ノコギリクワガタ展示中
7月16日から3年生の廊下にノコギリクワガタのオスを展示しています。
この夏は勉学に専念する3年生に、ほんの少し「童心に帰れる夏」をプレゼント。
【写真下:とある森から甲南高校に到着】
ノコギリクワガタのオスは体のサイズの個体差が特に大きく、大型個体は大アゴ(挟むところ)が大歯型に、中型個体は中歯型に、小型個体に小歯型(通称チビノコ)になります。
中歯型や小歯型を展示すると、よく「先生、このクワガタは今から大きくなるんですか?」と聞かれますが、蛹から羽化したクワガタの成虫は、それ以上大きくなることはありません。
温度や栄養状態等、様々な要因が指摘されていますが、端的に言うと「幼虫時代に大きく育ったものが大歯型になれる」。幼虫時代に十分に生育することが大切なのです。
生徒の皆さん・中学生の皆さん、よい環境でしっかり栄養を蓄えて(比喩的)、大型個体になりましょうね(これも比喩的)。
【写真下:クワガタと戯れる生徒】