学年朝礼 10/23
10月23日(月)朝、学年朝礼が行われました。各学年の様子は次の通りです。
【1学年】
上原先生(芸術科・美術工芸)講話要旨
「今日は、私の知人3人を紹介します。2人は女性で、自分の生き方を模索する中で鹿児島を飛び出し海外に出た人。もう1人は男性で、県外から鹿児島に移り住んできた人です。
最初の1人は、皆さんの先輩、甲南高校卒業の女性です。この方は現在フランス・パリに住んでいます。大学卒業後、単身フランスに渡り、苦労されながら語学を習得。あわせて、美術史の勉強をして、今では国家資格を取得されフランス国内の美術館・博物館でガイドの仕事をされています。70才とは思えない、とても元気で素敵な女性です。
2人目の女性も現在フランスに在住の方です。この方は、鹿児島県内の金融機関で10年間働いた後、一念発起。仕事を辞め、自分の蓄えでフランスに移り住み語学の勉強をします。その後、フランス人の男性と結婚をして今に至ります。
3人目はプロのイラストレーターとして活躍中のOさんという男性です。この方は、東京生まれ東京育ちという人で、大学も東京、イラストの仕事もずっと東京でされていました。年を重ね、人生を見つめ直した時、祖父が住んでいた日置市の吹上に移住します。Oさんは、幼い頃、毎年その祖父の家に夏休み帰省していました。幼い頃の自然豊かな田舎での記憶が忘れられず移住を決めたようです。
先日、このOさんが講演会の中で『作品づくりには原体験が大切。未来あるこどもたちにはいろいろな経験、体験をしてほしい』と話していらっしました。
人にはそれぞれの人生、それぞれの生き方があります。高校生の皆さんはまだまだこれから。たくさんの経験、体験を重ねて自分の生き方を模索してください。」
【2学年】
化学の前田先生よりご自身の経験をもとに。
「これから人生の大きな岐路がたくさんある。そんなとき、勝負どころ、頑張らないといけないところに敏感になることが大切。後悔しない高校生活を送ってほしい」とお話がありました。
体育祭、文化祭、薩摩半島縦走も終わり、部活動でも中堅学年として頑張る2年生。先日の縦走でも多くの2年生が上位入賞を成し遂げました。これからも勉強と部活を両立して頑張っていきましょう。
【3学年】
まず学年主任の中須先生が、合格祈願のだるまを手に、異動された先生方から69期生に向けてのメッセージを紹介しました。
次に6組副担任の北薗先生が」「人生頑張っていれば、必ず見てくれている人がいる。」という話を熱く語って下さいました。