日本の伝統芸を堪能 ~芸術鑑賞会~
宝山ホールにて、芸術鑑賞会を開催しました。
甲南高校では、「演劇」「音楽」「古典芸能」の3分野をローテーションで開催しています。今年度は「古典芸能」ということで「東西落語の楽しみ」と題して日本の伝統芸能を楽しみました。
出演者は、上方落語の桂福丸さん、紙切り芸の林家花さん、そして鹿児島出身の落語家・三遊亭歌之介さんです。
はじめに、桂福丸さんが落語の基本を教えてくださいました。冒頭から説明をしながら生徒たちの笑いをとっていて、さすがはプロ。
続いて、生徒たちに実際に落語体験ということで、壇上に3人の生徒が上がりそれぞれ出されたお題をすることに。
最初のお題は、落語でよくみられるうどんやそばをすする動作。扇子を箸に見立てて、さもそこにお椀や麺があるかのように振る舞います。
写真下:福丸さんのお手本。素晴らしい動きです!
3年生の女子生徒が挑戦。
写真下:なかなか上手です!
続いてのお題は、お酒をついで呑む動き。
このお題に3年の男子生徒が挑戦。もちろん、お酒は呑んだことはないのですが・・・。
写真下:上手!福丸さんから褒められました。
最後のお題はなんと幽霊!
3年の男子生徒がお手本をもとに挑戦してみましたが・・・。
写真下:ちょっとコミカルな幽霊になってしまいました。
ちょっとした体の動きや手の角度でいろいろな表現ができるとは、本当に奥が深いですね。
その後、福丸さんは落語「時うどん」を披露。
2人目は、切り絵芸の林家花さん。1枚の紙から鋏を使って様々な形をすぐに作り出します。
写真下:あっという間に舞妓さんが完成!
写真下:二羽のウサギが!
写真下:数学の先生の横顔もあっという間に作ってしまいました。
鋏を使いながら軽妙な語り口で会場を笑わせてくださいました。
トリはご存知!三遊亭歌之介!!
鹿児島弁を交えつつ、時事ネタから身近な話題まで織り交ぜながらの落語はわかりやすく楽しいの一言に尽きます。
写真下:生徒たちはずっと笑いっぱなしでした。
2時間があっという間に過ぎてしましました。最後に生徒会役員がお礼の言葉と花束を贈りました。
三遊亭歌之介さん、林家花さん、桂福丸さん、楽しい時間をありがとうございました!