「学び台湾4期生」3日目(9/17)現地報告⑤
3日目の午後は
明日の学校訪問に合わせ鹿児島から校長先生が合流。
そのまま日本統治時代に温泉地として開拓された北投へ
写真下:校長先生と共に源泉の前で
写真下:北投の温泉の説明。源泉のため90度の温度
写真下:温泉博物館は工事のため休館。残念。
温泉街を少し歩くと、不思議な地上3階建ての木造建築が見えてきました。
写真下:北投公園の敷地内の建物
実はこの建物は台北市立図書館北投分館です。木造で、なおかつ自然の中にあるため気温の上がる日も涼しいエコなつくりです。また内部もとてもきれいで、非常に心地よい場所になっていました。
写真下:現地の言葉の絵本をのぞいてみる生徒たち
次はバスで移動し、儒教の創始者 孔子を祀った台北孔子廟へ行きました。この建物は1929年に再建された建物で、2008年に修復したため外観が美しい状態でした。高い外壁は学問は高く険しいという意味を表しているそうです。
写真下:学問の神様 孔子廟にて。
この孔子廟には猿の石像が4体いました。3体は日本でも聞き覚えのあるものです。
写真下:みざる(見ないの意)
写真下:きかざる(きかないの意)
写真下:いわざる(いわないの意)
さて、残りの1体は?
実は孔子の論語の一説
「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、 非礼勿動」
をもとに四猿がいたのです。
最後の1体は
写真下:うごかざる(おこなわないの意)
礼節にそむくことをやってはならないという4つの教えだったんですね。
また9月28日が孔子の誕生日のため、台湾では先生の日として休校になるそうです。その日にはお祭りがあり、地元の中学生がお祭りのため古楽器の演奏練習をしていました。
今しか見れない貴重な風景を見れました。
最後に夕食では校長先生を囲んで広東料理を食べました。
おいしい料理を前に校長先生と生徒たちの会話も弾んでいました。
写真下:甲南OBでもある校長先生と食事
明日はいよいよ宜蘭県にある蘭陽女子高級中学との交流の日です。
宜蘭のホテルへの移動後にも、プレゼンの最終確認を各グループで頑張っていました。明日の交流でも準備してきたものを精一杯発揮してほしいと思います。