学年朝礼 7/11
7月11日(月)の朝、全学年で学年朝礼を行いました。各学年、講話の内容は次のとおりです。
1学年:永井先生(芸術科・音楽)
音楽の先生らしく、チューバの生演奏を披露されました。
はじめに、チューバの特徴や金管楽器と木管楽器の違いなどを解説。その後、サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭(象)」「花は咲く」の2曲を演奏していただきました。月曜日の朝が、優雅なひとときに変わった1学年でした。
2学年:山元先生(保健体育科)
「人は思い込みで支配されている。今まで誰もやったことがないことは、他の人もやろうとしないし、そもそも考えもしない。自分が学生だった頃、陸上の世界大会で日本人選手がファイナリストに残ることはまず不可能だと思われていたし、自分自身、考えもしていなかったが、その後日本人選手のファイナリストは出た。もちろん、初めてのことを達成するには大きなエネルギーがいる。君たちは、無意識に限界をつくってはいないだろうか。まだ高校2年生。『マインドセット』を取っ払って、自分の可能性を広く見れば、未来はもっと広がるだろう。
また、過去の『事実』は変わらないが、過去の『意味』は変わってくる。同じ人間でも、今の生き方で過去の捉え方まで変わる。物事をどう捉え、どう生きるかでこれからが変わる。君たちの今後に期待したい。」
3学年:勇先生(英語科)
「自分たちの進路決定についてはどんな視点で選択しているでしょうか。18歳だった私を振り返ると、
・ 自分の成績でどこの大学へ行けるか知らなかった。
・ 親の意向の通りでいいと思い、あまり考えていなかった。
・ 小学校のころから漠然と教員になりたいという思いがあったが、その他の職業について何も調べることなく、社会に非常に多くの職種があることを知らなかった。
・ どのような大学で教員免許が取得できるかもよく知らずに進路選択をした。
と反省することばかりです。『高校の学び』はとにかく多くの知識を得る学びで、『大学の学び』は細かく焦点を絞った学びになります。ですから、進路決定をするこの夏に自分の将来をじっくり、たっぷり考えてほしいです。」
とクイズを交え、ユーモアあふれる中にも先生の思いがたっぷり詰まった講話をされ、3年生も熱心に聞き入っていました。