« 2015年12月 | メイン | 2016年2月 »

2016年1月

2016年1月31日 (日)

若き薩摩の群像(25)最終回

1年以上にわたって掲載してきた「若き薩摩の群像」に関する記事ですが,碑の下の方に掲示されている碑文を紹介し,とりあえず一旦シリーズ終了とします。(実際の碑文には句読点がついていません。また数字も漢字で書かれています。)

南面の下に碑の由来が書かれた碑文が2枚あります。

141103_120457w

碑の由来Ⅰ(南面下右側の碑文です。)
 1863年の薩英戦争で,ヨーロッパ文化の偉大さを知った薩摩藩では,前藩主島津斉彬の遺志をついで,イギリスへ新納久修以下の留学生並びに外交使節団を派遣した。当時幕府は日本人の海外渡航を禁じていたので,甑島大島辺出張として,すべて変名を用いた。
 一行は1865年4月17日串木野羽島浦を出航して,道中驚きの眼を見はりながら66日目の6月21日,ロンドンに到着。学生たちは,ロンドン大学に留学した。
 留学生とともに渡航した新納久修,五代友厚らは,イギリスで紡績機械を購入し,1867年5月鹿児島市磯に,日本最初の機械紡績工場,鹿児島紡績所を建設した。機械の据付や操業指導のため,来日した英人技師たちの宿舎が,磯に現存する異人館である。
 更に松木弘安は,かつて2年間イギリスに滞在した経験を活用して,イギリス外務省当局に働きかけ,天皇のもとに統一国家日本をつくる必要を力説して,イギリス当局の理解を得た。以来イギリスの対日方針は一変し,フランスが幕府を支援するのに対して,イギリスは薩長倒幕派を支援するようになり倒幕運動の進展に,重大な影響を与えた。
 また薩摩藩が,1867年のパリ万国博覧会に,幕府と対等の立場で出品することになたのも,彼らの働きの結果である。

140928_110723w_2

碑の由来Ⅱ(南面下左側の碑文です。)
 日本国内では薩長同盟の成立後,幕府と倒幕派の対立が激化し,国内政局は大きく動揺したが,倒幕派の頂点に立つ薩摩藩当局は派遣団からのヨーロッパ情報に,大きな力を得て,情勢を有利に展開した。
 留学生はその後,大部分の人が,アメリカやフランスに渡って留学生活を続け,帰国後明治政府に仕えて,留学の成果を大きく発揮した。鮫島尚信,吉田清成,中村博愛は共に公使となって外交界で活躍。田中盛明は生野銀山の開発に尽くし,畠山義成は東京開成学校長,森有礼は初代文部大臣となって,いずれもわが国の文教の発展に尽くした。松村淳蔵はアメリカアナポリス海軍兵学校を卒業してわが国海軍の建設に力を尽くし,海軍中将となった。留学当初13歳という最年少の長沢鼎は生涯をアメリカで送り,広大なぶどう園の経営とぶどう酒製造に新生面を開き,ぶどう王と言われた。
 また使節団の新納久修は家老,のち司法官となり,町田久成は内務省に出仕。五代友厚は大阪商工会議所を創設して,初代会頭となり,松木弘安は外務卿となって活躍した。
 このように,薩摩藩当局の勇気ある決断と若き薩摩の青年たちの積極的熱意とは,日本の歴史を大きく転換させ,新生日本を建設する原動力となったのである。

140928_110710w

北面の下に制作の目的が書かれた日本語と英語の碑文があります。

141103_120631w

(北面下左側の碑文です。)

 薩摩は,明治維新など日本の近代化に有為な人材を輩出した誇り高き土地柄であり,現代の私たちにも先人の情熱が脈々として流れています。
 この像は,日本の開花期に大きな役割を果たした薩摩藩英国留学生を主題とした「若き薩摩の群像」です。
 薩英戦争において西欧文明の偉大さを痛感させられた薩摩藩は,鎖国の禁を犯し,1865年,藩士17名の留学生を英国に派遣しました。
 一行は,強靱な士魂と熱烈な郷土愛をもって異国における数々の障害を克服し,学問や技術を修め,帰朝後は,黎明日本の原動力となり各分野で不滅の業績を残しました。
 わが鹿児島市が,今日50万都市達成の記念すべき時にあたり,私どもは,これらの偉業と,古来進取的であったわが郷土の気風に学び,あすの郷土の限りない発展を念じて,この像を建立したものです。
   昭和57年3月
                          鹿児島市長 山之口 安 秀
                                題字 山之口 安 秀
                                                               制作 中 村 晋 也

140928_110807w_2

(北面下右側の英文の碑文です。)

Satsuma, now Kagoshima, produced brilliant, far-sighted men during the Meiji Restoration (1868). In 1865, defying the Tokugawa Isolation Law, 17 courageous young students from Satsuma were smuggled to Europe and America to learn advanced Western technology. Overcoming great difficulties, they returned to become the driving force in the modernization of the feudalistic society.
 On the auspicious occasion of our city attaining the 500,000 population mark, we, the descendants of these dedicated men, erect this monument in commemoration to their ideals, and with the hope that we will continue to strive in their tradition to build a better tomorrow.

 Yasuhide Yamanouchi, Mayor
 Sculptor Shinya Nakamura
 March 1982

2016年1月30日 (土)

これは何の実?

