3年激励会 ~センター試験での健闘を祈念して~
始業式の後、3年激励会を行いました。大学入試センター試験に向けて1・2年生から3年生にエールを送る恒例の行事です。
写真下:応援団のかけ声で3年生にエール。


写真下:1・2年生を代表して生徒会長の吉見君が激励の言葉を送りました。

写真下:3年生を代表して、前生徒会長の宮原君が決意を述べました。

3年生はより気合いが入ったことでしょう!
写真下:インタビューに答える3年生。

今日は、KTSの取材があり、数名の3年生がインタビューに答えていました。

甲南高等学校
剛 明 直(ごうめいちょく) 気高く 優しく 健やかに
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始業式の後、3年激励会を行いました。大学入試センター試験に向けて1・2年生から3年生にエールを送る恒例の行事です。
写真下:応援団のかけ声で3年生にエール。


写真下:1・2年生を代表して生徒会長の吉見君が激励の言葉を送りました。

写真下:3年生を代表して、前生徒会長の宮原君が決意を述べました。

3年生はより気合いが入ったことでしょう!
写真下:インタビューに答える3年生。

今日は、KTSの取材があり、数名の3年生がインタビューに答えていました。
冬休みが終わり、今日から3学期です。寒い中、生徒達は元気に登校しました。
写真下:アリーナからの桜島。朝は霞んでいました。

SHR、長めの清掃があった後、アリーナで始業式を行いました。

原之園校長が生徒に向けて次のような話をしました(要旨)。
〇「駿馬」は何を見ているか?
以前、しばらく住んでいた種子島の方から年賀状をいただいた。当地を懐かしく思い出したので、「種子島」のことを紹介したい。
鹿児島は南北600㎞あり、豊かな自然、様々な歴史を持っている。特色の一つに多くの有人離島、それぞれの特有の文化がある。種子島はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙機の打ち上げでも有名。九州最高峰の宮之浦岳を擁する険峻な屋久島と対照的になだらかでほぼ平らである。風を遮るものが無いので海からの強風が勢いよく吹き抜ける。
広田遺跡、平家落人の伝説など歴史的なものも多い。意外と、平安時代などの昔の言葉も残っているという。例えば「ばきー(馬貴)」は方言で妻のこと。平安時代、馬は貴重なものであり、妻はその馬より尊いという尊敬語とか。また実際に、かつて藩主島津氏から委託されて、貴重な馬を飼育していたという。
初めて、中種子町を訪問したとき、道路沿いの小学校に掲げてある言葉にふと心を奪われた。その日は、寒風が肌に痛いほどの日であったが、道路沿いの壁面に強く大きく書かれた文字、「よか馬は風に向かって立つ」。良馬は風が吹き付けてくる向こうに何を見ていたのだろうか?
3年生の皆さんは、あと数日でセンター試験だ。皆さんに吹き付ける風はどんな風か。高浜虚子の俳句に「春風や闘志いだきて丘に立つ」があるが、虚子が感じた風はどのようなものであっただろうか。風の吹いてくる向こうに何を見たのだろうか?
皆さんは、どんな風であろうとも、俯いてはいけない。逃げてはいけない。しっかりと受け止めなければならない。受験できることを感謝しながらしっかり全身で感じてほしい。
「風を感じる」とは抽象的な意味合いだけでは無く、受験当日、風を感じることが出来れば、冷静であるということであり、また、感じられれば心は落ち着く。
悩む者に光を与えた、作家のトルーマン・カポーティ(「ティファニーで朝食を」「冷血」「遠い声 遠い部屋」等の著者)の有名な言葉にも「何でも無いことを考えろ、風のことだけを考えろ」というものがある。
風には土地土地の色々な風味がある。二次試験は鹿児島のみならず、全国各地で受験することになろう。それぞれの土地の風を感じてほしい。あたふたせず、大学受験という、皆さんの人生に吹く風をじっくりと味わってほしい。
今年は酉年だが、「酉」には、鶏の他に、「酒つぼ」「実る、熟成する」の意味がある。今が甲南3年間の熟成の時だ。各自それぞれの「実り」を出してくれることを期待したい。 最後まで、怖れず、落ち着いて堂々と前進することを期待する。
そして、風の向こうに何があるか?自分で見つけてほしい。
1月9日(月)は成人の日で祝日。晴れてはいるものの、風が強く雲が多いです。学校内は静かですが、部活動で登校している生徒がいます。
写真下:午前中、グラウンドではハンドボール部が部活動中。

そんな中、北校舎3階、3年生の教室は1組から8組まで全ての教室に照明がついています。5日後に迫る大学入試センター試験に向けて多くの3年生が登校して最後の追い込みをしていました。
写真下:もう少しだ。がんばれ!

