甲南高等学校
剛 明 直(ごうめいちょく) 気高く 優しく 健やかに
4月から実習を行なっている鹿児島大学教職大学院の小川先生の実証授業(研究授業)が12月12日(木)・13日(金)に行われました。
「ブタとウシの血液を用いて、どのような要因で赤血球な形が変化するか調べる」をテーマに、
①疑問点に対する仮説を検証するための実験計画を立てる
②立てた実験計画をもとに実験を行う
の流れで授業を行いました。
写真下:授業の様子
グループやペアで話し合い、積極的に活動していました。
赤血球の観察をみんな楽しそうに行なっていました。
12月10日(火)、2年生及び保護者を対象に進路講演会が開催されました。
講師に株式会社ベネッセコーポレーション 九州支社 鹿児島県担当の長 義幸氏をお招きし、「希望進路実現に向けて~”今”だからこそ大切にしたいこと~」という演題でご講演いただきました。
写真下:進路講演会の様子
自らの経験談を盛り込みながら、入試の仕組み、今すべきことを話してくださいました。最後に「変わるか、変われないかは自分次第。今日から受験生に!」というメッセージをいただきました。
講演会終了後、「まだ時間があると思っていたけど、危機感を持った。」「苦手科目の克服など、今すべきことがわかった。」という声がきかれました。意識改革に繋がる、講演会になったのではないでしょうか。
長さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。
12月9日(月)からの1週間、1年生芸術の時間は毎年恒例の「美術館鑑賞学習」が行われます。音楽、美術・工芸、書道の選択に関わらず、芸術の2時間の授業時間内で車で10分ほどの場所にある長島美術館を訪ねます。身近な場所にある施設で直接作品に触れることによってより親しみを持って芸術に触れる心情を育むのがねらいです
バスで移動後、2グループに分かれ、美術館の職員の方のガイドを聞きながら鑑賞します。
写真下:ガイダンスと鑑賞の様子
展示されている作品の中から、郷土ゆかりの作家たちの絵画、エコールドパリ以降の作家たちの絵画、薩摩焼の歴史と様々な表現、彫刻作品を生徒たちは熱心に鑑賞していました。
ある生徒は「こんな近くにこのような美術館があることを知って驚いた。中でも蝋燭でほのかに照らされた室内の雰囲気がなんとも言えない紫式部をモチーフに和田英作が描いた作品に感動した。ぜひまた何度でも訪ねたい」と話していました。
長島美術館と言えばそのロケーションと美しい庭でも知られています。お天気に恵まれ、学校に帰る前のほんの短い時間でしたが、それも楽しむことができました。
写真下:長島美術館の屋外の様子
美術館スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。今週金曜までよろしくお願いします。
12月5日(木)、今年度第2回リケジョに学ぶ最新の科学講座が行われました。
今回は、トヨタ車体研究所にお越しいただきました。
内容は、車開発の流れ・エアバック等のパーツ紹介・モデルを使った空力実験等でした。
写真下:講座の様子
実物のパーツ紹介等もあり、参加した生徒は興味深そうに話を聞いていました。
大変お忙しい中、ありがとうございました。
12月3日(火)、毎年恒例の茶道部許状授与式が行われました。
寒さが増す中、受験勉強も本格化し、勉強に勤しむ3年生に許状授与式が行われました。
3年間のお稽古を通して、お点前だけでなく、立ち居振る舞いや所作を身に付けました。
今年の3年生は1名(下赤楓奈さん)でした。
その後は,クリスマス茶会も開かれ,お茶とかわいらしいお菓子を美味しくいただきました。
ありがとうございます。
写真下:許状授与式・お茶会の様子
写真下:茶道部の集合写真
写真下:季節を感じる和菓子と季節のお花や「聖夜」の短冊
11月25日(月)に「先輩に学ぶ座談会」が開催されました。
講師として本校45期生の二宮悦郎先生が来校され,講話をして頂きました。
二宮先生は,現在,外務省EU(欧州連合)日本政府代表部参事官としてベルギーにて勤務いらっしゃいますが,石川県と福井県にて行われる北前船寄港地フォーラムで,伝統工芸品をアートとして世界に展開していく旨を説明するために一時帰国し,日程を調整してくださり,座談会のために母校へ来校してくださいました。
先生がこれまで歩んでこられた経験,特に財務省でのお話や日本を世界にもっと発信していくお話を伺い,私たち甲南生がグローバルな視点でもの考える機会となりました。ありがとうございました。
写真下:座談会の様子
写真下:二宮先生と校長
11月26日(火)、令和6年度「未来を切り拓く!新時代に対応した資質・能力育成推進事業」(令和の日本型学校教育推進支援プログラム)による国語科の公開授業が行われました。
1年生のクラスを対象に、前村友袈教諭が夏目漱石の小説『夢十夜』の「第六夜」を教材に、「運慶が明治の今日まで生きている理由」という課題を設定して、知識構築型ジグソー法で実施しました。
生徒たちは、夢の中の話という現実には起こりえないことが起こる世界に引き込まれつつ、主体的に意見や解釈を共有して読みを深めることができました。
ジグソー法による対話・協働、ロイロノートや生成AIによるデジタル活用、歴史・芸術・宗教に関する図鑑・書籍といったアナログ資料など、さまざまな要素が融合した、教員にとっても学びとなる公開授業でした。