第2回学校関係者評価委員会
本日午後,第2回学校関係者評価委員会を二甲記念館で開催しました。
冒頭,校長先生から次のようなあいさつがありました。
・4期工事の開始により駐車場等でご迷惑をかけていること
・8月に1年生と2年生一部の教室が移動したこと
・SGHの活動が進んでいること
・9月に学び台湾研修が実施できたこと
・2年生の学びにUKの準備も順調に進んでいること
・今朝の朝刊に記事が2つでていたこと
そのあと,西校舎,西北校舎での授業の様子や施設を見学していただきました。
見学する中で委員からは次のような感想がありました。
・図書館の蔵書が多く驚いた。
・校舎が道路と近く不審者対策が心配だ。
・東校舎との距離があり,先生方もたいへんだと思う。
・廊下の清掃が難しそうだ。
再び二甲記念館に帰り,休憩後,学校からの説明を次の順で行いました。
・7月に実施した学校自己評価の結果について(左欄学校基本情報3-9学校評価にも掲載しました。)
・教務部,生徒指導部,進路指導部,保健部,事務部,1~3学年から自己評価と今後の取組について
・SGHの取組について
・信頼される学校づくりの取組について
その後,次のような質疑応答,意見交換が行われました。
・学校評価の項目の中で,3年生の評価が良くないものがあるが,どのように分析しているか?(→3年生は学年が上がって学習内容が高度化するにつれて自己評価が厳しくなっていく傾向があるのではないか。)
・学校評価の職員の自己評価を見ると,どの項目でもあまり良くないと自己評価している先生が1割いる。これをどのように分析しているか?(→怠けているというわけではなく,性格的に厳しい自己分析をされる方もおられる。現状維持をヨシとせず,常に前向きな姿勢を求めたい。)
・海外派遣事業を他の生徒にどのようにして影響させるのか?(→学年で発表させる機会を設けている。クラス内でやりとりをするなかで切磋琢磨の状況が生まれると思う。)
・学び台湾・学びにUKの男女比はどうか?(→女子が多くなる傾向)
・体調不良による欠席を少なくする具体的手立てがあるか?(→なかなか具体的な対応は難しい。体調不良という漠然とした言い方ではなく,症状をできるだけ具体的に言葉にさせるようにしている。)
・地震津波を想定した避難はどこに避難するのか?(→消防と相談し体育館アリーナ)・豪雨時の対応はどうか?(→交通機関が目安。早めの対応を心がけている。)
・登下校時の状況を見ると,やはり広がって歩いている。(→少しずつ良くなっていると思っているが,これからも指導したい。)
・中学校の全国校長会で記念講演をされたNPO法人ロシナンテス理事長川原尚行さんが「甲南高校の生徒がスーダンで医療活動をしたいとメールをくれた」と話をされ,びっくりした。鹿児島県から行った校長として鼻が高かった。