外務省高校講座 1/21
1月21日、1年生全員を対象に「外務省高校講座」を実施しました。
これは、現役の外務省職員の方からお話を聞くことで、外交や国際問題に対する関心や理解を深めるとともに、進路選択の際の参考とするものです。
今回講師として来校してくださったのは、外務省アジア大洋州局北東アジア第二課外務事務官の森田大基(もりたたいき)さん。
演題は「これからの世界と日本 〜国際人材となる諸君へ〜」。
そもそも、「外務省」とはどのような省庁なのか、どのような仕事をしているのか、から森田さん自身がどのような高校大学時代を過ごしたか、高校生が成長していくためにどのようなことが大切かなど、多岐にわたってお話しくださいました。
写真下:「外務省・外交官は日本国民の平和と繁栄を築くのが仕事です」と森田さん。
甲南生へ次のメッセージを送ってくださいました。
【高校時代にやってよかったこと】
・必死になったこと(勉強でも部活でもなんでも)
・学問の基礎をつくったこと
・海外に出たこと(高校・大学でアメリカとフランスに留学)
・尊敬できる人に出会ったこと(友人、先生)
・負けたこと(負けたからこそ学べることがある)
【成長していくためには】
・自分の「指針」、自分の「武器」を持つこと
・何事にも好奇心を持つこと
全体講座終了後は、会場を大会議室に変えて、1〜3年生の希望者と森田さんで座談会を行いました。
生徒からは積極的に質問が挙がりました。
「近年の日本と近隣諸国との関係についてどうお考えですか」
「森田さん個人としての考えと、外交官の立場との間に葛藤があることはありますか」
「 世界で進むキャッシュレスについてどう思いますか」
「仕事に対する心構えを教えてください」
「外務省職員になるための試験について教えてください」 他
写真下:森田さんの話に、生徒は興味津々。
会終了後も、長時間にわたり生徒の疑問質問に対し丁寧にお答えくださった森田さん。ありがとうございました。ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。