助け合って災害を乗り越える 〜防災講話〜
自衛隊鹿児島地方協力本部 西 剛司3等陸佐には本校緊急対応マニュアルにご助言を頂いた後、全校生徒に向けて「防災講話」を行なっていただきました。
近年頻発する地震や豪雨などの自然災害の特徴や被害状況、自衛隊がどのような支援を行なったかスライドを使ってご説明いただきました。
写真下:「災害は決して他人事ではない」ことを改めて感じました。
災害には、
①自分や自分の家族を自分で守る「自助」
②災害を乗り越えた地域の人々で助け合う「共助」
③行政や自衛隊などの「公助」を加えてより幅広い支援や復興を図る
以上の流れでの対応が不可欠です。
では私たちが「自助」するために日頃行っておくことは何か。
・家族と話し合って防災意識を高める
・地震が起きたらどう行動するか決めておく
・ハザードマップ、避難場所、避難経路の確認
・水や食料の備蓄
写真下:緊急時の避難場所を確認しておくことも大切。
質疑応答では多くの生徒が積極的に手を挙げていました。
今回は、災害派遣で実際に使用する車両を展示頂きました。
写真下:本校駐車場にずらりと並んだ自衛隊車両。
写真下:実物を間近で見るのは初めてで、生徒たちは興味津々。
写真下:1トンの水を運ぶことができるトレーラー(左)と、1度に600人分の米が炊ける「野外炊具1号」
写真下:自衛隊員用の食事(レトルト)も展示。
本校では初めての試みとなった自衛隊による防災講話。災害支援の最前線で活動される方のお話を聴いて、生徒たちは災害にどう対応するか考える良い機会となりました。
西 剛司3等陸佐はじめ自衛隊鹿児島地方協力本部の皆様、ありがとうございました!