「学びにUK」~報告③その2~3/5
午後のセッションが始まりました。大学院生が10人も参加してくれました。国籍も英国・日本・ロシア・ポルトガル・韓国など国際色豊かです。これだけの国の人と英語を介してコミュニケーションすることができる…英語は「国際共通語」であることを再認識しました。
まず甲南生が学校紹介をしました。
続いて3つのグループに分かれて、各グループに大学院生が3人ずつ入って自己紹介をしました。
そして、課題研究のプレゼンテーション。生徒たちのこの自信に満ちた発表の様子を見てください! 本当によく頑張りました!
生徒の熱意溢れる発表を大学院生たちも真剣な表情で聞き入っていました。各生徒の発表後は10分程度の質疑応答がなされました。この質疑応答をとおして生徒たちは自分の課題研究をさらに進めていくための視点を得たようでした。
【大学院生も真剣です!】
【議論を深めた質疑応答】
最後にオックスフォード大学大学院教授で教育社会学の世界的権威でいらっしゃる苅谷剛彦先生に英語でご講話をいただきました。
先生からは「オックスフォードの街を実際に訪れ、オックスフォードの風に触れ、オックスフォード大学の学生と直に交流することは本当に意義深いことです。この機会に恵まれた君たちが(他者への還元も含めて)この機会を今後どのように生かしていくのかを考えることが大切です。」という主旨のお話をいただきました。
苅谷先生のご講話の後、生徒たちは積極的に先生に質問をしていました。そのすべてに対して先生は答えは示されず、物事の視点を示しながら「深く考えることの大切さや面白さ」を話してくださいました。
生徒は「言葉ではうまく表現できないくらい感動した。もっと深く学びたいと思った。」と感想をもらしていました。生徒にとっては「魂が揺さぶられた時間」だったに違いありません。お忙しい中、また休日にもかかわらず甲南生のために時間を作っていただいた苅谷先生、本当にありがとうございました。
明日もオックスフォード大学での研修です。またご報告します!