ニホンミツバチ講座の様子
7月13日(火)2回目のニホンミツバチ講座が開催されました。
英語科の出水田先生がニホンミツバチの生態や飼育について
分かりやすく説明してくださいました。
その後は残念ながら群れが崩壊してしまった巣箱を解体しました。
蜜蝋特有の甘いにおいが漂います。
群れが消滅してしまったのは残念ですが,
養蜂をしていく上では割けることのできない体験です。
群れが消滅した原因は,巣を餌とする害虫「スムシ」が
大量繁殖してしまったことによるものと判明しました。
「スムシ(巣虫)」は「ハチノスツヅリガ」という蛾の幼虫です。
蜂が作った自然巣はとても貴重なサンプルです。
観察を通じて様々なことが学べます。
精緻な六角形が何百と並んでいます。
蜂がなぜ,どのようにして六角形を作るのかは
未だはっきりとは解明されていない謎です。
蜂の世界の奥深さを感じる講座となりました。