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2016年4月26日 (火)

「甲南タイム」を実施しました。

甲南高校では定期的に「甲南タイム」という時間を設けています。これは、各先生の得意分野や経験談など、普段は聞けない話を生徒達に話してもらう時間です。また、クラスによっては、生徒が趣味などの得意分野のスピーチもします。

今年度最初の甲南タイムを4月25日(月)に実施しました。2年生のあるクラスで、昨年度フランス留学をした美術の上原先生が講話を行いました。

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上原先生は、黒板に掲示したパリの地図や写真をまとめたプリントを使いながらフランスで体験したことを話されました。

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その中で、昨年11月に起きたパリのテロ事件に触れ、その時感じた空気やテロに屈しない姿勢を見せるパリ市民の様子などを伝えました。

講話の最後で、

「生徒の皆さんもいつかチャンスをつかんで海外に行き、自分の目で耳で広い世界を感じてほしい」

「テレビやスマートフォンの画面だけで物事を知ろうとするのではなく、自分の目で真実を、本物を見極めなくてはならない

と話されました。

3年生のクラスには、熊本の大学に通う椎原大貴さんと水元廉さん(本校卒業生)が来校。熊本で体験した地震について話をしてくれました。

2人の大学生から生徒たちに次のような話がありました。

「地震が発生した時、まわりに友人がいてくれたおかげで落ち着いて行動することができた。人のつながり、和は本当に大切

「SNSを活用して安全に避難することができた一方、そのSNS上で不安感を煽るようなデマが広がった。ありもしないようなことを広めてはならない」

「批判を恐れず、人のためにまず行動を起こすことが大切だ

写真下:熊本地震の体験を話す椎原さん(右)と水元さん

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