓越したスポーツパフォーマンスの探究」

中本浩揮先生(鹿屋体育大学体育学部准教授)

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どの講義でも、生徒たちはメモをとりながら熱心に耳を傾けていました。

写真下:どの生徒も真剣です。

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ある生徒は、「どのお話も初めて聴くことばかりでとても興味深かったです。また、大学での学びの一端を知ることができました」と感想を述べてくれました。

生徒の皆さんは、今回の講義で学んだことを今後の課題研究や進路研究にいかしましょう。

貴重な講義をしていただいた先生方、ありがとうございました。

2022年6月20日 (月)

SSHの成果物について

本校のSSHに関する成果物をホームページにも掲載しています。

どうぞご覧ください。

甲南SSHの成果物 | 鹿児島県立 (pref.kagoshima.jp)

2022年5月11日 (水)

先輩に学ぶ! 〜SS探究Ⅰ 卒業生による講話〜

5月6日(金)、SS探究の一環で1年生を対象に、卒業生から課題研究に関する講話をしていただきました。

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毎週金曜日7限、課題研究の基礎について学んでいる1年生ですが、先輩たちが高校時代に取り組んだ課題研究や経験を知り、今後どのようにいかすか考えることを目的としています。

今回講話を行なってくれたのは、九州大学工学部1年・小村貫将さんと関西大学環境都市工学部1年・川上花さんの二人(ともに73期)。リモートで1年生に講話してもらいました。


小村さんは、甲南生時代、「マップによる台湾人観光客のリピーター増大」というテーマで研究。これは甲南1年時に選出され参加した海外研修プログラム「学び台湾」での経験がもとになったとのこと。

鹿児島県に観光で来る外国人で最も多い台湾の方々に、リピーターになってもらうためにはどうしたらよいか。アンケートや実地調査を行い、実際にSNSを通して使える観光マップを自分で作成するなど、社会科学の観点で取り組んだ研究でした。

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川上さんは甲南生時代、「酸化チタン光触媒による揮発性有機化合物の分解反応」というテーマで研究。「九州大学未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP)」に応募・採用され、九州大学で専門的な機材を使って行なった実験や検証結果を披露。

テーマとした大気汚染物質の除去方法について、高校時代取り組んだことが大学進学につながり、今後も研究を続けると話してくれました。

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2人は、的確な説明と見やすいスライドで、話してくれました。1年生は皆、メモを取りつつ食い入るように聴き入っていました。

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2人は「課題研究は簡単には進まないし、失敗や苦労が多い。でもそれにめげず、まずはやってみて。何事もチャレンジすることが大切」と1年生にエールを送りました。

先輩の研究を聴いて、課題研究に対する意欲、情熱が高まったことと思います。1年生、期待しています!

貴重な講話をしてくださった、小村貫将さん、川上花さん、ありがとうございました!

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