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2016年10月13日 (木)

芸術鑑賞会を実施しました。

10月12日(水)、午後2時から鹿児島市の宝山ホールで芸術鑑賞会を実施しました。豊かな感性をはぐくむ教育の一環として、毎年この時期に実施しているもので、ジャンルはいつも変えています。一昨年は落語、昨年度はジャズバンドのステージ、そして今年度は、劇団アルファー青年劇場による「爺さんの空」を観劇しました。

元特攻隊員がかつて「特攻隊員」として青春をすごした鹿屋を訪ね、当時のことを孫に語っていくというストーリー。戦争の悲惨さ、平和の大切さを改めて考えさせられた素晴らしい舞台でした。

写真下:病身を押して鹿屋行きを決意する元特攻隊員の露木一郎。

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写真下:戦友との再会(左)。孫の翔に昔話を始める露木。

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写真下:それぞれの思いを胸に戦地へ向かう若い隊員達と見送る女性達。

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写真下:水盃を酌み交わす(左)。若い命を散らす特攻隊員達。

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写真下:迫真の演技に生徒達は皆、引き込まれました。

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終演後、本校演劇部の石田一登くん(1年)と大庭佑紀子さん(1年)に感想を聞きました。

石田くんは、「さすがはプロ、という素晴らしい舞台でした。照明や舞台美術の使い方が、とても参考になりました。場面の転換や幕間がスムーズで、待たされたという感じが全くありませんでした」と話してくれました。

大庭さんは、「主役はもちろん、脇を固める役者さん達ひとりひとりのキャラクターが立っており、そういう方々の演技も迫力がありました。広い舞台をうまく使っていたところが自分自身の演技にいかせると思います」と今後の抱負も語ってくれました。

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劇団アルファー青年劇場の皆さん、ありがとうございました!これからも全国で舞台の素晴らしさを広めてください。

※演劇の写真撮影およびブログへの掲載は、劇団の許可をいただいて行っています。

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