南門を入ってすぐ左側で見つけました。細長い枝に札が付けられていて,「アイスバーグ」と書かれていました。バラの一品種のようです。調べて見ると,この実は食べられるそうです。どんな味がするんでしょうか?・・あっ,食べないでくださいね。

160130_093107w

立春を前に

校内の梅が,一輪花を開きました。正門入ってすぐ左側にある梅の木です。春はすぐそこまで来ています。がんばれ!3年生!!

160130_095458w

土曜授業

今日は土曜授業の日。1・2年は体育や家庭科等も含む通常の授業。3年生は,2次試験へ向けて個別添削指導も行っています。中には,出願の最終チェックを受けている生徒も。(写真は上から1年,2年,3年)。

160130_101155w_2

160130_100622w_2

160130_105106w_3

160130_105410w_3

160130_105459w_3

160130_105545w_4

 

2016年1月29日 (金)

推薦入学者選抜出願者数を発表します。

2月4日に実施される高校入試推薦入学者選抜の出願者数が本日県教委から発表されました。本校分は次のとおりです。(左欄学校基本情報「0-5中学生へのお知らせ」にも転記してあります。)

    募集定員 320
  推薦枠       32
  出願者数   42(13)

  ※出願者数の( )内は,「一定枠」での学区外からの出願者の再掲

結露してたいへんです。

つい2,3日前に雪が降ったと思えば,今日の温度計は20℃近くを指しています。そのためか,木製の廊下が結露して濡れています。清掃時間にぞうきんで拭き取る作業を行いました。

160129_125915w_2

160129_125809w

2016年1月28日 (木)

調理実習1/28

4限目に1年生の調理実習をのぞいてきました。調理実習の記事は今年度になって2回目ですね。

160128_120912w_2

今日の課題は「鶏肉を使った料理」。各班で知恵を出し合って,メニューもいろいろでした。40分で作ろうと始まりましたが,家庭科の森園先生の話では少し手際が悪かったとのことで,できあがったのは昼食時間になってからでした。それでも昼食時間内にかたづけまで終わったようです。

160128_121209w_3

調理実習の様子(写真40枚スライドショー約2分 音楽はTAM Music Factoryから「あこがれ色」)

160128_chouri.mp4をダウンロード

芸術科長島美術館鑑賞教室

今日から長島美術館鑑賞教室が始まりました。1年生の芸術の時間に近くの長島美術館に行き(美術館のバスで送迎)絵画やその他展示されている作品を鑑賞するものです。美術館の担当者から説明を聞いた後,それぞれ自分の好きな作品を探して特徴をメモしていきます。

160128_114249w

160128_114432w

160128_120736w

2016年1月27日 (水)

平成28年第1回甲南塾

本日,14:20から平成28年第1回甲南塾を行いました。
講師に南日本新聞読者センター長の甲南29期の岩松マミさんをお迎えしました。岩松先生には11月に1年生のW-KIの時間に新聞記事の書き方講座で講師をしていただいたことがきっかけで,ぜひにと甲南塾の講師をお願いしました。

[講演の要旨]
・のほほん,ぼんやり過ごした高校・大学時代だったが,そうするとどこかで必ずつけが回ってくるということを言っておきたい。当時は4大卒の女子は就職が大変だった。最初に受けた会社では何が求められているか考えずに落ちた。南日本新聞がたまたま女性記者を求めていて勢いで受かった。
・記者になって最初はチャラチャラしているなら辞めろと言われた。自分のテーマを見つけてがんばるしかないと思った。記者の仕事はどれだけ相手の話に耳を傾けられるかだと悟った。記事を書くことには責任が伴う。しかしダメなことはダメという勇気を持って書かなければならない。
・記者の良いところはいろいろな人に会えることだ。人のために役立ちたいと思うことが自分の力になることはノーベル賞を受賞された赤﨑先生から学んだ。宇宙飛行士の若田さんからは,いきなりホームランは打てない,日々の小さな目標と積み重ねが大切と教えてもらった。
・高校野球の県予選では3回戦までは負けたチームを見出しにする。みんながエースで輝いているわけでもない。それを支えている生徒にも注目したい。
・これから職業の半分はロボットが代替するという。人間にしかできないことは何だろう。考える力が必要だ。情報を選択できること,多様な価値観と向き合えること,ブラックなのかDVなのかを見分けられること,時代を読み,遠くを見通す視点が必要だ。

岩松先生には,新聞人としていろいろな角度から話をしていただきました。質問コーナーでは,記事の書き方や身の回りにあることをどう記事にしていくかという質問も出ましたが,「好奇心が大事」と言われたことが印象に残りました。岩松先生,お忙しい中,本日はありがとうございました。

160127_141916w_2

160127_150958w

160127_153318w

2016年1月26日 (火)

2月行事予定

2月行事予定表です。生徒便で今日配布しました。

2月行事予定表  16_02gatu_gyouji.pdfをダウンロード

<主な2月行事>
 4日(木)推薦入試のため生徒は自宅学習
 8日(月)全校朝礼
13日(土)土曜授業
19日(金)PTA理事会・専門部会
22日(月)3年特別授業終了
25日(木)国公立大学前期試験
27日(土)土曜授業
29日(月)卒業式予行,表彰式,同窓会入会式

カテゴリ