薩摩スチューデント派遣事業に甲南生も参加
皆さんは、「薩摩スチューデント」をご存知でしょうか。
1865年、薩摩藩の若者が海を越えてイギリスへ渡りました。彼らは、広く世界を見聞し、その多くはのちに日本の近代化を進める人材となりました。
今回、鹿児島県が主催する「薩摩スチューデント派遣事業」に、県内の高校生3人が選ばれ、イギリスを訪問します。本校からも2年生の池上楓佳さんが参加します。
写真上: 高見弥市の写真に見入る池上さん
池上さんは事前学習の一環として、甲南クラブハウスを見学。
薩摩藩の英国留学生として、イギリスに留学した土佐藩出身の高見弥市が、旧制二中の前身である鹿児島県立中学造士館で数学教師として勤めていたことを知り、驚いていました。
西橋校長からのアドバイスも受け,気持ちはいっそう高まった様子。
出発は今月18日。様々な体験を通してさらに成長して帰ってくることを楽しみにしています。