「学び台湾4期生」4日目(9/19)現地報告②
学び台湾の第一の目的は『研究の途中経過の発表』であり、生徒はこれまでグループに分かれてそれぞれ研究を進めてきました。壁にぶつかることも多々ありましたが、その度にお互いや先生方に助けていただき、なんとかここまで辿り着きました。
その途中経過を発表することができる1回目の機会。自分たちの研究は理解してもらえるだろうか、英語は適切だろうかという不安と緊張から生徒の顔がピシッと引き締まっていました。
写真下:甲南生によるプレゼンテーション。
また蘭陽の生徒さんたちのプレゼンテーションを見ることもできました。英語がとても滑らかで自然であること、プレゼンテーションの作り方がとても見やすいこと、伝えたいことが明確であることなど、甲南の生徒が学ぶことはとても多かったようです。
写真下:蘭陽生によるプレゼンテーション
今回は、プレゼンテーションの時間が押したため、用意してくださったお弁当を食べながら、プレゼンテーションの発表を聞きました。
写真下:お弁当を食べながら、今聞いたプレゼンテーションについて意見交換。
プレゼンテーションが終わったら、蘭陽女子校宮中学校の授業を体験しました。英語、中国語、数学の授業にそれぞれ分かれて参加しました。プレゼンテーションも終わり、一緒に昼食も食べ、すっかり打ち解けた様子。移動中も笑顔が絶えませんでした。
写真下:一緒に教室へ移動。
写真下:数学の授業風景。
続いて、体育の授業体験。蘭陽女子高級中学はダンスがとても有名であり、生徒たちも手を繋いでフォークダンスを踊りました。丁寧に教えてくれる先生と蘭陽の生徒たちを見よう見まねで、なんとか体を動かす甲南生。数十分後には2種類のフォークダンスを覚え、声を出しながら楽しそうに踊っていました。
写真下:ダンス風景。
そして、二胡や琵琶などの中国楽器を扱う音楽部の皆さんによる文化体験。それぞれの楽器は音を鳴らすのも難しく、生徒は試行錯誤していましたが、またも蘭陽の生徒たちは根気強く丁寧に教えてくれました。最後に、蘭陽生、甲南生みんなで「きらきら星」を演奏しました。
写真下:蘭陽の生徒さんによる演奏。
写真下:蘭陽の生徒さんに教えてもらいましたが、難しかったです。
いよいよ最後の閉会式です。曽校長から、この交流がこれからも続いて今後の台日交流の架け橋となりますようにとご挨拶を頂きました。たくさんの贈り物を頂き、たくさんの経験をさせていただきました。その温かな心とおもてなしの気持ちに生徒・引率共々感激しっぱなしでした。
校長先生を始め、先生、生徒さん方が、私たちのバスが見えなくなるまで手を振ってくださいました。