台風が心配されましたが，九州はそれて，１学期の終業式を行うことができました。終業式の前に，表彰式があり，クラスマッチ各種目の１位のクラスの代表が校長先生から賞状を受けました。
その後，100冊読破運動の表彰があり，700冊を越えた３年生の興梠さん，400冊を越えた３年生の福留さん，100冊を越えた６人が校長先生から賞状と記念のブックカバーを受けとりました。
この後，明後日から県の事業として実施される薩摩スチューデントに選ばれた３年生の小林さんがあいさつをしました。
表彰式終了後，終業式があり，校長先生から式辞がありました。
［校長講話の要旨］
・始業式で新しいステージに立とうと話したが，どうか。
・授業の在り方も少しずつ変わりつつある。グループ学習ではグループ内でしっかり教え会うことが大切。雑談をしていては意味が無い。
・１時間の授業が終わったとき，今何を勉強したのか，何がわかったのか，言葉に書いてみることをやってみてほしい。
・進路の手引きに「頑張るしかない」という文章を書いた。ぜひ読んでほしい。
・ノートをつくって，自分でテーマを決めて，自分の考えをまとめる訓練をすべき。・夏はお盆もあり，ご先祖を思う中で人と人のつながり，縁を感じる季節だ。７０年前まで戦争があった鎮魂の季節でもある。ただ暑いで終わらず何かを感じる夏にしてほしい。
・まもなく３期工事が終わり，４期工事が始まる。４期工事では正門付近も工事区域になる。今のような風景ももう少しで変わる。特に３年生は知っておいてほしい。
このあと，校長先生から，１学期に行われた瞳まりあ先生の表現力研修の紹介があり，全校生徒で「私あなたゲーム」をやりました。２，３年生も表情豊かにやってくれました。
終業式の最後は，永井先生の伴奏で校歌斉唱。大きな声で３番まで歌いました。
そのあと，進路指導部，生徒指導部，保健部の主任の先生から夏休みに向けての講話がありました。
［進路指導部松崎先生の話］
・学力検討会では，①土台が出来ていない生徒が多い。②苦手科目から逃げてはいけない。③高い志を持つことが大事。④体調管理ができることが大事。⑤我流では伸びない。この５つが話題になった。
・この夏をどう過ごすか，朝や夕方の補習もなく自分で自由になる時間が多くなる。どう時間をコントロールできるかが問われる。
・「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉がある。心の持ちよう次第で人生は変わるという意味で使われる。三者面談，オープンキャンパス等あるが，何を感じるか，変わろうと思うかは，皆さん次第だ。心の器を大きく持つことを期待したい。
［生徒指導部山元先生の話］
・甲南生は毎日，忙しい日々を送っている。同じような毎日で飽きている人もいるかもしれない。専門の陸上競技でも毎日同じようにトレーニングしているように見えるかもしれない。しかし，選手は毎日いろいろなことを考え工夫して練習をしている。毎日の生活を何となく繰り返して過ごすのではなく，自分自身と向き合って自分を成長させようと思うことが大事ではないか。
・夏は補導が行われる。ゲームセンターは出入り禁止だ，注意してほしい。
・不審者の情報がある。女子生徒は特に注意すること。
［保健部福留先生の話］
・健康診断後，まだ受診勧告書を提出できていない生徒は，夏休み中に受診すること。
・健康管理をすること。毎日の生活リズムを崩さないこと。補習期間もしっかり皆勤をめざそう。
