本日の全校朝礼から、1・2年生のみの集会となりました。
表彰式では、2年SSHの代表者が出場したコンテスト、ESS部の生徒が参加した県のスピーチコンテストについて、表彰されました。
写真:3年生が不在で少し広い体育館
その後の講話では西中間教頭先生から、進級する前にもう一度生徒全員に心がけてほしいことを二つの点からお話されました。
一つ目は、今年教頭先生が学校説明会に出かけた中学校で、本校受験を希望していた中学3年生から「頑張ると努力するの違いは?」という質問を受けて、「明確な目標・目的があるかどうか」が違いであると西中間教頭先生は考えたそうです。
甲南生にはどんなことをいつまでに行うか定めて、地道に積み重ねてほしいとお話がありました。
二つ目は、国公立大学の推薦を目前にした生徒の面接練習から。
数人の生徒たちと面接練習をしたところ、大学で何を学びどんなことをしたいかについては明確に答えるが、高校3年間ではどんなことをしたのかという問いの答えには詰まる生徒が多く見られたようです。
本校のSSH課題研究では、仮説を立て・証明の道筋をつくり・誤りを正すという思考力を鍛えています。
その取り組みが勉強以外の面で大事なことであるとお話されました。
最後に、宮崎駿が答えたインタビューから抜粋して、
「自分自身にとって大事なことは、大抵面倒くさい。その面倒くささと立ち向かうと、達成感が得られる」
という言葉の紹介がありました。
生徒たちは、真剣に考える顔で静かに聞いていました。
写真:西中間教頭先生の講話