SGH国内研修(広島大学グループ)2日目
2年生SGH「学びにUK」国内研修2日目、広島大学での研修本番となりました。
今回の研修では、広島大学大学院国際協力研究科にお世話になっています。ここで教鞭を執られている力石真先生には、「大学レベル講義」の講師として毎年甲南高校に来ていただいています。
午前9時、研修のはじめにlce Breakingとして1時間自己紹介や広島大学で学んでいる留学生に質問などをしてポスターにまとめる活動をしました。
写真下:すぐに打ち解けることができました!
続いて、広島大学総合科学部国際共創学科の山田俊弘教授による
「The tragedy of the commons」asked the human population problem?
(「共有地の悲劇」は、人口爆発を問う問題だった?」
という講義を英語で受講しました。
写真下:みんな真剣な表情で聴いています。
この講義の後、ポスターにまとめたものをシェアしました。
写真下:グループごとに学んだことをシェア。
昼休み後、いよいよ甲南生の発表。生徒は自身の研究をまとめたスライドを使って英語でプレゼンテーション。
各生徒の研究タイトルは次のとおりです。
⒈「ジビエを利用して農業被害を抑える」(男子生徒)
⒉「エチオピアにおける都市周辺地域の家不足を緩和するには」(男子生徒)
⒊「鹿児島県における女性の雇用を農業で確保する」(女子生徒)
⒋「幼児期に遊びによってコミュニケーション能力を」(女子生徒)
⒌「ろう者が大学に進学するための支援」(女子生徒)
⒍「私たちの髪の毛で何人の子どものウィッグが作れるか」(女子生徒)
⒎「鹿児島におけるみんなが使いやすい多機能トイレ」(女子生徒)
⒏「スーダンのヨウ素不足を乳製品で補うには」(女子生徒)
⒐「霧島茶を県内の多くの若い人に飲んでもらうためには」(女子生徒)
⒑「漢方を用いて生活習慣病を予防する」(男子生徒)
⒒「カーシェアとの連携で鹿児島の公共交通をより便利なものに」(男子生徒)
⒓「鹿児島市の災害用備蓄食品の廃棄率を下げる」(女子生徒)
⒔「シルバー人材センターにおける高齢者の労働」(女子生徒)
⒕「水耕栽培の需要を高めるには」(女子生徒)
⒖「桜島噴火に備えた避難経路地図を作製する」(男子生徒)
⒗「タンザニアにおけるカテキンを使った下痢症予防」(女子生徒)
⒘「ギャンブル依存症問題と治療施設」(女子生徒)
⒙「左利きの不便さについて」(女子生徒)
写真下:留学生が選んだ各グループのベストプレゼンターが、全員の前でプレゼン。
時間はあっという間に過ぎて、午後3時、研修終了となりました。
今回の広島大学での研修、生徒は大変充実した時間を過ごすことができました。いろいろな国から来ていらっしゃる留学生の皆さんと英語をとおして交流したことで、自分の英会話力を計ることができ、また多様な考えを知ることができました。
広島大学の皆さん、ありがとうございました!
写真下:力石真先生(一番左)はじめお世話になった広島大学の皆さんと。