「自分」をもっと引きだそう! ~W-KI 表現力研修~
甲南高校では、W-KI(総合的な学習の時間)プログラムの一つとして「表現力研修」を実施しています。
これは、生徒たちの様々な能力を引き出し、高校・大学・社会とあらゆる場面で必要となる自己表現力を高めるためのプログラムで1・2年生全員を対象としています。4年目となる今年度も、6月13日・15日の2日間、ご指導いただきました。
写真下:講師の瞳まりあ先生。
瞳まりあ先生は鹿児島市出身で、宝塚歌劇団月組で娘役としてご活躍された方です。2001年にマリアミュージカルアカデミーを開校されて以来、コンサート出演や演出家、振付家、ナレーション、ワークショップ、音読指導等幅広くご活躍です。本校で指導していただくのは4年目になります。
表現力研修は、堅苦しいものではなく楽しいゲーム形式。体全体を使ってコミュニケーションをとったり、ジェスチャーで表現したり、紐や新聞紙を何かに見立ててパフォーマンスします。
その中で、相手への思いやりや気づかいといった人として大切なものにも気付くことも目的としています。
はじめは、恥ずかしがっている生徒たちも徐々に表情が緩んで思い切ったパフォーマンスができるようになってきました。
まりあ先生が常に生徒たちに言った言葉、「人の目を気にしない」「この空間の雰囲気を作るのはみんな自身」。真剣に楽しむことで、空間によい流れがうまれ、この研修が終わる頃には生徒たちの持つ可能性がどんどん弾け出していました。
この表現力研修は、秋にもう一度行われます。成長した姿を瞳まりあ先生にお見せできるように日々笑顔で過ごしていきましょう。