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2018年12月 6日 (木)

平成30年第3回甲南塾を実施しました 11/1

去る11月1日(木)、本校アリーナで平成30年第3回甲南塾を実施しました。

今回お招きした先輩(講師)は、第40期生の中山洋彦(なかやまひろひこ)さん。

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中山さんは、現在、日本航空株式会社(JAL)の客室業務部キャリアサポートグループ長としてご活躍の方です。今回、「甲南生よ 大志をいだけ [君たちならできる!!]」という演題でお話しくださいました。

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はじめに、大学卒業以来勤続の日本航空株式会社がどのような会社かお話ししてくださいました。日本を代表する航空会社ということは知っていても、普段めったに飛行機を利用することのない高校生にとっては案外知らないことが多いです。従業員数、保有する飛行機数、国内外にはりめぐらされた路線のことなどなど興味深いお話をしてくださいました。

特に、鹿児島県は島しょ部を多く持つ県。島しょ部に多くの路線を持つグループ企業の日本エアコミューター(JAC)が果たす役割の大きさを生徒たちは知ることができました。大河ドラマ「西郷どん」とのコラボレーションといった素敵な企画も紹介していただきました。

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続いて、中山さんご自身の生い立ち、そして甲南生時代のことを写真を交えてお話しいただきました。高校球児として日々汗を流していた中山さん。当時の新聞に載った試合の様子をキラキラした目で紹介されました。

西橋校長が当時の英語担当の先生だったことも明かされ、生徒たちは驚愕・・・!

写真下:思い出を大切に保管されています。

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学生時代に続いて、入社当時のことを話された中山さん。はじめは右も左もわからない中で必死に仕事を覚え仲間と奮闘したこと、社内広報誌にインタビューが掲載されたこと、著名人の旅のお手伝いをしたことなど生徒にとって刺激的かつ職業観のお手本になるお話でした。      

写真下:広報誌の表紙を飾られたとのこと!

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その後、会社の大変な時期を目の当たりにして、つらいことも多かったが、鹿児島の大先輩・稲盛和夫さん(京セラ創業者)はじめいろいろな人との出会いがあって、気持ち新たに頑張り、現在充実した日々を過ごしていると話されました。

最後に後輩たちへのメッセージ。

中山さんは後輩たちに「皆さん、夢を描いていますか」と問いかけました。

「他人と過去を変えることはできません。変えることが可能なのは自分と未来だけです。」

「心が変われば、態度が変わる。

態度が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる。

人格が変われば、運命が変わる。

運命が変われば、人生が変わる。」

様々なご経験をされてきた先輩からの言葉。どれも生徒たちの心に刻まれたことと思います。

「大志をいだいてください。きみたちならできます!」

写真下:熱くメッセージを伝える中山さん。

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質疑応答では生徒たちの質問に丁寧に回答してくださいました。

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質問をした女子生徒は「私は客室乗務員(CA)に憧れていますが、CAはただお客様のお世話するだけと思っていました。でも中山先輩のお話を聴いて、おもてなしの心でもってお客様の大切な旅、思い出づくりのお手伝いができる素敵な仕事だと気付きました。より一層CAになりたいと思いました」と話してくれました。

写真下:生徒から花束贈呈。

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この日会場には、中山さんの親友で、高校時代共に野球部で汗を流した久保さん(甲南高校現PTA会長)が来場。笑顔の再会となりました。

写真下:数十年の時を超えて・・・(左から久保PTA会長、中山さん、西橋校長)

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写真下:後輩たちと一緒に記念撮影。

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中山洋彦先輩、素敵なお話をありがとうございました!

ますますのご活躍をお祈りしています。

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