2016ひろしま総文 〜美術・工芸部門〜
現在、広島県にて第40回全国高等学校総合文化祭広島大会(ひろしま総文)が開催されています。これは、「文化系部活動の甲子園」とも呼ばれる大きな大会で、演劇や吹奏楽など25部門の各県代表が一堂に会し交流を行うものです。今回、本校からは、書道部・文学部・美術部の生徒が鹿児島県代表として参加しました。
7月30日・31日の2日間広島市で行われた美術・工芸部門に美術部3年の德永葵さんが参加。同じく県代表として参加した9人の生徒と共に全国の高校生達と交流しました。
写真下:全国から美術・工芸に青春を燃やす400人以上の高校生が集いました。
美術・工芸部門では華やかな映像での演出や講演会、広島県が発祥の「けん玉」を使った交流会が行われました。
その後、高校生達は作品が展示されている広島県立美術館へ移動。展示室内には各県代表の力作が所狭しと展示されており、高校生達は熱心に鑑賞していました。
写真下:自身の作品を解説する德永さん
美術館では5〜6人のグループに分かれて鑑賞会が行われ、德永さんは愛媛県や富山県などの代表生徒と一緒に鑑賞を行い意見交換。良い交流ができたようでした。
写真下:作品前にて
この作品のタイトルは「現在地」。桜島を遠くに望むモチーフが雑多に置かれた美術室内、その真ん中に座る自身を描いた油絵です。いつも放課後の時間を過ごす美術室で大好きなモチーフに囲まれている自分こそ、まさに「今=現在」の自分自身だということを表現した作品です。
写真下:引率の上原先生と原爆ドーム前にて。