学び台湾2期生 研修5日目
学び台湾研修、5日目の報告を現地からいたします。
今日はあいにくの雨模様。宜蘭(ぎらん)はもともと雨が多い地域だそうです。今朝はまず蘭陽博物館の見学から。ピラミッドが横倒しになったような面白い外観をしています。
また入場はチケットではなく、手にスタンプを押してもらって、入場するシステム。
建物は4階建て。まずエスカレーターで4階に上がっていきます。
4階は台湾の山林がテーマの展示。
3階は宜蘭平野の人々の暮らしの歴史がテーマの展示。
2階は海がテーマ。船の模型に乗っている生徒も。
生徒は思い思いに展示を見学しました。
次は設治記念品へ。宜蘭県の(今で言うところの)県知事を務めた西郷菊次郎が住んでいました。ボランティアガイドの李(リ)さんが分かりやすい日本語で説明してくださいました。
記念館内は個人の邸宅なので見学もそんなにかかりません。すぐ近くの西郷菊次郎が築いた堤防を見に行きます。
ガイドの李さんの説明はここまで。
お昼ご飯は宜蘭でも有名な渡小月というお店でいただきました。オシャレな盛り付けや珍しい料理など昨日までとはまた一味違った昼食となりました。
午後はお茶摘み体験。昨日お世話になった郭教授が薦めてくださった農園で、賞を取る高品質のお茶を生産なさっています。
早速着替えて茶摘みから。似合ってますね。
まず摘み方の説明を聞きます。1芯3葉が含まれるように摘むのが基本で、親指と人差し指で摘み取ります。
制限時間20分で(?)スタート。
唱歌「茶摘み」にあるように、♪摘めよ、摘め摘め、摘まねばならぬ♪
摘み終わった途端に雨が降りだします。
次は摘んだ茶葉を釜炒りします。
そして揉捻(じゅうねん)。手早くするのがコツ。
そして乾燥機で乾燥させます。
乾燥するのを待つ間に茶飴作りに挑戦。龍髭飴というらしく、麦芽から作った硬いみずあめのようなものを練って、捻って細くしていきます。ラーメンの手打ち麺みたいです。ただ、ものすごく細くします。
この道30年の達人にレクチャーしてもらい、さぁチャレンジ。上手く出来るかな?
(因みに引率者もチャレンジしました。出来はどうだったかって? もちろん、カンペキ!! …とは程遠いものになりました。トホホ(;つД`))
茶飴作りの後は茶碗へ名入れをします。
乾燥終了までの間、お茶をいただきます。
引率はもちろん…美味しくいただきます。
そして乾燥終了したお茶を袋詰めして、いただいていきます。
お茶農園を出たらまたすごい雨が。本当は羅東での森林地区の見学の予定でしたが、不可能になり断念。
夕食を少し早めにとり、明日に備えることにします。
ホテルでのミーティングのあと、各グループ、明日の台湾師範大学でのプレゼンの練習を一生懸命しています。明日、これまで頑張って準備してきた成果がでますように…
それでは再見♪