写真下:それぞれのスタイルで勉強。

正面玄関近くの階段の踊り場を見ると、旧職員や卒業生の方、在校生の美術や書道の作品が展示されていました。
写真下:薔薇を描いた油彩画。

写真下:桜島を描いた油彩画。

写真下:書道部員の作品。

昔から校内の各所に芸術作品が展示されていましたが、校舎改修のため全て外され倉庫に一時保管されていました。改修工事が終了し、新しく展示用のフックが取り付けられたので、改めて展示しました。
少し殺風景だった校内がグッと華やかになりました。今後も展示を充実させていこうと思います。
来月、2月9日、鹿児島県の三反園訓知事が来校されます(1月5日付の南日本新聞朝刊に掲載)。
「知事と語ろう未来(あす)の鹿児島」が(2月9日、甲南高校)開催されます。
三反園知事が、直接甲南生と意見交換し、鹿児島や日本の発展に貢献できる人材の育成を目指すというものです。
甲南高校は、鹿児島や日本に関わる諸問題について、平成13年から積極的に「課題研究」(KI、WKI)のテーマとして取り組んできておりますが、その研究成果の活動として、現在、生徒たちを同窓会のご支援を得ながら英国や台湾へ派遣して、当地の大学等で発表しています。
今回はその生徒たちの研究発表をもとに、知事と意見交換する予定です。なお、生徒は200人ほどが参加する予定です。
詳細は改めてお知らせいたします。
1月5日付の読売新聞紙面の「スクールMemory」というコーナーで甲南高校を紹介していただきました。
国有形文化財に指定されている北校舎および東校舎や伝統行事「薩摩半島縦走」、代々習慣として受け継がれる「門礼」のことが掲載されています。
写真下:ドームと桜島(2016年9月撮影)

写真下:35回を数える薩摩半島縦走(2016年10月撮影)

1月4日(水)から、「学びにUK」の第2期生を決める最終選考発表会が始まりました。
写真下:緊張感漂う中で発表が続きます。

写真下:質疑応答も英語で行います。

候補生41人が、これまで取り組んできた研究を英語でプレゼンテーションするものです。初日は11人の生徒が発表し審査を受けました。2日目は16人、最終日3日目は14人が審査を受けます。このあとイギリスに派遣される15人が決まります。(その他の生徒は広島大学、和歌山大学に研修に行くことになっています。)
それぞれベストを尽くしてほしいです。
甲南だよりNo.196が出来ました。2学期終業式の日に、生徒便で配布しました。
<内容>
1面 「はるかなる理想の嶺をめざして」創立110周年記念式典
2面 第68回体育祭 第56回文化祭 2017年度大学入試について
3面 生徒海外派遣事業「学び台湾」成果報告 「学びにUK」準備状況
4面 薩摩半島縦走 おめでとう!空手道部全国大会出場決定! 部活動成績
【甲南だよりNo196】
1面(766㎅) kd196_1.pdfをダウンロード
2~3面(1.54MB) kd196_2-3.pdfをダウンロード
4面(788㎅) kd196_4.pdfをダウンロード

今年度4回目となる共研幼稚園訪問ボランティアに行ってきました(前回のボランティアの様子は10月15日付の記事で紹介しています)。
なお、共研幼稚園は甲南の近隣の幼稚園です。甲南の活動にご理解・ご協力をいただいております。ありがとうございます。




甲南高校卓球部は、11月に行われた県新人大会で3位に入賞し、12月22日から鹿児島アリーナで行われた九州大会に出場しました。
写真下:手前コート、左が甲南卓球部

予選リーグで、宮古高校(沖縄)に3-2、青豊高校(福岡)に3-0で勝利したものの、古豪、都城商業に2-3で惜しくも競り負けて、決勝リーグに進むことができませんでした。
写真下:宮古高校(沖縄)と対戦の様子(ダブルス)。紫のユニフォームが甲南。

写真下:シングル

しかし、他県の強豪チームと対等にやれることを実感できた収穫の多い大会となったようです。チーム一丸となって、さらに日々精進していきましょう!

雲一つない、あまりの快晴に誘われて初詣の帰りに学校を訪ねると…
グラウンドから元気な歓声が…

サッカー部でしょうか?歓声とボールを蹴る快い音が響いています。
サッカー部の皆さんと、かなり年配の方々も…卒業生の方々もいらっしゃるようです。

一方、3年生の教室では上着も取って問題と格闘している姿が見られます。
3年生はすべてのクラスに相当数の生徒がいます。
3年生に刺激されてか…1年生、2年生も数名います。
健闘を祈ります。

謹賀新年!
でも、いつでも平常心の甲南でした。