W-KI国内研修発表会(新聞記事発表) 2/15
本校における総合的な学習の時間「W-KI」。
1年生は4月から10月の前期に「地域研修」と称して、地元鹿児島の「食」「観光」「ビジネス」「環境」の各分野での人口問題に起因する諸課題について4〜5人のグループで研究、成果をポスター形式でまとめました(2018年10月18日付をご覧ください)。
後期となる11月〜3月、今回は「国内研修」と称して研究範囲を国内に広げ、個人でテーマを設定して研究、成果をB4サイズの新聞形式でまとめました(事前に、新聞の書き方についての講座も実施しました。詳細は2019年1月22日付の記事をご覧ください)
指導助言者として、鹿児島大学法文学部・工学部の先生10人をお招きしました。
今回の発表会は、前半組と後半組に分かれて、同じ教室内の人が書いた新聞を巡回する形式。新聞を読み、その執筆者と質疑応答を行い最後に評価票で相互評価します。
写真下:新聞について積極的に意見を交わす姿が見られました。
写真下:鹿児島大学の先生方からたくさんのご助言をいただきました。
写真下:「新聞書き方講座」でご指導いただいた南日本新聞社の方も取材に来てくださいました。(一番右)
質疑応答が終わったら、新聞のテーマ性や内容、説明について評価。
約2時間の発表会はあっという間に終了。はじめは緊張していた生徒たちも時間が経つにつれ積極的に発言する様子が見られました。
最後に各教室で鹿児島大学の先生方から総評がありました。ある先生は「テーマの設定や内容の充実度には個人差があったが、どの生徒も自分の視点でテーマを探し出し、まとめ、他者に伝えようという強い姿勢が感じられた。より一層理解を深め社会の課題に取り組んでほしい」とお話しくださいました。
今回の発表をもって1年生でのW-KIの取り組みは一区切りつきました。残りの授業では、1年間の振り返りを行います。また、この個人研究のテーマは2年生でも継続。より深く課題研究を進めることになります。
お忙しい中、来校くださった鹿児島大学の先生方、ありがとうございました!